日記

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2006年4月1日(土) 新年度の初日

新年度がスタートです。私儀、朝から神棚・仏壇のお花・お供え等の飾り替えを行い、新たな気持ちで気分一新です。もう何年も続いておりますが、私儀の父母にあっては毎月一日には岡山県にあります最上稲荷に参拝させて頂いており、弊社内の神棚には毎月新しい気持ちが込められております。ところで、人それぞれではありますが、神・仏の前にあって様々な、お礼・気持ちを心の中で唱えていることとおもいますが、皆様方はいかがでしょうか。ちなみに、私儀は毎朝晩、その神前・仏前におきまして毎日何某かのお礼に加え、心の中において「誰かにありがとうと言って頂けることを今日も一つ行います」とつぶやいております。いつ何時にあっても、神・仏頼みなどは敷居高く、己(おのれ)を一心に信じる気持ちをもって人々のお役に立てればと思います。

2006年4月2日(日) インド

今後さらに高齢化が進む日本国内。製造業を中心にその生産性は徐々に低下していくと言われております。世界経済予測にあっても、米国・中国・インドがその原動力となり欧州・日本などは労働力不足に悩まされる時代が10数年後には訪れるとされているんですね。ここで注目はインドです。世界第二位の人口10億6000万人が住むこの国にあっては、めざましい成長を遂げた中国の勢いと同様にしてその資源も豊富と言われております。ダイヤモンド・鉄鉱石・エビ類など日本は輸入においてもインドを大切な貿易国としており、米国などによるソフトウェア産業のオフショアリングなどもあって輸出主導の急成長には驚くべきものがあります。最近ではバイオ・医薬品の研究なども最先端技術をもつなど、遺伝資源における多様性も注目されているインド。豊富な労働力・安価な賃金という優位性に加え、本当の強みは「英語圏」であるということです。日本も高齢化社会にあって、貴重な若き労働者にあっては「英語」の更なる教育が望まれることとなりそうです。これからのインドは日本も注視すべきであり、「インドの山奥で・・修業をして・・・」なんて言う昔の漫画主題歌がありましたが、インドに負けず日本も更に修業ですね。

2006年4月3日(月) 横転

車ってどうして横転するのでしょう。数々の事故を何年も拝見致しておりますが、車両の横転事故現場にあっては、なぜここで横転するのと言いたくなるような状況をよく見かけます。坂道など勾配のある路面にあっては、確かに理解できるものですよね。ところが、平坦な路面で横転するには、よほどのスピードと遠心力が必要です。カーブ中での減速は十分に行い、マニュアル車にあってはカーブ中に変速は禁物です。今日も、パッカー車の横転事故、大型バスの横転事故などが発生しました。こうした大きな車にあっても転がるんですから、軽乗用などを運転される方などご注意下さいね。その他、サイドブレーキが甘いため、坂道停止中の車両が後退してしまうことも多いです。過去に無人の車両が勝手に後退し、歩行者を跳ねた事故などもありましたので、サイドブレーキの点検やマニュアル車での坂道停止時におけるギアとサイドブレーキの併用、または歯止め(輪止め)などはお忘れなく。

2006年4月4日(火) 災害救助法

皆さん「災害救助法」ってご存じでしょうか。その総則(第1条)には「この法律は、災害に際して、国が地方公共団体、日本赤十字社その他の団体及び国民の協力の下に、応急的に救助を行い、災害にかかった者の保護と社会の秩序の保全を図ることを目的とする。」と記されております。また、その救助(第22条)には「都道府県知事は、救助の万全を期するため、常に、必要な計画の樹立、強力な救助組織の確立並びに労務、設備、物資及び資金の整備に努めなければならない。」とも記されております。さて、これら行政における災害時の救助、いわゆる公助が公的職員の皆様方だけの力で機能するものであると思っている方々が多いのではないでしょうか。その反面、公助には、あまり期待はしておらず、地域の人々同志の自助こそが災害時に必要なことであるとお考えの方も多いのではないかと思います。私儀、レッカー・民間救急業務を営む者と致しましては、皆様方の地域コミュニティにあってはまだまだ防災意識・対策が進んでおらず、「公助の中での自助」という少し難しい表現かもしれませんが行政指揮・要請に基づく県民の防災組織の確立には、まだまだほど遠いものがあるのではと実感致しております。この課題、これからも日記に記して参りたいと思います。

