日記
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2006年5月1日(月) Tシャツ一枚
5月に入って早々、全国的に真夏日のような暑さです。事務所で書類作成中、たまらず半袖Tシャツ一枚になってしまいました。今日の県内最高気温は28度とのことで、事務所あるいは移動車中においても窓は全開状態。その心地良さを今年に入って十分に感じとった一日でした。ところで、近年の夏定番となっております「クールビズ」にあっては、夏のエアコン温度設定を28度に定めようといった環境省による提唱ですが、28度とは今日の最高気温のこと。真夏の厳しい暑さにあっては、今日のような気温でも快適なものであるということですね。つまり、ネクタイをしないワイシャツ姿で今日の日中を心地よく感じることができればよいと言うことなんです。今年も「CO2」の削減に貢献してまいりましょう。
2006年5月2日(火) 本広氏・中山氏の活躍
昨日と一転し、朝から小雨の天気。明日からは丸亀お城まつりが開催されます。数年前からゴールデンウィーク中の開催となり、各イベントご担当の方々には休日返上でご苦労様です。今年のお城村の村長さんは、あの映画「踊る大捜査線」監督で、私儀の中学時代の先輩でもあります本広克行氏。現在、香川県内で映画「UDON」のロケを行っており、今後もご活躍が期待されますね。もう一人、同じく丸亀出身のアーティスト中山ダイスケ氏。今日の朝刊にお城まつりを題材とした彼の絵が大きく掲載されておりました。彼は私儀とは中学時代の同級生。当時は小柄な卓球少年が、今では国際的に活躍中のアーティスト。女優の鶴田真由さんとご結婚され、数々の個展を開き多くの受賞を受けるなど、美術界における彼の長年の努力が伺われます。各界にてご活躍される先輩または同級生の力強い生きざまを拝見し、地元に根が付いた私儀にあっても、この地域に更に密着したサービスをご提供していかなければと、高ぶる気持ちが沸き上がってまいります。
2006年5月3日(水) 工藤公康
今年のジャイアンツは本当に調子いいですね。その中でも奮起しておりますのが今年で43才を迎える工藤公康投手です。今日の勝ち星で通算215勝は村田兆治氏の記録に並ぶもの。名電高〜西武〜ダイエーと常にエースの左腕として活躍し、巨人に入ってからも粘り強い投球は年齢を感じさせないものですね。そう言えば、ここ数年で2度ほど新幹線にてジャイアンツの選手と同じ車両になったことを思い出します。最初に同乗した時に、隣りの席が斉藤コーチ(元投手)、そして工藤投手が前の席でした。サインを求めてみましたが、快く応えて頂いたあの笑顔が印象的です。実はあの時ジャイアンツが絶不調であり、その車両の中は選手以外は私儀だけ。状況が分かっているだけに車内のムードを読みとることができましたので、サインを求める時はかなり緊張したことを覚えています。2回目に同乗したときも、堀内監督が斜め前、私儀の隣りは井上コーチでした。堀内監督がハンカチを顔に絶望感で仮眠をとっていた中で、井上コーチとは東京まで弁当を食べながら色々と会話することができました。もちろん、堀内監督ともデッキでお話することができたのですが、「ファンの皆さんに申し訳ないね」とサインをして頂いた時にポロッと出た本音が監督の大変さを伺わせるものでした。さて、あと1勝で20勝目となるジャイアンツ。苦難の日を乗り越えて、このまま独走できるか。
2006年5月4日(木) 渋滞
これこそゴールデンウィークの交通渋滞。高速道路のトラブルに出動し、最寄りのインターチェンジに流入。流出車両にあっては、3キロ以上は路肩に滞留していたでしょうか。弊社の最寄りインターチェンジにあっては、金比羅宮・レオマワールドなど観光・遊楽地に利便がよく、ゴールデンウィーク前半にあっては毎年混雑致します。愛媛県境でUターンした時、どのインターチェンジで降りれば早く帰隊できるか悩んでしまいました。そして、各サービスエリアのビックリするような賑わい。何か朝市でも開催されているのかと錯覚するほど人の山。特に、女性トイレなどは何十分待ちなのかと思うほど。連休中に鮮魚を運ぶ大型トラックが、駐車できずにSA内を通過してしまった姿が非常に印象的でしたね。
2006年5月5日(金) こどもの日
こどもの日が晴天となり、お子様連れのドライバーが多く見受けられました。そんな中で、白装束の親子数名を見かけました。四国霊場八十八ヶ所を小学生が歩いて巡礼する姿は珍しく、皆さん微笑ましい顔で元気に歩いておりました。話しは変わりますが、最近は鯉のぼりをあまり見かけなくなりましたね。マンション住まいが多くなったことも要因ではないかと思われますが、少し寂しい気が致します。ちなみに、我が家の鯉のぼり、子どもが大きくなり丸亀市にご提供致しましたところ、丸亀城のお堀の上空で元気に泳いでおります。
