日記

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2006年3月1日(水) ロスタイム

昨夜はサッカーW杯のシュミレーション試合とも言われておりました日本VSボスニア・ヘルツェコビナの親善試合が行われました。前半は日本が1−0でリード、後半は相手方が2点取り返し42分経過。ここで相手方の選手が時間稼ぎとも思われる転倒で負傷処置に数分の時間をとり再会。ところが、残りわずか3分のロスタイムに中村俊輔のフリーキックを中田英寿がヘッドで合わせてゴール。サッカーでは極めて集中力が結集されるロスタイムで見事に同点に追いつきました。さてロスタイムとは、競技時間に算出されない時間で規定時間終了後に追加となる数分のこと。ラグビーなどでも負傷選手の処置などにかかる時間としてインジャリータイム(負傷処置時間)とも言われております。一般的には無駄に使った時間を意味するロスタイム。スポーツを問わず、この時間を互いに再度認め合うことで思いもよらない結果とドラマが待っていることに意味深な思いを感じます。

2006年3月2日(木) 紫ウコン

沖縄のレッカー会社様が「紫ウコン」を送ってくれました。「紫ウコン」は沖縄・奄美大島・屋久島などで栽培されているショウガ科の多年草植物で、胃腸・肝臓などに良く効くそうです。中国では明の時代の生薬研究書「本草網目」に上薬として掲載され、日本にあっても江戸時代から使用されているとのこと。ある書物には「人間の本来持っているはずの自然治癒力を活性化させ、健康を取り戻す効果がある」と書かれておりました。その他の効果としては、歯周病・口臭・胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・冷え性・肩こり・生理不順・血管の収縮をおさえるなどなど、さっそく熱湯で煎じて飲んでみたいと思います。ちなみにダイエット効果は抜群だそうです。

2006年3月3日(金) 高速道路上の二次災害

深夜に名神高速道路でパンク修理中の男女がトラックにはねられ亡くなったとの報道あり。パンクした女性からの電話を受け、現場に駆けつけた男性が修理中に二人ともはねられたとのこと。弊社も高速道路上の事故車等排除業務を行っておりますが、高速道路の路肩にて停車中の車両に後方から衝突してくる事故が毎年多く発生しております。四国においても高知道で通行規制にあたっていた警察官がトラックに衝突され死亡するという痛ましい事故など、過去に数々の停止車両への衝突事故が発生しております。私儀の経験にあっても、故障車を引き取りに出動した際、現地到着の数分前にお客様の車両にトラックが衝突したという事例があります。トラック運転手は居眠りであり、いかに高速道路上での路肩停止が危険であるかを身をもって体験致しました。高速道路上で故障などを起こした場合、路肩に車を寄せ、非常電話で道路管理者に通報、レッカー車が到着するまでは是非ともガードレールの外に避難して頂ければと思います。後方からの衝突など二次災害を防ぐのは容易ではありませんが、ご自身の身を守るための避難は迅速に対応することが必要です。

2006年3月4日(土) 恐るべしガードケーブル

毎日のように発生している交通事故。今日も早朝から高速道路上で大型車2台が絡む事故が発生しました。2台の大型車は縦列に衝突したまま路肩からのり面へ45度の転倒状態でした。あわや側道へ転落してもおかしくない大事故にあって、恐るべしは「ガードケーブル」です。積載満車の20t車2台を数本のワイヤーが支えているではありませんか。ガードケーブルは主として高速道路等に使用されており、弾性域内で働く複数のケーブルと支柱により構成され、車両衝突時の衝撃に対してケーブルの引張りと支柱の変形でエネルギーを吸収するもの。つまり、緩衝能力が大きいことから大型車に対しても十分な防護能力を有するのです。ただし、事故処理作業にあっては車両の様々な隙間にワイヤーがくい込んでしまい、クレーンによる事故車の吊り出しには困難をきわめます。今日も予想通り、車両の至る隙間にぎっしりとワイヤーがくい込んでおり、これらワイヤーから車両を引き離す作業中にあっては、いつ横転してもおかしくない状況にあることから、玉掛け作業もある意味命がけなんですよ。