2006年4月5日(水) 明日から春の交通安全運動

県内12署(小豆島除く)の警察署を訪問させて頂きました。各警察署におかれましては、新たな体制で私ども県民の「安心・安全」に務めて頂けるものと確信致しました。さて、明日から春の交通安全運動がスタート致します。スローガンは「かがわの交通安全”守ろうルール示そうマナー”」です。ドライバーとしては、飲酒運転やスピード違反など「悪質」と言われる違反は絶対に行ってはいけないことを再認識する期間(4/6〜4/15)。また、警察にあっては取り締まりを強化する期間です。取り締まりとは、ドライバーの事故を抑止するとともに皆様方の生命を守る手段であるといっても過言ではないでしょう。この期間中は、ちょうど桜満開で花見などに出かける方々が多いのではないでしょうか。「花見で一杯」が「飲酒で一瞬」にならない様、ご注意頂きたいと思います。

2006年4月6日(木) バーチャル社会

仮想現実社会(バーチャル社会)という言葉を報道で初めて耳にしました。子供たちがインターネットや雑誌・ゲームなどで目の当たりにする非現実的な社会のことです。これらバーチャル社会を通じては、子供たちが性や暴力に関する情報に簡単に接し悪影響を受けている可能性があるとし、警察庁は「バーチャル社会のもたらす弊害から子供を守る研究会」を設置したとのこと。さて、こうした子供たちの心理に迫る専門家の方々がどのような論点について問題提起するかのほうが興味深いものですね。これもまた、情報社会の環境工学とでも申しましょうか、教育・法律などあらゆる観点での整理が必要のようです。ところで、私儀にあっては丸亀市が募集しております「鯉のぼり」の提供に息子たちを連れて出向いてまいりました。10年以上前から毎年数十匹の鯉のぼりが丸亀城の堀を泳ぎ、市民や観光客の目を楽しませるという企画です。我が家でも、毎年5月になれば毎日のように上げていた鯉のぼり。息子たちも大きくなり、この企画で利用して頂けることとなりました。先ほど記したバーチャル社会と子供たち、このような時代に「現実」を教えるのは誰の役目、専門家ではなく家族の役目なのではないでしょうか。

2006年4月7日(金) パルスオキシメーター

春の匂い漂う季節。朝目覚め、深呼吸をした時に空気のうま味を感じることありませんか。体内の血液に酸素が十分に送り込まれ、脳が活性化したように感じる瞬間、今日もがんばろうという気持ちになってまいります。さて、血液中の酸素飽和度ってご存じでしょうか。最近、睡眠時無呼吸症候群と言われる症状をお持ちの方を特定し、業務中の安全対策を図っている事業所が増えているとお聞きします。特に、運送業務に関わっている方々にあっては、睡眠時無呼吸症候群をお持ちの場合、運転中の居眠りなどを引き起こす原因となり、大変危険であるとされております。これらの症状にあっては、血液中の酸素が低下することが要因とされ、その動脈血酸素飽和度を測定する機器をパルスオキシメーターと申します。弊社の患者搬送車にも常に搭載致しておりますが、在宅医療では簡易な検査機器として多く使用されているんです。健康な方の数値は95以上、例えば重い症状の患者様にあっては90・85・80とその数値が低下し、低酸素血症に陥るのです。手軽な機器(指先で測定)ですので、療養中のご家族がいるご家庭には必需品ではないでしょうか。さて、血液といえば血液型のお話し。私儀、実はB型なんです。おおよそB型の性格については世間一般に△△△・×××などと言われておりますが、この話題にあっては機会あれば念入りに記したいと存じます。