2006年5月6日(土) ツーリング途中
ゴールデンウィークの交通において、バイクもこの時期に多く見られますね。高速道路上ではツーリングに出向く方々が多く通過していくのを拝見します。そのような中、高速道路で突然エンジン不良となってしまった方々には、残念な結果の中にあって心のケアも必要です。今日も他県から高知県に出向いておりました方のバイクが帰宅途中で故障トラブル。バイクを搬送中にあっては、先ほどまでの爽快なドライビングから一転し気分は曇りがち。同僚の方々にあっても何となく沈みがちな様子。そこで、讃岐と言えば「うどん」です。バイクを無事に搬送し、皆様方に美味しいうどん店をご紹介致しました。お別れ時にあっては、皆さん元気な様子で、トラブルも「うどん」も含め良き思い出にして頂きたいと思います。
2006年5月7日(日) 深夜の二次災害
大型連休の最終日は深夜から雨が降り続きました。高速道路・一般道路ともに事故が多く、路面と視界の悪い状況下にあっては、いかに慎重な運転を心がけなければならないかと言うことですね。深夜の高速道路上において、停止した事故車を目前まで確認することができず、気が付けば衝突してしまったという二次災害が多く見受けられます。特に、黒や紺色の車両にあっては暗闇の中で確認しづらいものです。多くの場合、事故発生直後にライト消灯し、ドライバーが車外へ出たと同時に後方から車両が衝突するんですね。過去にあってはドライバー自身がはねられたという痛ましい事故もあり、発煙筒を燃やす間もない間隔で走行してくる高速道路の恐ろしさを十分に承知しておく必要があります。一般道とは違い、高速道路には街頭がほとんど設置されていないことも大きな理由です。
2006年5月8日(月) 求められた握手
私儀、業務終了後に握手を求められたのは初めてではないかと。午前中に病院転院の患者様をご送迎させて頂き、患者様の娘さんから握手を求められました。患者搬送業務におきましては、事前にご依頼のご家族と綿密な打ち合わせを行いますが、患者様におかれましては長期ご入院につき外出や車中での移動にご不安を感じる方が多いのです。こうしたご不安を少しでも解消できます様、患者様とのご対面の際には笑顔で「ご安心下さい」「私が目的地までお付き添い致します」などのお声をかけることで親近感を持って頂けるよう努めております。今日も車内で移動中、ご家族からお聞きしました患者様の大好きな会話を中心に、和やかなムードの中でご搬送させて頂くことができ、転院先の病室を後に、娘さんから「握手させて頂いてもいいですか」と言われました。その意味が何でありましょうが、ご信頼頂けたことと受け止めさせて頂き、快く「ありがとうございました」と申し上げることができました。
2006年5月9日(火) メタボリック症候群
初めて耳にします「メタボリック症候群」。内臓脂肪症候群とも言われ、内臓脂肪型の肥満に高脂血症や高血圧、高血糖の症状が重なり、心筋梗塞や脳卒中に進化するということです。成人の有病者は1300万人、予備軍も1400万人と推計されているんですね。特に、40〜70歳での男性では2人に1人、女性では5人に1人と非常に身近な症状と言うことに驚きを感じます。まずは、食生活の改善・適度な運動・禁煙・禁酒などを心がけることが大切であるとのこと。それにしましても、近年聞き慣れない病気が多く、いつどのような病気に遭遇するのかと考えますと、本当に恐ろしい限りです。
2006年5月10日(水) W杯まで1ヶ月
サッカーW杯ドイツ大会の開催まで1ヶ月。首都圏を中心にサッカーグッズなどの販売が好調のようですね。国内で5000億円近い経済効果が期待されているW杯、間近に迫ったあの感動を前に、多くの国民が酔いしれる準備を整えようとしていることがよくわかります。我が家におきましても、息子たちはW杯参加国の特番雑誌を購入し、各選手の所属クラブや特技などを調査中。子どもたちにとっては、開催が深夜・早朝の時間とあって、それなりに過酷な応援観戦となることは承知の上。すでにPSサッカーゲームなどで毎日盛り上がっているところです。日韓合同開催の活気とはいかないかもしれませんが、あの大会以降に少年サッカーを中心にブームは高まっており、子供たちが熱気のけん引役となりそうですね。
2006年5月11日(木) 五月病?
