日記

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2006年8月1日(火) 新たな気持ちで

今日から弊社の新しい決算期に入ります。新たなチャレンジ精神を持って、社員一同、安全第一の業務を遂行して参りたいと思います。また、「困っている人を助けること」の理念を忘れず、常にお客様の身になって迅速な対応を図って参る所存であります。さて、その初日の新聞にショッキングな話題です。昨日の夕方から生放送されておりました埼玉県での小2女児がプール排水口に吸い込まれた事故。梅雨明けから全国ですでに数十人が水難事故で亡くなっておりますが、今回のような施設での安全管理が要因であった事故に関しましては、非常に憤りを感じます。過去のデーターを検索したところ、このような排水口での事故は何度か発生しており、安全対策の落ち度が厳しく批判されるものです。特に、小さな子供たちの事故は本当に痛ましいもので、この夏場における全国のレジャー施設等の徹底的な管理の見直しを図って頂きたいと思います。さらに、弊社も同様、機械器具の安全管理には今後も徹底して参りたいと思います。

2006年8月2日(水) 業界のけん引役

JHR理事会に参加するため東京に出向いて来ました。私も四国支部長として、先に開催された四国支部会の要望等を全国の理事者各位に伝達。平成12年に国の認可を得た全日本高速道路レッカー事業協同組合としては、今年で活動6年目を迎えるにあたり、いよいよ日本のレッカー業界をけん引する立場としての風格を持って、新たな気持ちで社会的認知を掴もうとしております。この業界もまた、各県レベルの組合組織が存在しているものの、その大半にあっては残念ながら目先の仕事量と商圏を獲得する事業主体にとどまらざるを得ない状況と拝見。国家の法と基準を定めるにあたっては、全国水準のレベルにおいて一歩また一歩と進んで行かなければなりません。この大きな目標に向けて邁進するためには、技術・顧客サービス・安全対策面での高い水準が必要であり、全国から委任された理事者の一人として、今後における力量が問われるものと身の引き締まる思いを実感致しました。

2006年8月3日(木) 漂う温度差

6年近く続いてきたゼロ金利の解除(政策金利の復活)、路線価の下げ止まり、あまり実感のわかない地方と違い、これら景気回復を少しばかり実感している東京都内の早朝で、その舵取りを行う政策ピッチ(霞ヶ関)を少し散歩してみました。多くの縦割り省庁が立ち並ぶ都内中心部においても、早朝は地方と相変わらぬ静けさの中に、カラスの鳴き声だけが高らかに響いておりました。以前、身近な現役首長がこう言っていたことを思い出します。「上京して一番に出向いて行くところは地元選出の代議士さんの事務所、我が街に潤いをお願いするために。」との言葉。あまりにも安易なこの言葉が散歩途中で何故か頭をよぎってしまいました。この都心には地方を温存する人影はなく、ひたむきに自ら分権に努力せよと言わんばかりの匂いが漂っています。さて、話し代わって香川県においても県知事選挙が近づいてまいりました。県民のあらゆる社会での格差を今一度認識し、中心市街の活性だけにとらわれない舵取りを行うことを公約した、実りある地方分権の節目として頂きたいものです。

2006年8月4日(金) うちわ

会う人、また会う人との会話の第一声に「暑いですね〜」が付きものとなっています。移動中の車内ではエアコンがフル回転、一歩外へ出れば汗だく状態。そんな中、ご近所のスーパーで団扇(うちわ)を購入しようと店員さんに訪ねたところ、店内には団扇の販売品が見あたりませんでした。唯一、100円ショップにて数個の団扇を発見、何だか宝物を購入するかのような気持ちで一本購入。「伊予竹に土佐紙貼りてあわ(阿波)ぐれば讃岐うちわで至極(四国)涼しい」という歌い継がれた言葉が丸亀地方にあるそうですが、伊予(愛媛)の竹、土佐(高知)の紙、阿波(徳島)のノリ、そして作る腕前は讃岐(香川)の丸亀がご当地なんですね。今でも全国90%の団扇生産を誇る丸亀市の伝統的工芸品。夏はエアコン、されど団扇、江戸時代から長きに渡る夏の風物として親しまれている団扇、エアコンや扇風機あれど必要な一品です。