2006年3月5日(日) 地域の子供会

町内の子供会歓送迎会ならびに育成会総会が行われました。子供会の年間行事と致しましては、地域体育イベント・クリーン作戦・ラジオ体操・こども太鼓台・餅つきなど、親子の触れ合いの場として、または子供たちの親睦や規律を図っていくものなど様々な計画を予定致しております。しかしながら、近年にあってはサッカー・バレー・空手などの団体に所属している子供たちが多く、各地域の子供会にあっては従来のような盛んな活動とはいかなくなってまいりました。一昔前は、ソフトボール・フットベースボールなどで各子供会が互いに競い合うほど熱心な活動を行っていたことを振り返って懐かしく思います。当時のような活動とまではいかなくとも、地域に密着した子供会をこれからも支援していこうと思います。

2006年3月6日(月) 野球人気の低迷

野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の一次リーグA組(日本・韓国・中国・台湾)が終了しましたね。昨日は韓国に破れた日本ですが、2次リーグでは奮起して頂きたいと思います。ところで、残るB・C・D組の予想はいかがなものでしょうか。B組(米国・カナダ・メキシコ・南アフリカ)C組(キューバ・パナマ・プエルトリコ・オランダ)D組(ドミニカ共和国・ベネズエラ・豪州・イタリア)と強豪揃いの各組合わせから勝ち進む各2チームとは・・・。ところで、昨日の日韓試合の観客数ですが、予想しておりました通り非常に少ない客入りでした。Jリーグ開幕と重なったこともありましょうが、野球人気の低迷をまざまざと見てしまい寂しい思いが致しました。はたしてWBCの2次リーグから決勝戦、またはプロ野球開幕に向けて新しい野球ブームが起こるのでしょうか。

2006年3月7日(火) (株)タダノ

(株)タダノ本社に展示しております歴史あるトラッククレーン2台を志度工場まで弊社の大型レッカー車2台で移動致しました。1960年代に製造されたトラッククレーン(TS−100とOC−7D)は、いずれも私儀が生まれた頃の時代に活躍した車両であり、ある意味親しみを感じながら移動業務を行わせて頂きました。ところで、タダノは1919年に創業され、1948年に多田野鉄工所として設立された国内のクレーンブランドであることは言うまでもありませんね。ちなみに、油圧式トラッククレーン1号機にあっては1955年に完成されたそうです。当時の吊り上げ荷重は10トン程度であり、それから時を経て1998年には550トンのオールテーンクレーンが発売されました。弊社もタダノ製品にお世話になっており、今後も多様なニーズに適用した車両を開発して頂きたいと思います。

2006年3月8日(水) 花粉症の季節

最近マスクを使用している人の姿が目に付くようになりました。いよいよ花粉症の季節です。私儀は花粉症の症状を発症したことはないのですが、症状を持つ方にとっては大変な時期なんですね。くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみや涙目などの肉体的な苦痛だけではなく、イライラしたり憂うつになったりと精神的にも変調をきたすとのことで、仕事や学業にも専念できないとよく聞きます。確立された治療法もなさそうで、予防としてはマスク・メガネ・帽子などを着用したり、洗眼・うがい・洗髪などを行うことで症状を抑えることが何より身近な防止策だそうです。そもそも、体に侵入した花粉(抗体)を敵として認め反応してしまう過敏な体質の人に起こるそうで、雑誌で見たことがありますが杉の木に囲まれた山間部で免疫をつける合宿をしている人もいるとか。このような花粉症状を発症する方には、いらだつ中にあっても車の運転中など特に注意を払って頂きたいと思います。