医学用語ではありませんが、「五月病」にかかる人たちが多いんだそうです。ちょうど今頃、いわゆるゴールデンウィーク開けの職場などで「うつ」状態に陥る気分のことを表現する病名だそうで、これにかかった人々は非常に無気力となり、心のスランプに至るとのこと。新年度の人事異動など環境の変化についていけず、自分の殻の中に閉じこもってしまう人、このような人々が不安感・あせりなどで不眠・疲労・やる気喪失などの症状を発症するんだそうです。そこで増えるのが過食・飲酒などのストレス解消手段ということで、この時期に飲酒運転が増加している要因の一部にあっては、このような症状の方々も含まれているのでしょうか。人の気持ちは五月の新芽のように力強いものではなさそうですね。
2006年5月12日(金) 筋力の衰え
夕暮れ時、息子二人をサッカーの練習に送迎したところ、知人が隣りのグランドでソフトボールの練習を行っておりました。久しぶりにと腕まくり、守備練習に参加させて頂きましたところ、ボールはガッチリとキャッチできるのに足腰が少しずつ重くなっていくのを実感。あげくの果てに太股がつりそうになり、あえなくリタイア。運動不足と申しましょうか足腰が相当衰えているんですね。頭の中では昔の感覚で動作しているつもりなんですが、筋力の衰えをついつい否定してしまう自分自身がむなしく感じました。筋肉痛につき、今日の日記はここまでです。
2006年5月13日(土) 睡眠
生活のリズムに「睡眠」が大切であることは理解しているのですが、この業界で規則正しい睡眠は不可能なんですね。「寝れる時に寝る」の鉄則が自分自身にふさわしい表現です。こうして日記を記している今、すでに昨日より約40時間ほど眠らずに起きている状況です。おそらく、何事もなければ直ちにこれから眠るでしょうね。「寝れる時に寝る」のタイミングが近づいてまいりました。特に、今日は業務で500キロほど運転しておりますので、熟睡ではないかと思われます。
2006年5月14日(日) 海猿
もう見に行かれましたかね、映画「海猿」。私儀も早く見てみたいと思っております。前編は何度も拝見致しましたが、海難での人命救助の難しさを物語るこの作品、日頃はお目にかかれない保安庁職員(潜水工)さんの厳しい訓練と過酷な現場を知りうる貴重なドラマですね。私共が行っているレッカー業務にあっても、海・湖・池・河川などの転落車事故に出動することが多く、浅瀬にあっては自ら玉掛けに飛び込むこともあります。数年前、水深6mほどに転落した車両にワイヤーを掛けようと素潜りで飛び込んだ時、Tシャツの袖が部品に絡んで慌てたことを思い出します。我々が要請を受ける場合は、ドライバーが残念な結果となっているケースであり、保安庁潜水工・消防レスキューあるいは弊社の専属ダイバーにあっても、転落車のドライバー救出において生死をさまよう時間に遭遇することは極めてゼロに近いものです。それでも、そこに人がいる限り、身を海に投じることの意味を映画「海猿」は見事に表現していると思います。映画監督に映画で表現したかったことを問いかけると、「言葉で表現できないから映画にするのだ」と決まってこう言う監督が多いですね。その言葉の意味がよく分かります。
2006年5月15日(月) 選定条件
決まりましたね、ジーコジャパンの代表23人。これまでの貢献度と最近のコンディションを総括したジーコ監督の選定結果は国内中が注目していたことでしょう。選ばれるための条件とは常に高い水準でありましょうし、そこへ挑む選手の努力ははかりしれないものなのでしょうね。ところで、選ばれたと言えば「青森県」。中核市の37番目に今日エントリーされました。中核市と言えば、政令指定都市(人口50万人以上)に次ぐ人口30万人以上の市であり、四国では高松・松山・高知の3つしかありません。高松市にあっても、現在の人口は33万数千人と選定すれすれであり、いかにハードルの高い選定条件であるかが伺えます。サッカーW杯と同じく、これら中核市にあっては、次に目指すものと言えば将来の道州制におけるリーダー格ですね。サッカーのサポーターのように、いつの日か過熱することが予想されますね。
2006年5月16日(火) 気になる降水量