2006年8月5日(土) 変わりゆく広告

ここ数日、新聞の折り込み広告をじっくり拝見。その多くはパチンコ・住宅・食品・家電業界の広告。一昔前に多かった中古車・ブランド商品などの広告がめっきり減っているように伺われます。これもまた、ネット市場の繁栄ぶりとネット人口の拡大化による現象なのでしょうか。広告と言えば、先般に東京都内で広告宣伝カーを見かけました。電光式の派手やかな広告掲示板を設置した小型車両、歩行者へのインパクトも非常に高く、商品の魅力を最大限に表現している広告内容に見とれてしまいそうでした。今後、各選挙に出馬される方々や選管関係方々にご提案、スピーカーが割れ響くような街宣車の代わりに、とてもシンプルな広告宣伝カーをご利用されてはいかがでしょうか。有権者に対する非常にエコハートな戦略だと思うのですが。ただし、お値段は一日数万円を覚悟しなければなりませんね・・。

2006年8月6日(日) どうなる人類史上初

人類史上初、この言葉の意味において最も悲惨な出来事から61年を迎えます。私も生まれる前の出来事、広島が一瞬で灰と化した8月6日。この語り継がなければならない悲劇に直面した人々の継承が、さらに風化することを懸念する声が高まっているようです。将来の子供たちが、「歴史上の悲劇」としてとらえるか、あるいは「昔話し」としてとらえるか、今後の次世代への伝承に大きな意味を持つものです。近年の中東での出来事にあっても、子供たちにとっては遥か彼方と感じるようなメディアの報道。それと同じく、広島・長崎の原爆が近年では日米外交に支障するようなとらえ方をする政府そのものや報道を見直さなければならないのではないでしょうか。人類にとって歴史上、戦争という手段が何であるか、このことを結論付けるべき時代が到来してもおかしくないですね。この結論が出ることが一つの人類の進化だと思いますが・・。

2006年8月7日(月) 各地で熱戦

学生たちのスポーツ祭典が目白押しに開催されております。中学生は四国総体、高校生は全国総体、また甲子園では野球選手権、などなど炎天下の真夏日に真剣勝負が各地で行われているようです。私も経験した全国という舞台、ほど良い緊張感を感じるか、あるいはガチガチの緊張感を感じるかで勝負の行方が左右されるんですね。会場で会う選手たちが自分以上に強そうだとか、レベルが高そうなどと悲観してしまう選手も多いのではないでしょうか。誰しも持つ劣等感を克服した選手こそ、大舞台に強いものです。何においても精神力こそが勝負、毎日の新聞スポーツ面で多くの学生たちが輝いている様子を拝見し、一昔前の自分を振り返ってみようと思います。

2006年8月8日(火) 行革に小さな一歩

確か5月頃に法案成立した「行政改革推進法」「公益法人制度改革法」「公共サービス改革法」などなど。その中において「公共サービス改革法」に基づく市場化テストの対象事業が11事業ほど内定したそうです。とは言っても、非常にソフトな担当分野における官民競争入札であり、仮に民間企業が受け担うこととなっても重要視されるほどの分野ではなく、まさに試験的な市場化テストに相応しい事業担当のようです。しかしながら、今後5年単位で成果を問いまた見直していくものと考えられている行政改革、ちょうど3年後をめどに道州制も具体化されるでしょうし、今回のような市場化テストの開始(来年度から)は評価できるものとして期待したいと思います。法案成立の中で、唯一「公共サービス改革法」にあっては、官業運営コストの見直しとして与党だけでなく、野党(民主党)も賛成していた訳ですし、民間企業の立派な提案書がドシドシと提出されることを楽しみにして拝見していきたいと思いますね。

2006年8月9日(水) 間違いだらけの競争原理

ここ数年、各業界または地方行政においても、「生き残りをかけて」という言葉が多く聞かれます。90年代半ばから規制緩和・自由競争が本格化され、異常なほどの競争が国内で勃発しているわけですが、一国の中において同じ愛国心を持つ国民同志が、何故に生き残りをかけてまでの競争原理を図ろうとするのでしょうか不思議です。その象徴的なものがISO、企業も行政もより高い基準を取得することで差別化を図ることを主体としています。しかしながら、ISOから多くの品質が生まれるわけではなく、いわゆる看板(ラベル)として誇り高く評価されるだけにすぎないケースも多いのではないでしょうか。競争から生まれるもが価格破壊・品質低下と言われるようにならないためには、「実働のレベル」を高めることが大切であると思います。互いに実働での良いところ、あるいは間違いを認め合い、共存共栄する競争社会が訪れることを期待したいですね。