2006年3月9日(木) JHR部会

東京都内で全日本高速道路レッカー事業協同組合(JHR)の部会に出席。当組合は技術研修・事業統括・広報渉外の三部会と青年部会を構成し、レッカー事業の技術や顧客サービスの向上・共同購入または共同受注・業界のPR等を行っております。24時間365日のレッカー・ロードサービスにあっては、安心・安全の業務を遂行しお客様にご満足頂けるサービスをご提供しなければなりません。また、高速道路・一般道路問わず交通の円滑維持すなわち、おおよそ大多数の道路を利用するドライバーの権利保護を優先とし、迅速な故障車・事故車の移動を行うことで交通社会における経済や物流の損失をできるだけ抑制していくことも私たち組合員の責務であると考えております。今日の部会開催にあっても、オペレーターの更なる技術向上を目指した施策について熱い議論が行われました。明日は理事会の開催です。各事業所ならびに各社員の皆様方がより安全で安心したサービスを遂行できますよう、今後の組合活動に多くの提案を図ってまいりたいと思います。

2006年3月10日(金) JHR理事会

全日本高速道路レッカー事業協同組合(JHR)の本年度第6回理事会に出席。レッカー事業者が相集い日本国内で唯一の内閣府・国土交通省認可をもつ当組合、全国各地から出席する理事者各位の慎重審議が長時間にわたって行われます。私儀にあっても大変微力ではありますが、理事兼四国支部長を務めさせて頂いており、特に本年度は広報渉外部会の一員としてJHR広報誌を発刊させて頂きました。今後にあっても、本業界の更なる社会的認知を確立すべく組合員の皆様方と共に力を合わせて邁進して参りたいと思います。本業界に携わっておられます事業所の方々へ、本年のフロリダレッカーショー視察研修のご案内をお伝え致したいと思います。本年は5月12〜16日の3泊5日にてJHRが独自に計画致しました視察研修にご参加を募っております。ご予算にあってもお安く設定されており、詳しい内容につきましてはJHR事務局までご連絡頂ければと存じます。

2006年3月11日(土) 春霧

深夜(午前2時)トラック横転事故に出動中、前方の視界は50m程しか確認することができないほどの濃い霧が発生しておりました。国道通行止めの中、横転した車両にあっても間近まで確認することができず、深夜の静けさと濃霧とあってレッカー作業は事故の重大さをもみ消すような異様なムードの中で粛々と遂行されました。このような放射霧(放射冷却現象による気温の低下)を見るのは久しぶりで、無風ではありましたが最近にない肌寒さを感じました。また、同じ時間帯(2時30分)から高速道路も通行止めとなり、結局開通したのは10時もすぎたお昼前のこと。日中に辺りが真っ白な霧に包まれることも珍しいことでしょうね。

2006年3月12日(日) 丸亀競技場

一昨日の報道で、来年8月に大阪で開催される世界陸上選手権の事前合宿候補地に丸亀競技場が決定したと報じられましたね。ただし、合宿地に選ばれるかどうかは参加国との直接交渉とのことで、今後は県・丸亀市のキャンプ誘致活動への積極的な取り組みが必要となるそうです。ちなみに、今回の世界陸上は211ヶ国で3200人もの選手・役員が参加されるとのこと。世界トップレベルの選手が合宿を行うこととなれば、報道陣も含め競技場内では大変な賑わいとなるでしょうね。ところで、この丸亀競技場にあっては毎年サッカー天皇杯の準々決勝が行われ、弊社ならびに私儀の自宅目の前に位置することから、その競技が全景できます。大きな大会ともなれば、弊社前の国道は大渋滞するほどの賑わいで、ご近所のうどん屋さんなどは大繁盛とあいなります。今回のような誘致活動を通じ、是非とも「丸亀市」を他県民の皆様方にPRして頂きたいと思います。