沖縄は梅雨入りだそうですね。香川県内にあっても、ここ一週間は雨や曇りの予報が続いており、このまま梅雨入りしてしまうのかと思うような天候です。さて、一昨年は台風の影響で高潮などの水害に見舞われ多くの災害が発生しました。ところが、昨年にあっては大きな台風もなく、降水量も少なかったように思います。そう考えてみますと、今年はまた降水量の多い年となるのでしょうか。山間部を走行しておりますと、一昨年の災害による傷跡が十分に復旧できていないところを見かけます。また、海岸沿線にあっても今年からようやく高潮対策の堤防工事が行われるとのことで、一昨年のような大型台風に十分対応できる状況には至っていないのが現状のようですね。昔から雨の少ない香川県とは言えども、それなりに用地開発が進み、自然に地下透水できない面積が増えた以上、雨水の集中する河川等の氾濫も近年多く見られ、災害に強い環境にはほど遠い現状ですね。
2006年5月17日(水) お金よりも大事なもの
日銀などで構成された金融広報中央委員会という委員会が「子どものくらしとお金に関する調査」を行ったそうです。全国506校の小中高校生に「お金よりも大事なものがあるか」とアンケート調査した結果、約8割が「そう思う」と答えたとのこと。また、「お金持ちはかっこういい」との質問に「そう思わない」と約7割の学生が答えたそうです。近年、大学生以上の若年層においてネット株取引などが増加している中、18歳未満の子供たちにあっても「お金」に執着心をもっているのではないかと不安を感じておりましたが、この年齢層における将来への考え方にあっては「やりたいこと・なりたいもの」への夢や希望が大きく勝っているようです。当然ではありますが、何かホッとした調査結果ですね。と言うことは、18歳までに「社会に役立つこと」の意味や「人生がマネーゲームではない」といったことをしっかりと教育しておく必要があると考えるべきでしょうね。大学課程においても、「社会貢献」をもっと教育する必要が急務であると思われます。
2006年5月18日(木) 炭酸入りコーヒー
炭酸入りコーヒーが発売されるらしいですね。ネスレ日本が「ネスカフェスーパーリング・カフェ」という商品を販売するとのことで、どんな味覚なのか楽しみです。コーヒー好きな私儀にあっては、周囲の人々に「飲み過ぎ注意」といわれておりますが、炭酸入りコーヒーにはまってしまうと「飲み過ぎ警告」と懸念されそうです。炭酸(H2CO3)とは二酸化炭素を高圧で水に溶かした化合物ですが、炭酸飲料水の場合はほとんど炭酸入りの砂糖水であり、飲み過ぎはビタミンB1の不足やカルシウム不足につながることとして知られていますね。おそらくコーヒーに炭酸を含んだ今回の商品も細胞間のカルシウムバランスを崩すなどと言われそうです。幼い頃に、カートで購入した瓶入りの三ツ矢サイダーを毎日ガブガブと飲んでいたことを思い出しますが、年と共に炭酸飲料水は飲まなくなりましたね。しかし、今回の商品は興味深く何故か気になります。
2006年5月19日(金) 動物との共有
夕方薄暗くなった頃、弊社前で曇り空を眺めておりますと、国道対面側から巨大な犬が一気に道路を横断してきました。危ないと思った瞬間に乗用車と衝突、10mほど車体底にて引きずられたでしょうか、大声をあげて走り去っていきました。犬や猫が車と衝突する瞬間を何度か見たことがありますが、あれほど大きな犬の衝突を目の当たりにしたのは初めてです。そう言えば、山間部の高速道路でイノシシやウサギが横断しているのを見かけたこともありますが、これほど道路が整備された時代にあって、動物たちにとっては変わりゆく環境の変化に対応できなくなっているようです。近年、クマやサルなどが都会に出没している理由にあっては、従来人間と共有していた里山などが過疎化することで、人間との接点で学ぶ共有感が失われていることが要因と言われておりますが、動物と共有する環境を見つめ直すことは難しいことです。
2006年5月20日(土) ハイドロプレーン現象
台風1号が異常なカーブを描いて中国大陸から熱帯低気圧に変わりつつ日本に大雨を降らせた早朝、高速道路ではスリップ事故が相次ぎました。その中で、ハイドロプレーン現象を体験したドライバーの話を聞くことができました。時速80kmでの走行中、車両が路面から浮き上がったとのことです。過去に何十人もの体験談を聞いておりますがその感覚はまさにボートで水面を走行しているようなものだそうです。ハンドル操作がまったくできず車両は勝手に滑っていくらしいのです。今日の事故にあっても、ガードワイヤーに直角に衝突しているんです。最近は透水性舗装が多く敷設されるようになりましたが、従来型の舗装面で「わだち」が深いところにあっては数センチの水がたまることから、一定以上の速度で起こるハイドロプレーン現象は本当に危険ですね。
