日記

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2006年9月1日(金) 防災の日

今日の日記は早朝5時46分52秒から記しています。あの阪神大震災(1995年1月17日)が発生した時刻です。さて、9月1日は「防災の日」(1960年制定)、83年前に起きた関東大震災(1923年)の教訓を忘れないようにと制定された日なんですね。全国各地で防災訓練が予定されていることと思われますが、東京都では直下型地震への懸念から、今年は先日において政府の防災連絡における訓練が前倒しされました。とにかく防災とは各人の日頃における意識向上が大切、しかしながら今日が「防災の日」であることすら知らない国民が多いのではないでしょうか。深く関心のある自治体や地域では真剣な訓練を予定していることでしょうが、私の住む丸亀市においては事前に予定されたコミュニティレベルでの訓練などは耳にせず、自助の精神が欠けていることを指摘します。自分の住む市町行政に存在する限られた消防車・救急車または職員さんの存在を十分認識し、互いの自助こそが最も大切なものであるという自覚をもって頂きたいものです。

2006年9月2日(土) 妙な台風

8月27日から気にかけているものがあります。ハリケーンから台風にかわった台風12号の経路です。通常の台風は140名称(ダムレイからサオラーまでの140名称)で呼ばれ、だいたい5年くらいで名称が一巡します。つまり11号が「ソナムー」でしたので12号は「サンサン」と名付けられるはず、ところが今回の12号はハリケーンとして発生した時の米国名称「IOKE(イオケ)」のまま今日現在も活用されています。その勢力にあっては昨日まで猛烈な920hpa、今日現在も非常に強い930hpaで日本に接近しようとしております。昨日は南鳥島気象観測所の職員さんが硫黄島に避難したとの異例の事態、「米軍合同台風情報センター(JTWC)」と「気象庁(IMA)」との両方で経路を注視しておりました私、今日現在は大きく報じられておりませんが、ここ数日後において何か不気味さを感じます。昨日、各地で行われた防災訓練の力量が試されることとなるかもしれませんね。

2006年9月3日(日) 意外にもラジオ

最近のテレビ番組、盛り上がらないプロ野球中継・同じ顔ぶれのお笑い番組などなど、唯一拝見するのは報道番組くらいでしょうか。意外にも業務出動中に車中で耳にするラジオ番組に関心して聞き入ってしまうのは私だけでしょうか。と言うことで、最近ラジオの楽しさにはまっているんですね。例えばグルメ情報、特に深夜の出動ではお腹がすくことが多く、ラジオで美味しそうな食べ物情報を聴くと、直ぐにでも食べたくなるんですね。特に、ラジオ放送では現地中継なども多く、取材班が「この音聞こえますか?この美味しそうな匂い!」なんて報じれば、聴いてるこっちも勝手に想像してしまいますね。食べ物だけではありません、地域のお祭り情報やイベント情報などなど、耳で聴く多彩な情報が脳裏をよぎる瞬間、テレビ放送とは明らかに違ったラジオの楽しみ方、今さら何ですが少々ハマっている感じです。

2006年9月4日(月) 秋の匂い

父親自慢の自家栽培に夏野菜が終了、今日は朝早くから大根の種をまいておりました。本当に朝夕の暑さも日ましに緩み、寝床ではエアコン不要で外気が涼しく感じるようになってまいりました。そう、あのセミの鳴き声も消え、秋の虫たちの鳴き声を耳にする季節となったようですね。地域においては早くも秋祭りの話題が聞かれるようになり、それに伴い水田の稲も知らぬ間に大きく育っているではありませんか。そうそう、先般から気にしていた台風12号、超級の勢力で非常に心配しておりましたが、超急カーブを描いて遠ざかっているようです。来るとき「超」のつくものは、去るときも「超」なんですね。