2006年4月8日(土) 英語教育

数日前に英語圏のインドにおける経済成長を記しましたが、日本国内においても戦後の英語教育の失策を教訓に新しい動きが始まりそうです。もうご存じでしょうが、小学校での英語必修です。昔と違って、すでに約9割の小学校では英語教育が実施されておりますが、この授業数を増やし必修にする議論が高まっているんですね。ただし、国語力の低下が問題視されている中での英語教育にあっては、様々な工夫が問われていくこととなりそうです。成績にはあまりこだわらず、楽しい英語教育が実施されると良いですね。私儀も米国へお邪魔したことがありますが、日常の英会話をもう少し学んでいればと実感したことがあります。是非とも、これからの子供たちには広い意味におけるコミュニケーション能力を高めるものとして学んで頂きたいものですね。ちなみに、学生時代の専攻語学はドイツ語でした。

2006年4月9日(日) 何気ない迷惑行為

今春最高の日曜日ですね。天気も良いし、桜も満開。あちらこちらの公園でお弁当をひろげている光景を見かけました。我が息子も、弊社前の丸亀競技場にて県外チームとのサッカー交流戦に出場。業務の合間に少し試合を拝見して参りましたが、風もなく暖かい芝の上での観戦にあっては、ハーフタイム中に陽気で眠気さえ感じるほど心地よいものでした。さて、このような日曜日にボランティアで路上の清掃を行っている方々を数名見かけました。特に、交差点付近の植樹帯の中は、空き缶や吸い殻などが多く捨てられており、大きなナイロン袋は大量のゴミでいっぱいでした。弊社も国道に面していることから、付近の歩道際には吸い殻などが捨てられており、毎日のように何某かのゴミを拾っております。最近気の付くことですが、学生さんの自転車運転中でのポイ捨てをよく見かけることがあります。拾って呼び戻したこともありますが、良くないこととは分かっているようです。皆さんも何気ない迷惑行為を見かけたことありませんか。

2006年4月10日(月) 違法駐車の取締り

朝から雨が降り続く一日となりました。雨天の街中では、雨に濡れまいとお店の前に路上駐車する車両が多く見られます。ところで、6月1日から違法駐車の取締りが変わるってご存じですか。放置駐車違反の車両を運転する者が反則金を納付しない場合はその所有者に納付が命ぜられることとなります。また、民間の駐車監視員が巡回し放置駐車違反の車両に確認標章を取り付けます。さらに、駐車時間の長短にかかわらず確認標章が取り付けられることも承知しておかなければなりません。もう一つ注意しておかなければならないことは、運転手が反則金を払わなかったために命ぜられた放置違反金を所有者がさらに支払わない場合、その所有者の車両の車検手続きが完了できなくなるということも十分承知しておく必要があります。すべては交通渋滞・二次災害を引き起こす可能性がある放置駐車をなくすことが目的であり、迷惑をかけないための施策であることと理解しなければならないでしょう。

2006年4月11日(火) ライト点灯

今はちょうど18時すぎ、外はまだ明るく夕日がとても綺麗です。ずいぶんと日が長くなっていますが、まだ明るい時間帯にあって弊社目の前の国道を通過する車両の約4割近くがライトを点灯しているんです。一昔前ではあり得ない光景ですね。ここ数年、早めのライト点灯運動を警察や安全協会の方々が推進しており、少しづつドライバーに定着しているようです。夕暮れ時の交通事故防止のためにも、多くのドライバーが早めライト点灯を心がけて頂ければと思います。ライト点灯の話題に関してもう一点。トンネル内のライト点灯が不十分な香川県と言われておりますが、その要因には比較的短いトンネルが多いからと推測致します。むしろ、例え短いトンネルであっても、前照灯の点灯を意味するものだけでなく、後尾灯の点灯が後方のドライバーにとって非常に意味するものであると言うことをもっと周知していくことが大切でないかと思います。