2006年5月21日(日) 春季運動会
雨や曇りの天候が続いております狭間で、今日は絶好の晴天。息子たちにとっては最高の「春季運動会」でした。この時ばかりは休暇をとり、早朝5時すぎからテント張りの準備。本部役員の広報担当ということで、カメラを3台を首にぶら下げての撮影部隊としてグランドを駆けずりまわりました。私自身も通った小学校の運動会において、今も変わらない地域密着型のムードが非常に懐かしく、日頃より安全パトロールを自主的に行って頂いております老人会の方々や、地域コミュニティの皆様方の心温まる応援を拝見し、子供たちがあらゆる人々の手によって育成されているということを改めて実感する一日でした。今日は息子たちも熟睡することでしょうね。
2006年5月22日(月) 消防協力事業所
地域に密着した消防団の団員が不足する中、総務省消防庁が団員活動に理解を示す会社に対し消防協力事業所の認定を行うといった制度の導入を決定したとのことです。火災はいつ発生するか分からないものですが、消防団の皆様方は勤務中に地域での火災が発生した場合には、その招集連絡を受け出場することとなります。また、火災時だけでなく訓練や車両点検なども含め年間数回の団員活動に参加することから、勤務先に理解された環境の中で勤務できる方々でなければ団員活動を続けることが難しいのが現状なのです。私儀も約10年間、地元の消防団に所属するとともに活動参加した経験から、勤務と団員活動の両立がいかに大変なことであるかを実感しております。今回の制度の導入にあっては、調査の結果で企業側からの協力意識が調査として明確になったことを受けたもの。近年、特に大手企業の社会貢献への意識向上が背景であり、同時に災害等への真剣な社内での取り組みも活発になればよいと思います。
2006年5月23日(火) エレベーターのモラル
患者様のご搬送時にて感じましたこと、寝台用エレベーター(または緊急用エレベーター)の使用が乱雑になっている状況を見かけます。一般用エレベーターが隣りにあるにもかかわらず、清掃業者さんや配送業者さんが寝台用エレベーターを平然と利用しているんですね。こうしたモラルを欠く行為が一刻の患者様の生命に影響を及ぼす可能性は否定できません。民間救急サービスのストレッチャーにあっても、寝台エレベーターは当然利用しなければならず、その空間に殺菌されていない業者さんたちの出入りがあることには残念なばかりですね。
2006年5月24日(水) 知らぬ間にオヤジ
日曜日の運動会で相当量の紫外線を浴びたようです。今日になって顔面の皮膚がボロボロ。気にする年齢でもないのですが、会う人また会う人から顔面ボロボロの話題で持ちきりの一日でした。さて、あと一年もすれば40歳ということで、目尻のシワは増え、白髪が少々、髪の毛も薄くなり、まさにオヤジ。三日前の綱引きによる筋肉痛は今日になってパンパン。今さら若返り対策とは無駄骨ですが、適度な運動は心がけたいものです。
2006年5月25日(木) 中国メディア
昨日のニュース番組で日本メディアが中国メディアに独占密着した映像を拝見しましたが、中国メディアの報道競争は過熱しているんですね。警察無線を盗聴し、いち早く現場に急行する各テレビ局。事故現場の生々しい状況を複数のメディアが取材している様子は、日本ではほとんど見られない迅速さです。日本の場合、重大事故にあっては記者クラブに入った情報をもとに、待機中の記者が極めて重大な事故に限り現場取材するといった程度です。弊社に搬送後の事故車両を取材に来る報道陣にあっても、発生から数時間は経過しているものです。まれに、どこから情報を得たのかというほど早く現場に到着して来る記者もいますが、昨日見た中国メディアの素速さほど過熱していませんよね。
2006年5月26日(金) 緊急交通事故抑止
交通死亡事故が相次いで発生していることをうけ、警察・安管・安協合同の緊急交通事故抑止キャンペーンが実施されました。雨降りしきる中、数十人の方々によります路上での抑止活動にあっては、黄色の帽子とチョッキを装い「交通安全」「交通事故防止」ののぼりを掲げてドライバーに無言の呼びかけを行いました。定期的なキャンペーンは年間数回の開催が予定されておりますが、今回のような緊急招集は異例なことであります。参加者の呼びかけが少しでも事故抑止につながることを願うばかりです。