2006年8月10日(木) お盆休みを前に

さて、少し早めの帰省者は明日の金曜日あたりから里帰りといったところでしょうか。人それぞれ様々なお盆休みの取り方があると思われますが、遠距離帰省の方々は本当に大変のようですね。特に自動車で帰省される方々には、安全運転を心がけて頂きたいと思います。さらに、お盆期間中は各地でイベント三昧、四国にあっても高知よさこい・高松まつりなどの夏祭りが盛大に開催されますね。そこで是非ともご注意頂きたいのが飲酒運転です。自動車は当然のことですが、近年の道交法にあっては、自転車の罰則も非常に厳しくなっているんですね。自転車での酒気帯びは3年以下の懲役か50万円以下の罰金、ちなみに信号無視と一時不停止が3ヶ月以下の懲役か5万円以下の罰金、無灯火や傘差し運転でも5万円以下の罰金なんですね。特によく見かける並列走行や二人乗りにあっても2万円以下の罰金ということです。罰則があるものは過去に悲惨な事故が発生した証拠、楽しいイベント帰りが悲惨な事故につながらないようにご注意頂きたいと思います。

2006年8月11日(金) 過剰な水分補給

ここまで暑いと水分また水分の繰り返しですね。路面温度は何度まで上昇しているのでしょうか。今日も炎天下の中、大型観光バスなどのレッカー移動を行いましたが、レッキング時に舗装面に横たわった瞬間、背中が焼け付きそうになりますね。夜間になっても路面温度はあまり低下しておらず、フルトレーラーの故障車現場で作業中、作業服は汗でビッショリ、けん引中にペットボトル500mlを一気飲み、さらには作業完了時に500mlと喉の乾きが一向に治まらない状態でした。胃腸には自信があるものの、ここ数日の過剰な水分補給で少々弱り気味な感じです。食欲不振とならないように体調管理が必要です。

2006年8月12日(土) お盆休み初日の高速道路

お盆休み初日、高速道路のインターチェンジでは大きな渋滞はないようです。とは言っても、交通事故ではあっという間の停滞が発生します。今日も単独横転覆事故の現場に急行しましたが、現場付近では5キロの渋滞、いらつく帰省者の気持ちを考えつつ緊急走行(サイレン・赤灯)にて現場に到着、約5分での車両撤去を行い無事終了。最寄りのインターチェンジに流出後、交通警察隊方々と互いの慰労を語り合いました。緊急の入電にあっては、おおよそ大多数の高速道路を利用するドライバーの権利保護を優先とした心構えを持たなければなりません。緊急走行で停滞車両の横を通過する際、このドライバーは急用の人、この子供たちはトイレが近いのでは、このトラックは荷物到着に遅れていないかなどなど、様々な想像が脳裏をよぎるものです。全国のレッカー事業者さん、お盆期間中の繁忙期における道路円滑維持への貢献、共に安全第一でがんばりましょう。

2006年8月13日(日) 迎え盆

今日はお盆の入り(迎え盆)です。早朝6時にお墓の掃除に出かけました。早朝6時と言っても早い方々は既に掃除を終えた時間帯。少しづつセミの鳴く声が高まり、終了間際には厳しい日差しで汗まみれ。それでも早朝からの仏事にあっては本当に気持ちの良いものです。13日の迎え盆では早朝に準備、午前中にお墓参りが習わしと言われており、14日から15日までが盆中日、16日が送り盆です。話しは変わりますが、丸亀市内では今年に入って今日現在、12名の方々が交通事故で亡くなられました。そのご家族またはご親族方々にとっては初盆の初日、心よりご冥福をお祈り致します。

2006年8月14日(月) 世界一高い給油

お盆中の移動客の皆様方には、本当に大変お疲れさまですね。早朝より瀬戸中央道の与島PAまでロードサービスに出かけましたが、朝5時というのに何十台もの車両が休憩中。トイレタイムの子供たちも楽しいドライブとあって笑顔一杯でした。ところで、このお盆期間中は高速道路のSA内スタンドが燃料割安となっているようです。道路管理者の全国上限設定(毎月)が要因のようで地場価格より5円近くも安くなっているんですね。そこでドライバーの皆様方に要注意です。SAだからといって24時間スタンドが営業しているとは限りません。こうした勘違いにより高速道路本線にてガス欠になる方が本当に多いんですね。ちなみに、瀬戸大橋3橋上でのガス欠にあっては、給油ロードサービスも高く付くことをご承知頂きたいと思います。何故って、ロードサービス作業車の高速代もお客様にご負担となるからです。瀬戸大橋3橋上でのガソリン1リットル配達価格は、おそらく世界一高い価格だと思います。