2006年4月12日(水) 昨夜の落雷

昨夜の雷、ものすごい稲光でしたね。ちょうど業務出動中でしたが、至る所で鳴り響く雷をあれほど目の当たりにしたのは久しぶりです。それに伴い急激な雨、一瞬で路面が川のようになってしまいました。雷から身を守ることを考えたことありませんか。例えば、より高い木の幹に寄り添うことや家屋の軒下での雨宿りは危険ですね。家屋での雨宿りにあっては、家の中のより中心で柱のない場所が安心なんですね。また、車や電車の中はアースがとれているので安全です。傘をさすことが危険であることは一般的に言われておりますが、これらは人の高さより高い位置に金属があるからだそうです。人が金属を手にした状態で、頭のてっぺんより下で金属を持っている場合は落雷に無関係であることが実験的に認められているんですね。また、ゴム性の服や長靴は絶縁的であると思いがちですが、落雷にはまったく関係ないとのことなど、雷で命をおとす人も多いので正しい知識が必要です。

2006年4月13日(木) 行政の縦割り

「行政の縦割り」が変動する時代の環境に対して支障となるケースが増えているような気がする今日この頃。一歩前進かといった動向が子どもたちの育成施設で動きはじめましたね。幼稚園・保育所の機能を一体化した「認定こども園」をつくる法案です。親の就労の有無に関わらず、ゼロ歳から5歳までのすべての子どもたちを対象とした施設。文部科学省と厚生労働省という所管が異なる幼稚園と保育所にあって、幼稚園児の激減と保育園児の増加、または親のライフスタイルの変化、教育や保育ニーズの多様化が縦割り行政のもつ二つの施設から新しい総合施設の必要性を生み出そうとしております。ここまでの発想は一歩前進でしょうが、幼稚園・保育所・こども園という三元化から更に先を目指した抜本的な改革が図れるか、また文部科学省の補助や人件費などの面において本当に無駄をはぶける内容に迫れるのかが本当の焦点ではないかと思います。縦割り行政の妥協案にすぎない法案となるのか、行政の抱えるあらゆる諸問題にとっても、この法案の動向は極めて重要です。

2006年4月14日(金) 株式保有と顧客ニーズ

プロ野球セントラルリーグは巨人軍が久しぶりの好調スタートを切っていますね。私儀(熱狂Gファン)と致しましては、毎日の勝率アップが元気の源となっております。ところで、関西球団がまたも揺らいでいる情報が飛び込んで参りましたね。あの阪神電鉄の発行済み株式を45%も保有する村上ファンドが株式売却を検討中だとか。その売却先に阪急ホールディングスが浮上しているとのことで、またもやスポーツ界に激震を与えようとしております。企業の体力をねらい打ちにしているファンド業界、彼ら新人類のカリスマが国民が愛した球団をことごとく再編していくことに対し、その戦略にとても疑問視してしまいます。企業再編・企業再生にもモラルがあり、お客様あっての再編や再生を心した戦略を今一度、見つめ直してもらいたいものです。「阪急タイガース」がお客様に喜ばれるブランドでしょうか。

2006年4月15日(土) 送り迎える

歓送迎会の季節です。昨日は息子がお世話になっております小学校の歓送迎会に参加させて頂きました。様々な思い出を胸にご転出される職員の皆様方にとって、あるいは新しい職場に期待を膨らませご転入されました職員の皆様方にとっても、互いに転出・転入の思いを同時に実感される時期なんですね。特に、幼稚園・保育所・小学校では子供たちが先生に真っ向と視線を傾けるころですから、日々の思い出は昨日のように思えることと思います。ご転勤される職員の皆様方には、どうか新天地でまっている子どもたちの心の支えになって、これからもご活躍して頂きたいと存じます。ところで、転出も転入もない私儀、年中無休のフルタイムサービスにあっては、今日も早朝からビックリするような事故現場に出動。最近、今日が何曜日なのか、あるいは何日なのか分からぬまま西へ東へ飛び回る毎日。それでも忘れず続けているこの日記をいつかじっくり振り返ってみたいと思います。あっ、そう言えば明日(4月16日)は39才の誕生日です。