2006年9月5日(火) 政界が熱い

秋の匂い漂う9月・・・と思いきや、今月は政界が熱い1ヶ月となることを忘れておりました。すでに各地で行われた自民党のブロック大会、3人の総裁立候補者が政策を中心に熱弁、いよいよ総裁選ムードが高まってきたようですね。8日に告示、19日に党員投票、20日に議員投票と即日開票、今週末からは互いの街頭演説で盛り上がることかと思われます。報道にあっても現職首相の影は薄く、26日に予定された臨時国会での新首相誕生に向けた視点・論点へ一球入魂といったところでしょうか。この5年間を振り返り、政策への国民感情は賛否あれど、確実に新しい時代を創造する方向にあることは誰しも実感したのではないでしょうか。明日も皇室から明るいニュースが届く予定であり、とかく日々の情報収集を敏感に図ることで時代の変革を十分に味わっていければと思います。

2006年9月6日(水) 皇室に新しい命

おおよそ大多数の国民が一斉に「おめでたい」と思う瞬間、よくよく考えてみれば「皇室におけるお慶び」が最も相応しい出来事の一つでしょうか。今日はその瞬間を実感した日、秋篠宮ご夫妻には男子ご出産、誠におめでとうございます。早朝、車内のラジオで速報を耳にし思わず車を停車、テレビであらためて朗報を実感致しました。その映像と報道にあっては、まさに祝福に満ちあふれる国民や各界の言葉、皇位継承・皇室典範に多少は触れる内容も見受けられましたが、昨日までの報道姿勢とは一転したものを感じました。特に印象的なものと言えば、秋篠宮ご夫妻の母校である学習院大に隣接する幼稚園の園児たち、多数の子供たちがこいのぼりを掲げての祝福でしたね。今後も皇室典範の問題が議論されることと思いますが、今日生まれたお子様の背負う時代とは、今日祝福していた園児たちの時代のこと、現代の大人たちが慌てて結論付けなくとも、新しい時代の次世代たちが時間をかけて考えていく課題であるような気が致します。

2006年9月7日(木) 凸凹とボツボツ

昨日のサッカー(日本VSイエメン)、あのイエメンのホームスタジアムは一体何なんでしょうか。映像でも明らかにわかる程の凸凹(でこぼこ)状態、日本の河川敷グラウンドでももっと良い状態ではないかと。それにしましても、プロサッカー選手があれほどボールコントロールに苦労している姿は初めて見ましたね。何の世界でも、ピッチ状態には苦労するもの、人の人生もそうですが平坦な道がどこまでも続いているなんて思っている人は少ないでしょうね。状態の悪い道のりには「凸凹(でこぼこ)」と「ボツボツ」があり、「凸凹」とは平坦な状態に削りまた埋める作業が必要、ボツボツとは平坦まで削る作業が必要です。どちらも苦労する作業ですが、黙って見ているだけでは良くならない、目の前に直面したピッチを正すのは自分自身なんですね。

2006年9月8日(金) 期待される「ちょいボラ」

定年後のライフスタイルに「ちょいボラ」が注目を集めていると聞きました。ちょいとしたボランティア、中でも「ちょいボラオヤジ」の活躍が各地で話題となっているとのこと。地域社会に貢献する親父さんたちのパワー炸裂といったところでしょうか。考えてみれば、この世代の方々こそが昭和から平成にかけての経済を下支えしてきた功績ある人たちなんですね。追って団魂世代の方々が続いてご退職される時代に突入致しますが、「何をやっても若いもんには負けん世代」のコミュニティ形成に期待するところは大きいと思われます。「シルバー」なんて言う表現はもう時期に望ましくない言葉となり、「ゴールド」とお呼びしなければならないでしょうね。