2006年3月13日(月) 商店街の空洞化

ここ何年も商店街にお邪魔しておりませんが、今朝の新聞では県内各地の商店街空洞化が深刻な問題となっていると報じておりました。この深刻な問題の意味するものとは何なのでしょうか。「賑わいを失った街の顔」への心配事なのでしょうかそれとも「経営不振の商店」への心配事なのでしょうか。丸亀市内の商店街にあっても、数年前にTMO(TownManagementOrganization)構想が提唱され、空き店舗を一定の期間利用できる公募を行うことで新規経営を推進する企画が行われましたね。弊社もセキュリティ商品の販売店舗として公募しましたが、手作り品やリサイクル商品販売を試みる方々が優先される結果となったのを記憶しております。現在はこれら店舗も存在なく、依然として空洞の状態のようです。当時、弊社が公募に参加した理由にあっては、中心市街地活性化における動向を実際の目で確認したかったこと、また商店街の皆様方と何か良い方向性を生み出せないかといったことが主な理由であり、残念なことにその機会を得ることはできませんでした。まずは商店街の方々に「やる気」があるかということでしょうね。大規模店舗の郊外進出がすべての要因ではないことを自ら自覚し、自立と責任をもって地域コミュニティの再構築を図ろうとする意欲がなければ、行政の観光機能・商業機能への支援も積極性を失ってしまうんですね。

2006年3月14日(火) 杉村太蔵

(http://sugimurataizo.net/)を見たことありますか?比例区南関東から若手議員として自民党に所属する「杉村太蔵」君?さん?氏のブログです。私儀も彼のブログを拝見しておりますが毎日純粋に感じたことをストレートに表現した日記です。世間ではフリーター・ニートの理解者だとか、棚ぼた議員だとか言われているようですが、ご年輩の議員方々が彼を通じて学ぶものは逆に多いのではないでしょうか。彼は北海道出身の26歳。株価・地価の急落によるバブル崩壊が始まった1990年とは彼が10歳の頃。平成不況の中で育った彼ら世代にあっては、それがあたり前の環境であり、国政の先輩方々が「行財政改革・規制緩和」と提唱するも、目指す景気回復がどのようなものか実際に肌で感じたことがないのですから、このギャップは大きいですよね。唯一言えることは、彼がその世代の代表として感じること、あるいは表現の一つひとつを国政関係者やメディアがうまく読みとることができるかどうかではないでしょうか。

2006年3月15日(水) 第8次交通安全基本計画

政府の中央交通安全対策会議が行われたようです。2010年までに交通事故の年間死者数を5500人以下とする目標を掲げた「第8次交通安全基本計画」(06〜10年度)が決定とのこと。昨年は交通事故死者数(発生24時間以内死者)が6871人であり、この数値にあっても実に49年ぶりの減少でした。さらに1000人以上もの減少を目指すためには、鉄道・海上・航空・道路の交通安全対策に人為的なミスをどれだけ抑えるかが課題であるといえるでしょう。ところで、最近の自動車業界にあっては、一定の車間距離を維持するためのシステム構築に向けた研究などが多く発表されております。コンピューターによる自動アクセル調整やブレーキ作動など人為的ミスを防止する開発が進み、より安全な車両が今後続々と発表されるものと思われます。ただし、これら技術に過信したドライバーの油断こそ大事故につながるものであることを認識しなければならないでしょう。

2006年3月16日(木) 

桜の開花予想が報道されていますね。春はもうそこまで来ているといった感じでしょうか。ところで、お花見の歴史ってご存じでしょうか。日本後記にあっては平安時代(812)に「花宴」の節会が行われたと記されているそうで、「宴」としての花見はこの頃からと考えられているようです。古くは稲作文化が始まった頃にあっては、苗を植える時期を桜の開花により知り、桜の散り具合によりその年の米の出来具合を占ったとされており、桜は暦代わりでもあったんですね。また、桜は神の宿る木として信じられ、桜の木の下で神に酒を捧げ豊作を祈ったとも伝えられているようです。日本の国花とはソメイヨシノ、明治45年に日米友好としてワシントンD・Cに苗木が送られ、大正4年には米国から花水木が東京に送られたとされています。私儀も昨年の地域保育所50周年記念式典におきまして、この花水木を子供たちと共に園庭へ植樹致しました。そう言えば、もう卒業シーズンなんですね。