2006年4月16日(日) 39才の誕生日

今日から30代最後の一年が始まります。1967年4月16日に善通寺国立病院で誕生した私儀。幼き頃は両親泣かせの悪ガキ小僧だったと記憶致しております。原田保育所・城南小学校・丸亀西中・多度津工高・福山大学と、両親をはじめ、在所在学中の恩師先生方々、そして多くの友人・知人や地域の方々にお世話になり、社会人として良き妻子にも恵まれ、何とかこれまで地道に歩んでこれたのではないかと振り返ります。小学6年生の学級担任の先生に「人に迷惑をかけず、人の役に立つ人間になりなさい」と言われたことを今でも忘れず心がけているつもりではありますが、「困っている人を助ける」という弊社のテーマと同様、一生涯かけてしてもなかなか全うできるものではなく、日々精進していくことで少しでもその意味に近づければと思います。今日も多忙な一日でしたが、妻子から届いた誕生日メールを見て、明日も「がんばろう」という意気込みがわいてまいりました。

2006年4月17日(月) 若者言葉

最近、わが息子の言葉に新しい表現が含まれていることを実感致します。「ありえんし〜(ありえないこと)」「最悪やし〜(最悪なこと)」などなど、語尾に「し〜」がとにかくよく付くんですね。それから、「超・・・・」は当たり前の表現になっているようです。さて、その「超」が東京の路面表示にお目見えとの報道ありです。若者言葉で事故防止、警察が若者に訴える言葉の路面表示を提案し、東京都西部の街道に白文字で「超急カーブ」という路面表示が書かれたそうです。今後の効果が期待されますが、言葉を逆手に取った若者が「超急カーブ」に挑戦するなどといった行為を行わなければよいのですが・・。

2006年4月18日(火) ドナルド・マクドナルド・ハウス財団

久しぶりにマクドナルドで昼食をとりました。弊社の隣りはマクドナルドとミスタードーナッツが並んで営業致しておりますが、讃岐人と致しましては昼食は「うどん」が主流ですので、あまりハンバーガーなどを食べる機会がありません。今日は「スイートえびフィレオ」のハッピーセットを頂きました。ちょっとピリ辛でしたが、非常に満足した情報を目に致しました。ハッピーセットを一つ注文すると、1円がドナルド・マクドナルド・ハウス財団に寄付されるとのことであります。昨年は店内募金箱なども含め、1億7000万円以上もの寄付が行われたそうです。この財団が運営するハウスは、病気の子供たちや家族が利用する宿泊施設だそうで、まだ全国に数ヶ所しかないとのことですが、入院している子供たちに付き添う家族が利用する施設として注目されているそうです。四国では高知市に設立されているとのこと。身近な店舗で心温まる運営がなされていることを初めて知りました。

2006年4月19日(水) 原油高騰

ガソリン・軽油の価格はいったいどうなるのでしょうか。ここ数日にあっても原油価格は再び高騰しているとのことで、ガソリン・軽油が更に値上げされるのではないかと懸念致します。通常、冬場の暖房シーズンが終われば燃料の不需要期を迎えると同時に原油価格は値下がりするのでしょうが、今年の価格変動は少し違っているようですね。メディアの報道によれば、市場に流入する投機的な資金が膨らんでいる影響が大きいとされております。つまり、原油も金融投資の対象となっていると言うことですね。歴史的に見ても、世界の原油在庫は高水準にあり、原油はむしろあまっている状態なのに、株価同様に商品先物に投資するファンドの膨張などが高騰の要因となっているのは皮肉なものです。情報に過敏な市場の反応が生活に必需とされるガソリン・軽油の価格を左右するのであれば、例えばイランの核開発問題・長期金利の上昇など、今後の世界情勢を報道するメディアの早まった情報や推測の情報こそが、価格を最もコントロールし、私共の生活を直撃するものであると考えなければならないでしょうね。