2006年9月9日(土) 救急の日を厳しく指摘

9月9日は「救急の日」、救急業務と救急医療に理解と認識を求める日です。尊い命を守るために何をなすべきか、近年においては地域に密着した心肺蘇生法・AEDの講習が盛んに行われており、救急車到着までに出来ることを多くの人々が学んでいるようです。弊社においても、患者等搬送乗務員にあっては救命講習を修了するなど、社会に貢献する人材育成に努めているところです。さて、各地域に配備されている限られた救急車、その救急業務において一人でも多くの命を救うための施策が大きな課題に直面していることは報道でも承知の上、しかしながらその推進活動にあっては各都道府県で格差が生じていることを指摘します。残念ながら、香川県内の消防機関にあっては他県ほどの推進はなく、いまだに病院転院・検査入院等の予約搬送に救急車が出動(出場)している現状なんですね。赤色灯にサイレンを鳴らして「転院・検査入院患者」を搬送している救急車、それは患者等搬送事業者の役割ですね。もっと大切な命を運ぶための待機車両であるということを無視した行為です。昨年より総務省消防庁の検討会が真剣に行われておりますが、地域単位での検討会を何故に行わないのか、その時になれば民間は当然のごとく協力してくれると勘違いしているのでは・・・。年間に少なからず発生している消防署における救急車不在時の出動(出場)拒否、あってはならないことだと思うのは私だけでしょうか。追記ですが、救急車を持つ総合病院さん、使わない宝物と言わせて頂きたいものです。

2006年9月10日(日) 飲んでも乗るか

全国的に酒気帯びや酒酔い運転による事故が勃発しておりますね。特に、各メディアは公務員のお酒による事故を大きく報道しているようですが、誰問わず悪質行為であるという表現が乏しいことを懸念します。昨年より多発傾向にある交通事故、中でも飲酒による当て逃げが増加していることに危機感を感じます。あの福岡県での公務員による人身事故にあっても、公務員は事故発生後に大量の水を飲んでいたとのこと、何とか逃れよう、何とか軽い刑罰ですまないかなどの許されない行為に憤りを感じます。近々、タクシー料金が値上げへ向けて動き出そうとしていることが、更なる飲酒運転の増加につながるのではないかと心配ですね。

2006年9月11日(月) はや5年を迎える9.11

米中枢同時テロ発生から5年を迎えようとしている米国、2001.9.11の悲劇をあらためて思い出します。ちょうどレッカー出動を終えて、とあるラーメン屋さんに入った瞬間、目を覆うような光景がテレビに映し出されていたのを今でも鮮明に記憶します。最初は深夜映画かと思い、とても通常では考えられない映像に疑いすら感じましたね。それにしましても、ビンラディンを最重要容疑者と言明したのが発生から4日後、その1ヶ月後には米英軍によるアフガニスタンへの空爆が開始、テロ発生時までの事前経緯と機密な情報収集が裏付けられるものでした。また、忘れられないのが炭疽菌、空爆前後に炭疽菌に感染した報道にあっても、世界中がその恐ろしさに震えたことでしょう。今も続くテロ行為や核保有国の脅威、こうしている間にも機密な外交が世界各国で行われていることに対し、自国の危機管理が機能しているかどうか不安になりますね。

2006年9月12日(火) 救急センターへの搬送時間

「急増する救急需要対策として、真に緊急を要する傷病者に対するより迅速な対応を可能とするため、民間患者等搬送事業者との適切な役割分担及びトリアージ(緊急度・重傷度の選別)の導入等について検討を行う」、以上のような救急需要対策の推進が盛り込まれた平成19年度の消防庁重要施策。いよいよトリアージの検討会が本格的にスタート。今朝の報道においても、救命センターへの搬送時間の地域格差が指摘されておりましたが、救命センター21ヶ所の東京都では平均搬送時間が約17分、全国平均では59分、いわゆる救命センターの少ない地方ほど長時間搬送なんですね。こうした状況を抜本的に改善するためには、救急車が症状の軽い患者搬送に出動(出場)しないという最適守備を遵守する以外にないといっても過言ではないでしょう。都内の救急問題よりも、むしろ地方の救急問題のほうが国民の尊い命にとって重要な課題なんですね。