2006年8月15日(火) 賛否

報道は、今日の8月15日を「賛否」の日と名称付けたいのでしょうか。評論家や政治家の様々な見解、東京招魂社・別格官幣社としての建立や管理を語る人、日清・日露・日中または太平洋戦争における英霊を語る人、A級戦犯の合祀を語る人などなど、現在の若い世代に教育として学ばせたことのない議論が各地・各局で行われています。逆に中国や韓国の若い世代にあっても、国家の一方的な見解で他国を評価しているようにも見受けられます。いつの時代も「先人」あってこそ「今」があるという原点に立たなければならないと思うのですが。世界広範囲の視野に立って「先人」に想いをよせれば、この度の極東アジア問題があまりにも執着しすぎているように感じます。靖国問題に異議申す隣国が、若者に愛国心を抱かせ堂々と軍隊を持っていることすら不思議です。愛国心とは、すべての国において、非常にすばらしい表現であると思います。しかしながら、過去に執着しすぎるあまり、隣国パートナーの存在を互いに傷つけ合うことにもなりかねません。将来に向けて、互いに共存していくための近代的な外交に、過去を意識しすぎること、この手段(戦略)そのものに「賛否」すべき議論があると思いますが。

2006年8月16日(水) 楽しさの裏に潜む

今日は送り盆ということで、お盆休みムードも最終日。今年のお盆期間中は交通事故が多かったですね。その事故形態も非常に激しいものが多く、弊社の車両置き場は満車状態になってしまいました。昨日の夕暮れ時から今朝にかけては睡眠時間ゼロ、携帯電話の充電容量もゼロ、食事もいつ取ったか、何を食べたか思い出せないほど疲労してしまいました。楽しい休暇を過ごされた方々に負けないくらい、山・川・海へとレッカー車を走らせたお盆期間中、しかしながら私が目にしたものは楽しさの裏に潜む一瞬の出来事ばかりでした。路上横転・路外転落・河川落車・岸壁転落などが本当に多かった数日間でした。話し変わって、今朝ほど海転落との通報を受けて出動、しかしながら見つかったのは別の車両(数ヶ月経過)、残念ながら1名車内にて発見、本命の車両は現在も捜査中です。さらに、あるフェリー岸壁でも転落事故が発生、この事故にあっても残念な結果となってしまいました。海・川・池などの周囲では運転操作に十分気をつけなければなりませんね。

2006年8月17日(木) 己との戦い

弊社前の県立丸亀競技場で多数のテントが設置されました。明日から3日間、全国中学校体育大会(第33回全日本中学校陸上陸上競技選手権)が開催されるんですね。今日も多数の中学生アスリートたちが補助競技場にて練習を行っている姿を見かけ、何だか懐かしい想いが致しました。私も中・高校生時代には、投てき競技で県内無敵のアスリート、彼らの大会に挑む意気込み、あるいは一発に賭ける気迫を遠目ながら感じる次第です。百分の一秒またはわずか1センチの自己記録更新に対する執着心、このこだわりこそが、きっと将来彼らの心の支えになることでしょう。陸上競技もまた、相手と競う競技ではなく、まさに己との戦いそのものです。たった数分・数十秒、たった数回の試技のために全国から集まった中学生たち、この丸亀で出来るだけ多くの選手が自己記録を更新して頂きたいと願うばかりです。

2006年8月18日(金) シートベルト未着用

夕暮れに拝見しました市内での検問、シートベルト未着用の検問場所に多数の車両が並んでいました。数年前には全国トップクラスの着用率を誇っていた香川県ですが、近年の着用率は大きく低下しているようです。考えてみれば、昨年来から増加傾向にある死亡事故、レッカー出動にて拝見する事故現場において、シートベルトを着用していれば助かっていたのではと実感する現場は多く、いかに大切な交通ルールであるかが伺われます。最近では小さな子供を膝元に乗せて運転しているドライバー、助手席に数名の子供が乗っているなどなど、非常に恐ろしい運転を多く見かけます。検問も大切な再認識での場ではありますが、もっと効果的な危険運転への周知方法がないものでしょうか。