2006年4月20日(木) 助け合いの日

今日は朝から風が強く、JR瀬戸大橋線は早朝5時頃から運休でした。天候はさらに悪化するとの情報を聞き、明日早朝出発の東京出張に不安を感じた私儀、お昼すぎから通行可能な瀬戸中央道を利用して車で本州へ慌てて向かいました。倉敷のレッカー会社さんに車を止めさせて頂き、倉敷から岡山へ、さらには東京へ向かうこと午後7時。今度は宿泊先を探すのに一苦労。何とか東京のレッカー会社さんに助けて頂き、無事に宿泊先が決定。今のシーズンは修学旅行の学生さんでホテルは満室状態だったんですね。それに致しましても今日は友人のありがたみをつくづく感じた一日でした。そんな中、私儀も一つ助け合いを行うことができました。JR丸亀駅で特急券の変換を行う際に、JR瀬戸大橋線の運休に立ち往生しておりました千葉県の出張営業マンに声をかけ、倉敷まで同乗させてあげることができました。ご年輩の男性に心から「ありがとう」と言って頂き、何か恐縮な気持ちが致しました。

2006年4月21日(金) 大地震の兆候

東京の早朝(5時頃)は昼間の慌ただしさとは違い、高層ビルが建ち並ぶ中にあって非常に物静かですね。早速、ネットでニュースを拝見。ちょっと気になる報道がありました。大地震の兆候を示唆する内容の記事です。大阪府と滋賀県にまたがる「丹波山地」の地震活動が2003年の正月頃から約4割も地震回数が減少しているとのこと。あの1995年1月17日に起こった「阪神淡路大震災」の前にも見られた兆候とのことで急激に地震活動が一時的に静穏化し、またいきなり増加するといった活動変異を懸念している地震研究学者が、口をそろえて「大地震の兆候では?」と考えているんだそうです。地質学的に良くない兆候には違いないとのことで、あの悲劇から11年が経った今にあって、また大惨事が近づいているのかと考えれば何か不気味で恐怖を感じます。地質学では有名な京都の梅田教授みずからの見解とあって、極めて真実味のある実態ではないでしょうか。ちなみに、深夜(午前2時すぎ)に目の覚める揺れを感じました。どうやら伊豆半島東方沖地震で地震が発生したらしく、東京は震度3の揺れだったそうです。

2006年4月22日(土) 虚実

虚実という言葉がありますが、最近の国内政治・外交等には嘘(うそ)や偽り(いつわり)が多く拝見できます。政治家の戦略的行為・マスコミの評価などが大きく報じられる中、多くの「実」ではない記事や報道が際限なく膨れ上がることがよく見られます。
また、飲めば飲むほどますます渇くといったように、勝手な空想も更に深く追求されることとなってしまいます。これからの世代の人々には、「虚を嫌い実を重んじる」といったものが必要となっているような気が致します。これこそ、人それぞれの洞察力、先を見る先見性が問われるものであり、振り返って歴史上で成功した人物とは世間に振り回されず、常に洞察・先見を持っていたことが伺われます。世間の報道は非常識、自信の考え方は常識といったように、自分の眼で見続けることがキーワードであると考えますが、皆様はいかがでしょうか。

2006年4月23日(日) 春らんまん

あちらこちで花が咲きみだれ、春のらんまん日よりとなった日曜日でしたね。風は穏やか、朝早くから小鳥のさえずりと陽気漂う日差しにあっては、休日を楽しむ人々にとって最高の一日であったかと思います。そのことを裏付けるかのように、弊社前の国道交通量は出勤ラッシュのような状況でした。というわけで、早朝から故障・事故と要請連絡は深夜まで鳴り響き、ほぼ一日中、レッカー・工作車等に乗りっぱなしの日曜日でした。今日は、こうして日記を記しているうちに、頭の中がもうろうとしている感じが致します。また深夜の要請連絡に備えなければと思い、そろそろ寝床へまいります。(午後零時前・・)