2006年5月27日(土) 商工まつり設営
丸亀市の西部地区で営む50社の企業で運営している商工会「常磐会」。その「第21回常磐商工まつり」が明日開催されます。本年は私儀が実行委員長を務めさせて頂くこととなり、開会式にあっては「こどもSOS宣言」を行います。会員企業は「こどもSOSプレート」を事業所に掲げるとともに、車両には「こどもSOSステッカー」を貼付し、地域の子供たちの安心・安全を守る活動を明日から実施。そのイベント設営に今日は多数の会員企業各位が招集して頂きました。舞台やイベントブースなど人手の必要な設営において、本当に心づよいメンバーばかりです。梅雨入り目前の天候の中、明日は何としても晴れて頂きたいものですね。
2006年5月28日(日) 第21回常磐会商工まつり
第21回常磐会商工まつりが開催。天候に恵まれ、多数のお客様にお越し頂きました。開会式の「こどもSOS宣言」からスタート。小学生を対象とした「カーリング大会」や各ゲームにあっては微笑ましい子供たちの姿が印象的でした。また、「安心・安全ぬり絵コンテスト」では園児と保護者が楽しくぬり絵に熱中。展示場では何十枚ものぬり絵が展示されました。食べ物ブースではビールや焼き鳥・うどん・おにぎり・かき氷・ジュースにアイス・フランクフルト・フライドポテトなどなどが販売され、お食事コーナーは満員御礼。キャラクターショーではボウケンジャーが大活躍。大・大・大成功の開催に、実行委員長としてはホッとした心境でした。よかった・よかったです。
2006年5月29日(月) ジャワ島地震
2004年12月に発生したスマトラ沖地震から一年半ほどしか経過していないインドネシア諸国において、27日にまたも恐怖の自然災害が発生しました。2日経って死者数千人、日が経つにつれ更に多数の被害者が報告されることと思われます。アジアの太平洋・インド洋沿岸で断層のずれやプレートの歪みが近年に多発していることは誰しも承知の上。いつ起こるかの想定に楽観視しているわけではないのでしょうが、あまりにも建造物倒壊の被害が多いことを実感します。日本国内においても、大震災の被害抑止に関する行政や個人の対策は進んでいるとは言い切れない状況。明日は我が身と思って報道を注視している人はどの程度いることでしょう。本当に心配です。
2006年5月30日(火) JHR総会開催
第6回全日本高速道路レッカー事業協同組合(JHR)の通常総会開催に参加。全国120社を超える高速道路協定業者が年に一度招集する本総会にあっては、警察庁・国交省の認定組合としての風格ある事業報告・収支決算が承認、また次年度事業計画・収支予算にあっても業界の更なる飛躍を誓い合う内容が承認されました。このような総会において、私儀は不慣れながら「議長」の大役を務めさせて頂きました。組合員の皆様方のご協力を賜り、慎重審議かつ円滑な議事進行ができましたこと、厚く御礼申し上げる次第です。また、基調講演におきましては、あの道路関係四公団民営化推進委員会委員でありテレビ・ラジオ番組のコメンテーターでおなじみの「猪瀬直樹氏」にご講師頂くことができ、またJHRとしての新たな方向性を見いだすことができたかと思います。
2006年5月31日(水) 東京ドーム・日本サッカーミュージアム
昨日のJHR総会開催から一夜明け、朝4時すぎから日本とドイツのサッカー交流試合を観戦です。W杯開催目前でのジーコジャパンが奮闘、試合は2対2の同点。開催国で優勝候補とも言われているドイツに内容の濃い引き分けは価値ある試合ではなかったでしょうか。その興奮冷めやまぬまま、宿泊先は東京とあって「日本サッカーミュージアム」に立ち寄ることに。と思いつつも13時からの開館ということで、午前中は東京ドームへ向かってみました。ちょうど野球歴史博物館の開催中であり、先般の王ジャパンによります世界選手権での優勝トロフィーや選手のユニフォームなどが展示されておりました。また、ドームでは社会人野球の開催中をしばし観戦。さて、いよいよ午後となり日本サッカーミュージアムに到着。平日なのに大勢のお客様で満員御礼。まさにサッカー一色の開館内にあっては今回のW杯出場までの歴史が満載されておりました。久しぶりに一人で休暇させて頂きましたが、今日は今年のスポーツビッグイベントを満喫した一日でありました。