2006年3月17日(金) AEDの救命事例

AED(自動体外式除細動器)で尊い命が救われたとの報道。昨日、大江戸線駅内にて心肺停止となった男性(65)に対し、駅員さんたちが心臓マッサージに加えAEDを使用することで心機能を回復させたそうです。心停止後の救命率にあっては1分ごとに7〜10%ずつ低下すると言われておりますが、発見後の約3分経過した時点においてAEDの電気パットを胸に当て電気ショックを与えたとのこと。昨年の夏から一般使用が解禁されたAED。弊社も民間救急車に搭載予定であり、弊社のMAST乗務員にも今回の使用事例が勇気を与えてくれるものであり、社会的にもAEDを使用する意義が幅広く伝えられることでしょう。

2006年3月18日(土) お彼岸の入り

今日はお彼岸の入りです。あと3日もすれば彼岸の中日(春分の日:昼夜が同じ時間になる日)、春がやって来たという感じが致します。ところで、今夜は町内「三分一青年会」の年度末総会が行われます。私儀、会員各位に支えられ2年間の会長職務を無事に終えることとなりました。私儀の自由気ままな日記をご覧頂いております我が青年会のメンバー各位に一言。「あらためて年をとったという感じでございます。皆様方のお力添えを頂戴し、何とか無事に職務を終えることができました。これからも、地域の中核として仲睦まじく、決して人には迷惑をかけず、互いを認め合い、先人や先輩には気を遣い、年下の後輩には気を配り、人々にありがとうと言って頂けるようがんばって下さいね。」

2006年3月19日(日) 努力すること

野球ファンならずとも、今日のWBC日本VS韓国の試合には耳を傾けたことと思います。崖っぷちの2次リーグから見事に準決勝へ進出した王ジャパン。選手全員の意気込みを感じさせた松中選手の二塁打。あの瞬間こそが、スポーツ界のみならず、自らの努力は必ず結果に結びつくという「信念の証(あかし)」そのものなんでしょうね。決して神頼みではなく、自分自身を最後まで信じること、そこに結果が生まれる。二度負けた相手に三度は絶対負けないと誓った日本チームあるいは日本国民の喜びは、決勝進出への喜びにまさるものではなかったでしょうか。以前の日記にも記しましたが、「勝ち組・負け組」という勝ち負けが終結したかの様な表現ではなく、常に勝負(勝ったり負けたり)を試みる「努力」を続けていくことこそが、人として最も輝いていることなんだと改めて実感致しました。

2006年3月20日(月) 春の花

ご近所の田んぼには、菜の花が満開ですね。この歳になって、運転中に花の一つにも目を配るようになってまいりました。一昔前、幼い頃は近隣の田んぼがホームグランドというくらい、毎日のように遊んでいたのを記憶しております。春にはレンゲが満開し、レンゲの中にバッタリと倒れ込むのが気持ちよかったのを思い出しませんか。たんぽぽの茎で笛を吹いたり、四つ葉を探したり、つくしが出れば家に持ち帰り佃煮にしてもらったりと、春を満喫した思い出は誰しも味わったことと思います。町内の保育所にも用事あって立ち寄らさせて頂きましたが、職員の皆様方がスミレ・桜草・ノースボール(違いますかね?)など卒園式用の小花をたくさん準備している姿には、何か心癒される感じが致しました。

2006年3月21日(火) 原田雅彦

本当にお疲れさまでした。長野冬季五輪ノルディックスキージャンプ団体金メダリストの原田雅彦(37)さんが昨日引退を表明しました。あの笑顔で数々のエピソードを銀世界の中に残した原田さん。どんな時でも微笑みを忘れない彼のジャンプ人生には、やはり家族の支えがあったんですね。「妻も一緒にジャンプを飛んでいたと思う」の一言には、ジャンプ台からスタートを切る時、目の前に広がる銀世界に向けていつも脳裏に浮かんでいたものを彼らしく表現したものでしたね。「四半世紀飛び続けたジャンプは人生そのものだった」と熱く語った言葉にも、あの失速・栄光・失格と波瀾万丈の競技人生、そのすべては大好きなジャンプを飛び続けた結果であり、何においても続けることの素晴らしさを大事にしなければならないと、私儀にはそう聞こえました。
追伸:!!!「王ジャパン!WBC初代世界一!おめでとう!」