2006年4月24日(月) 首都直下型

数日前に東京出張で震度3の地震に遭遇しましたが、東京出張で地震に遭遇した確立は約20%です。その東京でコンクリート注入工事の影響かどうか、線路に異変が生じ、山手線を中心に最大5時間に及ぶ路線閉鎖があったとのこと。通勤者など数十万人に影響が出たそうです。ところで、首都直下型地震を振り返ってみます。1923(大正12年)に起きた関東大震災(M7.9)から82年が経過した現在、首都圏で今後30年以内にM6.7〜M7.3が発生する確率は70%です。被害想定は、死者11,000人、負傷者21万人、避難者700万人、建物全壊及び火災焼失棟数85万棟、そして帰宅困難者は650万人にも及ぶとされているのです。今日のJR線などの影響はテレビで見ましたが、停止車両から次のホームまで数百人の乗客が歩いている光景が映し出されており、お年寄りや幼児などを気遣う若者の姿が印象的でしたね。東京湾北部地震・都心西部直下地震など首都直下18パターンの中でも特に大きな地震が発生した場合、人々はこのような助け合いを行うことができるのでしょうか。

2006年4月25日(火) 亀山うどん

お昼どき、高松から帰社中にどこかで昼食を食べようと浜街道沿線から国道沿線へと走行中、とにかく「うどん屋さん」はどこも駐車場が一杯なんですね。でも大丈夫、会社まで帰って車さえ駐車すれば、我が町内の「亀山うどん」が待ってくれているんです。弊社からは徒歩で2分。「肉天・天ぷら・肉・きつねのおばけ・釜揚げなどなど・・」腰のある麺は少し太めでしっかりしており、特にお奨めは「肉天うどん」なんですね。私儀の顔を見た瞬間、店長が肉天用の器(ちなみに器はうどんのメニューで違います)を手にすると、お母ちゃんが「いつものね!」と一言。「肉天うどんの大」が出来上がりです。このお店で言う「大」とは、うどん玉が3玉なんです。それに加え、おにぎりを注文すれば腹一杯。今日も「うどん」、明日も明後日も、とにかく讃岐の昼食は「うどん」三昧です。うまくて安いんです。

2006年4月26日(水) 香川県防犯設備業防犯協力会

香川県犯罪のない安全で安心なまちづくり推進条例第17条に関する施策の一環として県内錠前業者等で構成する「香川県防犯設備業防犯協力会」の総会が開催されました。弊社も昨年の設立から会員と致しまして参加させて頂いており、今日は高松支店長が出席させて頂きました。住宅侵入盗などの対策にあっては、錠前をはじめ多種多様なセキュリティが開発されてまいりました。しかしながら、更なる手口による侵入が後を絶たず、また特に地方にあっては防犯意識が薄く、簡単なカギの施錠で大丈夫とお考えの方が多いのが現状です。なにより危機感を感じるのは、「うちの家には高額な金品はないので大丈夫」と表現される方が多いことです。例え高額な金品がなくても、深夜の侵入などで命を奪われた事件は数多く発生しているのです。枕元を泥棒に歩かれ生きた心地がしなかったという人、家に帰って部屋中が荒らされていたという人、カギの交換を希望されるお客様からは、色々な恐怖を耳にしてまいりました。特にピッキングは、開けることも可能ですが、閉めることも可能であることを十分にご承知頂きたいものです。
帰宅してカギが閉まっているからといって安心してはいけません。是非とも防犯性の高い錠前に交換されることをお奨めします。