2006年8月19日(土) 次男坊の日

「Happy Birthday 次男坊!」、8才のお誕生日おめでとう。8月19日はこんなに暑い日だったんですね。8年前の今日、早朝から劇物ホルマリンを満載したタンクローリーが家屋に飛び込み横転、半径2キロの住民に避難勧告、50人以上もの消防・警察関係者を横目に車両に接近、横転車両の下部に潜り込み玉掛け作業、大型レッカー車にて引き起こし、消防車両数台の警戒のもと工業団地に無事けん引。その後に帰隊し病院へ駆けつけること1時間後、次男坊は元気な産声をあげました。私の人生の中において、8月19日は非常に印象深い日なんです。あの日の作業は、私が命がけで行った作業の中の一つ、あの引き起こし作業の際にホルマリンが大量に漏れていたならば一大事、その場で息絶えていたかもしれません。それゆえに、あなたの誕生は超最高なものだったんですよ。いつの日か、父親が記した今日の日記を振り返って下さいね。

2006年8月20日(日) 奮闘甲子園

これほど興奮した高校球児の試合は初めてです。夏の甲子園決勝、駒大苫小牧VS早稲田実の延長15回は今夏をより一層熱くしたことでしょう。暑さ厳しくなってきた午後の時間帯、緊迫した試合の序盤を見つつロードサービス数件に出動、あい間で丸亀婆娑羅まつりの踊り子さんたちを少々拝見(この時点で試合開始から2時間以上経過)、その後にあっては甲子園から目が離せない事態に突入。久しぶりの豪腕たる両校のエースが力投する映像に釘付けとなってしまいました。1969年以来の再試合、どちらが勝っても両校とも高校野球の歴史に名を刻むことでしょうね。

2006年8月21日(月) 奮闘甲子園その2

今日の再試合、業務多忙の中で少しばかりのラジオ観戦でしたが、やはり両校の健闘ぶりには感動致しました。この決戦を目にした全国の野球部員さんたちは、来年の大舞台を目指してさらに奮起することでしょうね。例年、甲子園から学ぶものは一つ、負けたときから次の戦いが始まっているということです。時にはじっくり考えることも大切ですが、弊社のような実働企業もスポーツと同じであり、毎日与えられた実働をこなすことで日頃から技術または顧客サービスの向上が図られるんですね。それには強い精神力が必要不可欠、今日失敗したことにクヨクヨせず、明日やり直すことへの執着が求められます。高校球児の皆様方、今年も熱い夏を拝見させて頂きありがとう。

2006年8月22日(火) タバコロード

午前中、民間救急車にて肺気腫の患者様を転院。80才代男性の患者様ですが、酸素マスク装着も私に会話を求められました。「乗務員さんはタバコ吸いますか?」の質問、少々ですがと答えたのですが、患者様は18才頃からヘビースモーカーだったそうで、その影響が今になって症状に現れたことを強調されました。帰隊中、自分自身の喫煙に対し、とても考えさせられるものでした。タバコは吸い始めた年齢が極めて重要な要因であると言われております。私は、大学在学中の後半(21才頃)だったでしょうか。それにしましても、社会人になってからは時間問わずの業務でもあり、一日の本数は多い方ではないかと・・。「禁煙」という文字が脳裏をよぎります・・・。