2006年9月13日(水) 運行管理者

一般貨物自動車運送事業において、「運行管理者」は事故防止という目的を達成するための重要な責務を担わなければなりません。今日は、その「運行管理者一般講習」を受講、私も平成5年に選任を受けて以来、極めて重要な講習(貨物自動車運送事業輸送安全規則第23条第2項に基づく研修)であることを認識し、真剣に受講してまいりました。さて、平成18年3月に改正された道路運送法と貨物自動車運送事業法、これを機に自動車運送事業者の安全確保については「経営トップが全社的な安全性向上のための取組みを主導し、企業全体に安全風土の確立を図るとともに、現場の声を安全性向上等に継続的に反映させることにより、企業全体の安全性の向上を計画的に実施する」という目的が施行され、「安全マネジメントシステム」が義務づけられることとなっています。そこで、弊社社員も受診しております「適性診断」により、各ドライバーの「癖(くせ)」をみずからが見いだすことで運転の見直しが図られることに成果が期待されているんですね。今後も、トラック協会・交通共済・自動車事故対策機構の皆様方と共に、事業用自動車の安全性を追求して参りたいと思います。

2006年9月14日(木) 高速での動脈硬化

早朝、長野県の中央自動車道にて21台もの車両による衝突事故が発生し4名の尊い命が奪われました。単独事故のトラック一台が道路をふさいだことにより、後続の車両が次々と衝突してきたものです。まさに高速道路上の一瞬の大惨事、日本の高速道路史上で最も大惨事となった「日本坂トンネル事故」を振り返るものです。昭和54年7月11日、東名高速下り線の日本坂トンネル(全長2045m)内にてトラックと乗用車の事故が発生、後続7台が玉突き後にトラック荷台が発火しトンネル内一面が煙りに包み込まれたことにより、さらに後続の173台もの車両が避難のため置き去りとなったんですね。そして、全ての車両が65時間も炎上し7人が死亡、車両撤去に10日間、トンネル復旧に2ヶ月もかかったと言われております。高速道路という動脈、その利便性において一瞬の事故が動脈硬化を起こすということをあらためて実感します。

2006年9月15日(金) 一区切りとはいかず

地下鉄サリン事件から10年5ヶ月も経ったんですね。オウム真理教の松本被告に死刑確定です。本人の口からは真相が語られることなく幕を閉じることとなった裁判、一生涯を狂わされた被害者にとっては一区切りとはいかないものでしょう。それにしても、この事件は世界でもあまに類のないもの、近年のテロ行為とはかけ離れた無差別殺人行為としか言いようがないものです。しかしながら、類似する事件はいつどこで発生するか分からない世の中、国民は常に危機管理を持つことが大切であると認識しておかなければなりませんね。いまだ存在するあの教団、公安調査庁の今後における調査は極めて重要であり、元教祖の死刑確定により何が起こるか分からないといった観点に立って注視して頂きたいものです。また、、忘れてはならないのが残る共犯者の裁判が続いているということです。

2006年9月16日(土) その地下鉄に

地下鉄での大惨事を思い出さされた翌日にあって、今日は東京都内で地下鉄に乗ることとなった私、何か異様な感じが致しました。あらためて地下鉄ホーム出入り口から何気なく観察、目に見えない凶器を投じられた方々がこの地下空間でどのような苦しみに直面したのかと考え込んでしまいました。今日も平然と利用する乗客、昨日の報道で事件を振り返って利用している人はどれくらいいたでしょうか。中高生や20代前半の若い世代などは、あの大惨事の記憶すらないといったところでしょうが。ちょっと大げさですが、電車を降りて狭い改札口を通過、地上に出た瞬間は何だか大変な冒険をしたような気が致しました。大都市東京都において、常に恐怖感をもって移動することが自身の危機管理につながるような、そんな気がした一日でした。