2006年3月22日(水) 日本銀行高松支店長

異業種交流会に参加致しました。講演会の講師には日本銀行高松支店の正願支店長。日本国内は約50ヶ月もの景気回復を持続しているとのことで、本年11月までこの回復が維持されれば、あの「いざなぎ景気」に並ぶそうです。業況判断(全産業)においても香川県にあっては全国の景気回復状況にほぼ等しく推移しており、企業の3つの過剰(雇用・設備・債務)においてもその過剰が回復しているとの判断。講演での4つの概況報告としては「景気回復ペースが緩やかに回復」「内需・外需バランスが良い」「消費者物価指数が上向き」「原油高に要注意」と報告されました。また、量的緩和についてのご説明もあり、有意義な講演ならびに交流会でした。ところで、物価には「川上・川中・川下」があり、原材料等の物価は川上、川下とは小売り商品など消費者に最も近い物価のことを指します。その川上にあっては物価高であるのに対し、川下にあっては物価安が続いているとのことで、これら川下の物価安にはやはり中国(安い労務費)からの輸入商品などの影響が大きな要因になっているようです。さてさて、地方企業にとって本当のデフレ脱却への時期は近づいているのでしょうか。

2006年3月23日(木) 中国から学ぶもの

人口13億人とも言われる中国。その中国に長年滞在された方の講演会を聴講致しました。ガス油田・靖国など近年の中国側の領域主張や外交カードにあっては、日本国内の過熱した報道とは一転し、中国の特に地方にあってはほとんど報道されていないそうです。むしろ、8億人とも言われている地方の農民における関心は、外交問題よりも深刻な生活水準の格差にあるそうです。さてさて、日本国内を振り返ってみますと、これら中国と同様、その中央政権にあっては連日の様に外交問題の何某かをメディアに情報提供し、テレビやラジオニュースでは政府としてひたむきな外交施策を展開していることを国民にアピールしているかのような気が致します。さて、本当に日本国民にあっても外交問題が関心度の高いものなのでしょうか。中国の地方と同様、日本の地方にあっても農業や地場産業を営む方々、あるいは中小企業の方々にあってはその多くの人々が職場と生活の安定を一番に考えているのではないでしょうか。当然、国益には外交が大切なことは誰しも理解していることでしょう。しかしながら、過熱した報道で焦点を歪まされている可能性も否定できない、そう考えるのは私儀だけでしょうか。

2006年3月24日(金) WBCが残したもの

野球の世界大会WBC。ここ数日、日本のWBC優勝による野球ブームの報道をよく耳にするようになりましたね。代表ユニフォームは完売により追加発注、代表選手モデルのグローブやバットは飛ぶように売れているなど、スポーツ用品業界での経済効果は想像をはるかに超えているとのことです。身近なところでは、我が息子たち。サッカー三昧の彼らにあっても、めったに持たなかったバットとグローブで野球遊びに熱中状態。おまけに、数年前に買った野球ゲームソフトに再挑戦などなど。あれほどサッカーの情報に敏感であった彼らが、今やニュースで選抜高校野球の結果に見入っている状況。さて、近々始まりますプロ野球ペナントレース。子供たちの視線はサッカーワールドカップ(6月)までの当面にあっては、野球観戦が主体となりそうですね。

2006年3月25日(土) 年度末

官公庁の異動の時期がやってまいりました。香川県警察本部にあっては4月1日発令の二次異動の発表も報道され、「県犯罪のない安全で安心なまちづくり推進条例」に基づく施策の推進体制を固める人事となっているとのことです。交通・警務・刑事・警備など各担当課の皆様が大幅に異動され、まさに心機一転の体制で地域に密着した安心・安全に務めて頂けるものと期待致しております。ところで、「年度」って何なんでしょうか。英語で「年度末」を「the end of the fiscal year」と言い、まさに会計年度と表現されるものですね。辞書にあっては、「事務・会計決算など便宜のために設けた一年の期間のこと」と書かれておりました。日本や英国では4月〜3月、米国では7月〜6月を年度と定めていますが、時期の定められたルーツをご存じの方は、私儀に是非ともメール頂ければと存じます。日本では、春夏秋冬の順列がキーワードなのでしょうか?