2006年8月23日(水) 何のための賑わい

改正中心市街地活性化法たるものが昨日施行されましたね。大規模小売店舗立地法の調整機能と合わせ街の拡散を抑え、中心部に集約する市街地再生がねらいとのこと。今秋には大型店の郊外立地を規制する改正都市計画法も施行予定、郊外での開発封じ込めで中心部集約型のまちづくりに期待を求める内容のようです。さてさて、空洞化にも様々な形態があり、そこまで憂慮しても単に補助金のばらまきで終わってしまうものが大半のような気がします。何分、閉ざされた商店街シャッターを開ける勇気のある商売人さんが存在するかどうか、市民が中心市街地に何を求めているかなどなど、目的がはっきりしない活性化へのチャレンジには賛否が付きまといそうですね。我が街においても、その目的は依然としてはっきりせず、とりあえず元気なお祭りイベントが先立っているようです。先週の「丸亀婆娑羅まつり」、イベント周辺には関係者と踊り子さんの盛大な活気、商店街店舗はいつも通りの空洞、唯一商店街に出入りしていた人は当日の踊り子さんたちでした。大型店舗には生き残りを賭けた商圏戦略がはっきりしており、行政の市街地活性化には目的すらはっきりしない現状。仮に中心市街地が何かの魅力をもって活性しても、人が集まることを敏感に受け止めた大型店舗の進出により商店街は結局のところ潤わない、または活力を失ってしまうにすぎないことを警戒すべきでしょう。そこで行政にはっきりして頂きたいこと、「まち(町)のコミュニティ形成と同様、まち(街)の将来像って何?」ですね。駅前に人の集まる空間をお求めであれば、「駅前釣り堀」「駅前プール」「駅前温泉」などはいかがかと・・。そんな物とおっしゃる行政関係者さんがいらっしゃれば、「丸亀城下町」の文化再生を真剣に考えるべきではないでしょうか。人が大勢集まらなくとも、歴史と文化を守ることは決して無意味ではありませんね。
追伸:昨日の20時18分、北の空にものすごく燃え上がる流星(東方向に約5秒ほど発光し落下)を見ました。ある天体協会に問い合わせたところ、多数の目撃者有りとのことで、本当にあれほどオレンジ色で明るい上に先端の球体も鮮明、非常に長い帯が燃えている流星を見たのは初めてでした。流星に願い事って言う由来がありますが、その瞬間に考えていたこと、「今日の夕食何だろう?」でした・・。

2006年8月24日(木) 損保商品の改革

各損保会社の損害保険商品が大幅に統合されています。最近の保険金不払い要因として契約商品の複雑化が指摘されていることをうけたものです。これは1998年の保険自由化を契機に、顧客争奪戦の末に様々な特約が登場したものの、各商品の特約内容が複雑となってしまった結果なんですね。弊社においても同じく約10年前から特約ロードサービスの協力店として国内問わず海外保険会社等のロードサービスにも出動協力させて頂いておりますが、契約内容の複雑化により契約者が困惑する場面をいくつも拝見して参りました。特に、契約更新の際に契約者さんが特約の変更等に十分理解しないまま事故等に見舞われることが多く、内容の相違がトラブルに発展したものは多いのではないでしょうか。今回の各保険会社における商品の見直し、一刻も早く商品のスリム化を行った会社に軍配が上がるような気が致します。我々業界もまた、保険業界の動向に対し情報収集を図っていかなければなりませんね。

2006年8月25日(金) しあわせの村

兵庫県神戸市北区、阪神高速道路7号線(北神戸線)しあわせの村ランプを下車、そこに広がるスポーツ・レクリエーション施設「しあわせの村」。球技場・芝生広場・宿泊施設・プール・温泉・オートキャンプ場・日本庭園などなど、広大な自然の中にこれほどの施設を目にしたのは初めてです。ということで、今日は休暇を頂戴し、長男の出場するサッカー大会「神戸カップ」を観戦に出向いてまいりました。今日の香川選抜は、福岡に0−0、千里馬に3−0と好成績、明日は北摂・神戸FC・交野との試合だそうで、近畿の強豪に対し香川県の小6選抜メンバーが奮起することを期待したいと思います。それにしましても、炎天下の中でも子供たちのパワーには脱帽ですね。我々オヤジは観戦(ビデオ撮影)するだけでダウンでした。

2006年8月26日(土) 明日は知事選挙

香川県知事選挙の投票日が明日行われます。現職さんと新人さんの一騎打ちとのこと。ここ数日、新聞等にて両者による県民へのアピールが掲載されておりますが、互いに政策に対する大きな争点はなく、明日は冷ややかな投票率となりそうな予感が致します。現職さんは将来の四国州における高松市の賑わいと海の玄関サンポート高松に視点が集中している模様、新人さんは現職8年間を借金拡大の悪政と提唱、地方分権が加速する時代において県行政と市町行政が互いに語り合い、より地域に密着した道州制への取り組みを県民と共に行わなければならないという声が乏しいことを懸念致します。県政にお任せ下さいと言わんばかりの熱弁に危機感を感じるのは私だけでしょうか。