2006年9月17日(日) 台風13号

台風13号が今朝から九州に被害をもたらしています。今日は名古屋で全民球の総会に出席させて頂く予定でありましたが、事前に台風の進路が気にかかり東京から直行で帰社。帰社後、直ちに高潮の事前対策に参加、丸亀港に大型土のうを設置することとなりました。ここ数年、香川県でも大変な高潮被害に見舞われており、今日も深夜の満潮時に厳重な警戒が必要であると行政が判断したもの。風も強くなりそうで、高速道路上の通行車両にあっても気になります。瀬戸大橋上にて風速25mの猛烈な風雨の中で何度も横転車両の救援を体験している私にとって、風のいたずらが何を引き起こすかよく理解しているつもり、九州ではすでに列車2両が突風で横転したとのこと、台風の中心が離れていても突風はどこで発生するかわかりません。これ以上大きな被害が起こらなければよいのですが。

2006年9月18日(月) これから台風時期

昨夜の台風13号、九州・中国地方では数名の方々が亡くなられるなど大きな被害が出たようです。香川県内では、心配していた程の風雨もなく、ホッと一安心といったところでしょうか。しかし、これから10月にかけて訪れる台風にあっては、今後も注意が必要ですね。特に県内では、平成16年8月30日に経験した高潮被害を振り返りつつ早めの対策を講じる習慣が大切であると言えるでしょう。あの2年前に直撃した台風の被害にあっては、私の知人も高松市内の鉄道高架下にて冠水した所に車両で突っ込み亡くなったという悲惨な思い出もあり、高潮対策の重要性を実感したものです。気圧低下による水面吸い上げと風の吹き寄せによる水面上昇、その上昇量にあっては日本の平均気圧1013hpaとの気圧差で計算できるもの、950hpaの気圧で接近する台風であれば63cmもの上昇がプラスされることとなります。また、それ以上に吹き上げる可能性もあることを知っておかなければなりませんね。

2006年9月19日(火) 余裕をもった交通手段

先週末の台風においては、瀬戸大橋線の電車が運休しないかと心配しながら帰社致しましたが、電車・飛行機などの交通手段が天候に大きく左右されるものであることは事前に念頭においておかなければなりませんね。また、高速道路にあっても何が起こるかわからないものです。天候や事故等による通行止め以外にも、車両トラブルなど常に可能性がある要因を心がける必要ありです。今日も観光バスの故障レッカーに出動しましたが、近年のバス車両にあっては電気系統やエア不良などのトラブルにおいて現場修理に対応不可能なものが多く、乗客が代行車両の到着まで足止めされることがありますね。つまり、目的地までの到着時間に余裕のない場合は万が一のトラブルにおいて目的が達せられないこととなります。また、いつも気の毒なのが高速道路上にはトイレがないことですね。代車が来るまで長時間、男性はともかく?女性は大変です。

2006年9月20日(水) 新総裁の誕生

「皆さんとともに、新しい国づくり・美しい国日本をつくるため全身全霊を打ち込みます」と決意を表明した自民党新総裁の安倍晋三さん、初の戦後生まれ総裁が誕生です。昭和29年9月21日生まれ・・・そうなんです、明日21日は安倍さん52才の誕生日、何だかシナリオ通りって感じでしょうか。昨年の5月に旧日本道路公団本社のロビーにおいて、あの微笑ましい表情で私たちに会釈をしてくれたのを思い出します。私が安倍さんに共感することと言えば、次世代の子供たちが自信と誇りをもてる国をつくることを目指しているところでしょうか。過去の歴史も大切なことですが、未来思考のリーダーシップを持った新総裁に期待したいと思います。同時に、国民ひとり一人の意識改革が最も重要であり、我々もまたイノベーション(革新)あるオープンな経済人を目指してがんばっていかなければなりませんね。