2006年3月26日(日) 自治会の節目

今日もローカルな日記です。町内自治会の総会が開催されます。町内の方々が集う事業にあって、本年度に最も印象に残ったものと言えば「春日神社」における秋の大祭ですね。この大祭、6つの地域が交替で統屋(頭屋)を務めるもので、当自治会が本年度の当番とあって、注連縄(しめなわ)作りやお神楽の準備など大祭開催における準備に大忙しでした。大祭の流れにあっては、地方の祭りによく見られるもので、8名の白装束と天狗や河童の手によって、本殿に奉られた大御神の御霊をのせた神輿が上の宮まで参道を練り歩くというものです。さらに、4つの毛獅子(1つの白毛獅子と3つの黒毛獅子)が神輿のお供を行うあたりも、他の地域でよく見られる光景ではないでしょうか。ところで、本年度は私儀も白装束、本殿から境内に出た神輿は誰にも止められません。結果、過去に例のないほど神輿を差し上げる(一度で60回)など大変な盛り上がりとなりました。また、当自治会の白毛獅子にあっても白馬や白熊の毛並みを様相した大変珍しくまた歴史のある獅子なんです。先人の作ったその獅子頭にあっても5キロを超える重さとあって、我が青年会のメンバーが誇り高く演舞を行います。いずれに致しましても、この大祭あって地域が一つになれることの素晴らしさを更に実感した本年度の自治会活動ではなかったでしょうか。そうでしたよね、○○○君や△△△君!

2006年3月27日(月) 生体認証

生体認証(バイオメトリスク)の使用が国内金融機関にも普及しそうです。全国銀行協会が標準仕様を定め、例えば三菱東京UFJ採用の「手のひら方式」や三井住友採用の「指方式」など互換性のない方式を一本化するための検討に入ったとのこと。生体認証とは人の体の一部における情報を用いて行う個人認証技術。実用例は今のところ少なく生体認証単独ではなくカードやパスワードを組み合わせた方法なども含め、パソコン・携帯電話を主体として開発が行われているものです。家屋錠前技術などでは先駈けの開発ではありましたが、今後幅広く利用されるものとしての課題にあっては、怪我や病気あるいは先天性欠損など生体認識ができない人への対応策など多くの難題を解決しなければならないでしょう。ゼラチン人工指などの悪質認証なども報告されているとのことで、安全性にあっては不十分なシステム。さて、これら諸問題をどこまでクリアできるかが焦点ですね。

2006年3月28日(火) 焼酎の話し

高松地方気象台が昨日、桜(ソメイヨシノ)の開花を発表しました。さてさて、今週末あたりから丸亀城などでは「夜桜で一杯」といった方々が押し寄せるのではないでしょうか。ところで、お酒を飲まない私儀が記するのも何ですが、今年も焼酎ブームが続いているようです。おやじの酒とか安酒などと言われてきた焼酎。私儀、酒店や飲食店の経営者さん方々にも友人・知人が多いのですが、皆さんからお聞きした情報によれば、今年も焼酎とワインが幅広い年齢層で人気なんだそうです。一口メモですが、蒸留して最初に出る焼酎の原酒を「初垂れ(はなたれ)」と言うそうで、度数にあっては50〜60度もあるらしく、お値段も少々高めとのこと。度数が高い焼酎は冷凍庫でも凍らないとのことで、究極に冷たく、そしてトロ〜リとした感触がたまらないとおっしゃる方も。ちなみに、45度を超える焼酎は酒税法上において焼酎乙類ではなく、スピリッツに分類されるそうです。想像するだけで酔いがまわりそうです。