2006年4月27日(木) 丸亀安全運転管理者協議会

丸亀安全運転管理者協議会の通常総会が開催。私儀、副会長兼事務担当責任者を務めさせて頂いており、丸亀市内の各事業所における交通事故防止に積極的に参加させて頂いております。本年の香川県内の交通事故にあっては、依然厳しい状況であり、人口10万人当たりの死者数においては全国ワースト1位なんです。今日現在の交通死亡事故者数にあっては県内で33名(昨年は28名)であり、飲酒・スピード・シートベルト未着用による原因で尊い命が奪われております。また、ひき逃げ事故が急激に増加しており、その大半が飲酒運転者とのことです。飲酒運転の取り締まりが厳しくなった数年前には、大多数のドライバーが留意していたはずなのですが、その意識が薄れつつあるのでしょうか。最近一つ気になっていたことですが、週末の深夜にあって、近隣の代行運転業者さんの車両待機場に過剰にあまった車両が待機している状況が目に付くようになってまいりました。

2006年4月28日(金) 香川県トラック協会

この時節、各組合等の総会が開催されておりますが、今日は香川県トラック協会仲多度支部の総会が開催。弊社も会長が出席し、トラック業界の適正化に向けた新年度の事業計画が提唱されました。トラック協会にあっては全日本トラック協会(JTA)を中心に、各都道府県での活動が行われておりますが、環境・交通安全・税制規制・道路高速道路・経営・適正化・労働・情報化・消費者など様々な対策委員会があり、荷主の皆様方からご依頼された品物を安全かつ適正に輸送することを目的に、協会員一丸となって取り組んでいる団体です。また、緊急輸送に関しましても、国や地方自治体との連携を保ち、災害等における円滑な輸送支援を行っていることも、この団体の重要なポジションではないかと思います。あの阪神淡路大震災にあっては、本協会員のトラックが約4万台も出動したことは記憶に新しいものであり、国内の輸送業界のリーダーとして今後も活躍が期待されることでしょう。

2006年4月29日(土) ゴールデンウィーク

さて、あっという間に4月も終わろうとしております。大型連休を予定の方は今日から9日間の休暇に突入といったところでしょうか。日中のJR瀬戸大橋線は、まだ50%程度だそうですが、明日あたりから帰省客が少しづつ増えることと思われます。ゴールデンウィークと言えば、やはり車の通行量ですね。毎年のことですが、この数日間は県外ナンバーの車両トラブルが多く、ほとんどのディーラーがお休み状態で、症状の重い故障車にあっては弊社にてお預かりさせて頂くこととなります。また、お客様の代行手段にあっても、できるだけご要望にお応えできるように対応致していかなければなりません。昨年は、ご家族での帰省あるいは楽しいドライブ中におけるトラブルが多く、特に子供たちに負担をかけないような代行手段を色々とご提供させて頂いたことを思い出します。さて、長期休暇中の弊社におけるサービスにあっては、まさに腕の見せどころです。

2006年4月30日(日) 久しぶりの海

今日は午前中に業務交代させて頂き、子供たちに少しばかりの休暇サービス。久しぶりに釣りに出かけてまいりました。釣果は???でしたが天候も良く、波も静かな海辺で息子たちの学校生活やサッカークラブなどの会話をじっくりと聞くことができ、有意義な時間をもてたかと思います。海辺といえば、仁尾港で赤潮が発生しておりました。身近に赤潮を見るのは初めてでしたが、主たる発生原因が何なのか気になるところです。懐かしく感じたことと言えば、沖合いで水上スキーをしている若者の姿でしょうか。私儀も、若い頃(今でもまだ若いのですが)はボートでよく水上スキーや釣りに出かけたものです。高校時代に船舶免許を取得し、ヤマハタックル26フィートというレジャーボートで瀬戸内海を駆けめぐった頃が思い出されます。当時はトローリングで鰆(さわら)釣りも可能な時代、早朝から父親と共に、時には愛媛・広島・岡山県境付近まで船を飛ばし、出かければ数本の鰆が釣れ、日が暮れれば夜釣りでメバルの釣り三昧。あの頃の写真を今日は息子たちにお披露目したいと思います。

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