2006年9月21日(木) 秋の全国交通安全運動

秋の全国交通安全運動が今日から30日まで実施されます。今年の取り締まりは何と言っても飲酒運転ですね。公務員の飲酒事故が連日報道される中、公務員問わず全てのドライバーが交通マナーを見直すことが大切です。早いところでは、この期間中に秋祭りが開催される所も多いのではないでしょうか。お祭りにはお酒が付きもの、盛り上がった勢いでハンドルを握ることだけは避けて頂きたいと思います。スピード・酒・シートベルト・サンセット(夕暮れ)・シルバーの「5S」を中心に各地で強化される取り締まり、逆に取り締まりが迷惑行為であると勘違いしているドライバーがいるような気がいたしますが・・・気のせいでしょうか。

2006年9月22日(金) 特命チームの再来

早速動き出した安部総裁、全省庁に首相直属「特命チーム」の公募を通知、官邸主導の政策決定に向けた意思表示と言えますね。「特命チーム」にあっては、拉致問題において法執行班として立ち上げた事例があり、このとき各関係省庁は北朝鮮と関わる企業や団体に対し「法の厳格適用」を求める措置を行っています。今回の「特命チーム」にあっては、各関係省庁みずからを解体しようとの狙いが秘められているようで、チームに参加する職員さんたちは覚悟を決めて挑まねばならないでしょうね。自主的に参加する職員さんは勇気ある戦士のようなもの、果たして同僚のいる省庁を徹底的に監視することができるかどうか楽しみです。これに追い風する者は「民間人・民間企業」であり、まさにこれからが抜本的な規制・行財政改革の本番です。

2006年9月23日(土) 祖母の法要

今日は祖母の17回忌の法要、懐かしい祖母との思い出を家族とともに振り返るものです。地域では今日が天満宮の小祭り、毎年この小祭りが開催される日(秋分の日)の翌日24日が祖母の命日なんですね。故人をしのぶ想い、収穫を前に行われる祭り、秋晴れに程良い風が吹く良き一日でした。そう言えば、法要にお寺さんからお聞きした話しですが、都会では法事(法要)を行わないご家庭が増えているとのこと、また葬儀も行わない方々も多いとのことで、様々な理由があることと思われますが少し理解しがたいような実状です。

2006年9月24日(日) 農機械の危険

田植えや刈り入れ時になると、農機械のトラブル(脱輪・落車)などの連絡が入電されます。今日も落車したトラクターの引き上げ要請あり、農機械のトラブル現場は道路幅が狭い場合が多く、引き上げ作業も大変なんですね。中には運転手さんが農機械の下敷きになるケースもあり、またその大惨事に周囲が気づかないこともあるんですね。農業にも危険が潜んでいる、消防関係者からお聞きした話しですが、特に多いと言われているのが草刈り機での事故だそうです。ご夫婦で草刈り中、奥さんに「おーい!」と呼びかけられたご主人が草刈り機を持ったまま振り返る場合に起こる大惨事、あまり想像したくないものですが、このケースで救急車が緊急出動することが多々あるそうです。

2006年9月25日(月) またも歩行者が犠牲

埼玉県にてワゴン車が散歩途中の園児に衝突、園2名が死亡、2名重体、十数名がけがというニュース。運転手は脇見をしていたとのこと、あまりにも悲惨な出来事です。現場はガードレールで区切られたような歩道のない道路、ドライバーが十分に注意を払わなければならない道路形態です。春先や秋によく見かける園児の散歩、引率する職員さんも十分に注意していることでしょうが、急に飛び込んできた車両に、なすすべもなかったことでしょう。ガードレール・ガードパイプで区切られていない路肩を歩く子供たちの危険性をあらためて実感するものです。国道などの歩道にあっても決して安全とは言えない、道路脇にある一見区切りと思われる植栽にあっても、飛び込んでくる自動車から歩行者を守ることはできないんですね。歩行者の安全確保に対する再認識と検証がどこまで図られることでしょうか。