2006年3月29日(水) 見たいブログ

オリコン(http://www.oricon.co.jp)が「今後、ブログをやって欲しいと思う好きな有名人」の調査を公開。総合1位にはお見事「イチロー」選手。あのWBCでの活躍や新たなイメージが共感されたのでしょうね。しかし大物「イチロー」は少し違いますね、と申しますのも小学生の頃から他の選手と一枚以上違っていることを自ら自覚し、そんな幼い頃から「人一倍の努力」を行わなければ「人一倍の選手」になれず、その「努力」を一日でも怠れば人に追い抜かれることをキッチリと自筆で残しているんです。私儀も、幼い頃の記念集に「基礎も磨けば技となる」なんて、今改めて当時の自分自身が言いたかった意味にあっては解っているものの、表現が意味不明と言われそうな非常に恥ずかしい一言を記した覚えがあります。我が息子たちにあっても、その年齢なりに自主・自立・責任をもって将来に向けたメッセージを抱いているのでしょうか。本題のオリコン順位ですが、「よく見る好きな有名人のブログ」にあっては、あの杉村太蔵氏が8位にランクされていることも注目されますね。

2006年3月30日(木) 新たな政策会議

ここ数年、時間があれば政府の政策会議等の活動をネットで覗いておりますが、今日は私儀が最近の日記にも記しました思いが届いたのか(届くわけないです)、これからの青年に活力を与えるような会議が開催されております。その名称は「多様な機会のある社会推進会議」(略称:再チャレンジ推進会議)です。いま最も注目されております安部官房長官が発案し自ら議長を務めるこの会議にあっては、小泉構造改革の「影」と指摘される「格差」の是正策を検討する会合として首相官邸にて行われたものです。ここで注目、私儀が以前に記したことズバリを安部氏も発言されております。「仮に失敗しても、再挑戦し、成功することが可能となり、勝ち組・負け組を固定化しないことが重要だ」とのこと。この会議における具体的な検討課題としては(1)事業に失敗した人の再起業(2)受験に失敗した人の再勉強・資格取得(3)ニートやフリーターの就職(4)出産した女性の再就職(5)リストラや病気で失職した人の社会復帰など、「努力」する人々が何度でもチャレンジすることのできる社会を築くこと。今まで政府にあっては行政改革・構造改革・国民保護法・地球温暖化などの推進本部を設置し、その時代が求める改革を図ってきたことと思いますが、今回ような会議を設置することの意義にあっては、これら「骨太の方針」に更なる光をあてるものであると期待したいと思います。

2006年3月31日(金) 丸亀市消防本部

皆様、ここ数ヶ月は事故多しです。くれぐれも、スピード出しすぎや脇見は絶対行わないようにして下さいね。私儀も高速道路トンネル内でのトラック横転事故を処理して帰って来たところで日記を記しております。今日は、丸亀市消防本部の皆様方によります安心・安全をお伝え致します。弊社も患者等搬送事業にて認定を頂いております丸亀市消防本部。車両事故・火災現場におきましても連携させて頂いておりますが、消防署長様をはじめ消防・救急担当の隊員の皆様方によります現場での迅速な対応にあっては、日頃の厳しい訓練を生かした、まさにプロの腕前を発揮され、弊社社員もすべてに参考となるものばかりなんです。消防機関にあっては「出動」を「出場」と申しますが、その出場の合間にあっても様々な訓練、各消火栓や店舗などの機材点検と、私共のまちの安心・安全を24時間体制で見守って頂いているんですね。ところで今日、弊社の隣りにありますマクドナルドにおきまして、遊具に幼児が挟まるという事態が発生致しました。サイレンを聞き駆けつけたときには、レスキュー隊員の皆様方の迅速な対応が行われており、消防署長の適切な指揮により無事に救出されました。その手段・手順を拝見した私儀、隊員の皆様方に「おそれいりました」の一言でした。

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