2006年8月27日(日) お泊まり会

昨日の夜、午後7時に集合した地域の子供たち。夏休み終盤において、子供たちの生活リズムを取り戻してもらおうと、町内自治会場にて「お泊まり会」を実施致しました。夕食を食べお風呂に入って集まった子供たち、手持ち花火と映画鑑賞を楽しむこと数時間、全員で歯磨きを行い午後10時に消灯、互いに夏休みの出来事を語り合いながら夢の中へ。早朝6時に起床、歯磨きを行い6時30分からラジオ体操、7時から各班に分かれてクリーン作戦、笑顔で解散したものの宿題の進捗が気になりますね。そう言えば昨日から封切られた映画「UDON」、讃岐人の「ソウルフード」をモチーフにした話題作にあっては初日から出足好調とのこと、一方で今日の知事選挙、その出足はいかがなものでしょうか。

2006年8月28日(月) 事故多し日々

このところ、連日発生する高速道路での事故による通行止め、一つの事故が高速道路を利用するおおよそ大多数の車両を困惑させてしまいます。高速道路上では事故の形態により、ドライバー救出・現場検証・車両撤去・路上清掃・道路付帯物撤去など様々な工程に時間を有するため、時には数時間もの通行止めを余儀なくされることとなります。我々レッカー車の出動にあっても、到着して直ちに車両撤去というわけにはいかず、警察の検証待ちによる現場待機が1時間以上となる場合もあるんですね。そこで、事故現場での痕跡をたどる様子を拝見することも多く、高速道路上の極めて不思議な車両の痕跡に直面することで、あらためて時速100キロの世界を痛感することとなります。今日も大きな死亡事故が発生してしまいましたが、一人でも多くのドライバーに一瞬の恐ろしさを自覚して頂きたいものです。

2006年8月29日(火) 県政への期待

先日の知事選挙、真鍋武紀氏の再選となり、県政への新たな意気込みを県民に表明されましたね。県民の一人として、この新たな初心を忘れずにご活躍頂きたいと思います。さて、新しい舵取り役が奮起を約束されたと同時に、本当に期待したいものとは職員の皆様方の実務です。毎年のことですが、お役所仕事にあっては新年度を迎えるたびに各職員さんの移動があり、そこで新しい窓口に移動された方々にあっては「業務の引き継ぎに右往左往しておりますので・・」との声をよく耳にします。右往左往とは「うろたえる」ことを意味するもの、県民が求めるニーズ(要望)にあっては迅速性を要するものも多く、企業の顧客サービスと同様にきめ細やかな対応を心がけて頂く必要がありますね。真鍋氏の再選初出勤に笑顔で出迎えられた職員の皆様方には、新たな自主・自立または責任をもってご活躍頂きたいと思います。

2006年8月30日(水) もっと意欲的に

今朝の地方新聞に四経連道州制アンケートが掲載されていました。道州制の早期実現に期待する経済界に対し、長期的なものと考えている自治体。その隔たりにあっては多種多様な課題があるものの、実現に向けた「意欲」そのものに違いがあるようですね。税源の移譲や財政課題が主たる課題となるであろう道州制、経済的な格差等に不安を感じるものの、何をやるにも「意欲的」でなければ進捗しませんね。特に、県政よりも市町行政の意欲は乏しく、実質公債費比率が裏付けるように財政指標に大きな要因があり、各地で行われた合併後の自治体が大都市圏との格差に対する劣等感を克服できなければ大きな地方分権への時代に突入することは困難かと思われます。巡礼八十八ヶ所をもつ四国の自治体さん、苦しい台所にあっても「振舞い」の精神を忘れずに、より効果的な知恵と財政再建に努力して頂きたいですね。

2006年8月31日(木) 夏休み終了

子供たちも今日で夏休みが終わり、明日から通常の学習がスタートします。意外にも前半に集中して宿題を終えていた我が息子たち、振り返れば主としてサッカー練習とゲーム三昧だったのではないでしょうか。そんな中、昔と違うバケーションスタイルと言えば「インターネット」ですね。目覚めにネット、寝る前にネット、暇があればネットといったところでしょうか。彼らに承諾を得て「お気に入り」を拝見、その大半がネットゲームなんですね。何やら今年は「野菜村」というゲームが大流行しているそうで、全国で何万人もの子供たちが参加しているそうです。驚いたのは、低学年(小2)の次男坊ですらゲーム上で友人と会話を行っているという現実。また、それに加えて多種多様な環境設定を簡単に解決しているではありませんか。これまた人類の進化とでも言いましょうか、近い将来の情報化社会っていったいどうなっていくのでしょうか。

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