2006年9月26日(火) 美しい国へスタート

安部内閣が発足し期待感が膨らむ一方で、むしろ安部さんを取り巻く5名の首相補佐官に期待する声が広まっているようですね。いきなりですが、歳出削減の提唱の下で、ご自身が30%、各閣僚が10%の給与カットを表明、先般の特命チーム発足などなど、首相と首相補佐官による政策チームの心意気が感じられます。各世論にあっては、何をより重要視した政策を行うかを予測していることと思われますが、官邸主導の成長戦略をはじめ、教育・外交等にも官邸みずからの主導をもって取り組まれることと期待します。特に、各省庁が困惑するほどの改革を図っていくことが考えられ、官僚・職員さん方々がみずからを見つめ直す良い機会であって頂きたいものです。さて、地方公務員さんや地方議員さん方々、はたして己の革新に対する意気込みの程、いかがでしょうか。

2006年9月27日(水) さらに加速するか

構造改革を加速させる政策を表明した安倍首相、連日の官邸報道の影でもう一つ加速しそうな報道があります。政府の地震調査研究推進本部が「地震動予測地図」を更新したという話題です。今後30年以内に震度6弱以上の揺れが起きる確立が四国から東海までの範囲で上昇されました。東海・東南海地震を受ける静岡県では86.3%、南海地震を受ける高知県では50.1%など、断層帯の長期評価において発生確率が年々加速しているような状況。東海地方の沿岸部ではいつ起こっても不思議でない確立85%越え、それと連動する南海地震における四国南部の確立50%越え、地殻変動が毎年加速しているようです。

2006年9月28日(木) 前向きな時

人の噂も・・・と申しますが、ここ数日は安部首相を中心とした政策関連の話題が持ちきりの様子、今年に入って起こった様々な事件・事故あるいは諸問題を忘れがちになります。事故にあってはエレベーター事故・プール事故・湯沸かし器事故・飲酒事故・シュレッダー事故など、また事件にあっては秋田連続児童殺害・徳山高専女学生殺害、外交にあっては竹島問題・靖国問題・日本漁船だ捕、明るいところで紀子さまご出産・高校球児・WBC日本優勝・サッカーW杯。ライブドアや村上ファンド、耐震偽造問題などは一昔前の話題のような気が致します。さらに、中東問題もより一層遠い国の話しのように感じている方も少なくないのではないでしょうか。自国において新たな政策に期待感を抱く時、少しばかり過去を振り返らず前向き思考に一途となってしまうことってありますよね。ちなみに申し訳なく、小泉前首相のことも忘れてしまいそうです。

2006年9月29日(金) 観てなくてマズイ!

観ないと、マズイ!の映画「UDON」、観てない私としては本当にマズイ。それはさておき、映画の舞台となった「松井製麺所」、そのセットを一目見ようという人で賑わっているようですね。休日にあっては、県内のうどん屋さん方々が手打ちうどんを行っているとのことで、10月9日においては弊社町内の亀山うどんさんが手打ちの実演をお披露目するそうです。何分、手打ちで約300玉を作るには1時間半ほどの時間を有するとのことで、3000玉ほどの要請が来たときには「ア然!」としたそうです。休日に3000人もの見学者が訪れることにもビックリですね。弊社から5分ほどの撮影跡地、ちょっと覗いてみたいと思います。

2006年9月30日(土) パスまわし

サッカーブームの中、フットサルというインドアサッカーが人気のようです。今日も長男の出場するフットサルの香川県決勝リーグを拝見、サッカーと違うスピード観あるボールまわしに応援側も熱気ムンムンでしたね。サッカーのピッチサイズは105m×68m、フットサルの場合は20m×40mの狭いピッチにおいてキーパー含む5人でのゲーム。オフサイドなし、セットプレーなどは4秒以内に開始することなどなど、本当に息の抜けない球技です。それゆえに、サッカー以上に選手間での掛け声が重要であると同時に、短時間での正確なパスまわし、または攻撃的な戦略を必要とします。ただしサッカー同様、最も大切なことは、縦と横とのボールまわしにおけるスピードと正確さのようです。話しは変わって行政のフィールド内、各省庁もこうした球技のように、縦パスだけでなく、横にも連携したパスを行って頂きたいものですね。

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