日記
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2006年10月1日(日) 高齢者負担の初日
10月1日、国際高齢者の日にありながら、今日から高齢者の医療費負担が増えます。70才以上の軽い症状で入院されている方々にとっては、医療費・入院費・食費などの負担増により、今後にあっては自宅療養の患者さんが激増するといった懸念が広がることと思われます。医師の目が行き届かない自宅療養の患者さんにとっては、不安がより一層高まることは必至、社会全体が今後の高齢化社会にどう取り組むべきか、新たな課題が山積みとなりそうです。給付と負担の公平化を抜本的に見直す医療制度改革においては、高齢者医療制度の遅れが懸念されており、健康寿命の延伸や疾病予防の推進にも限界ありと拝見、いくら寿命の延伸や予防を行っても、誰しも某かの疾病はいつの日か訪れるもの、政府は早急なデーターベースの構築などをすすめているようですが、今後どのように図っていくか心配ですね。
2006年10月2日(月) 空港送迎
病院転院にあって、ご遠方へ転院される患者様を空港までご送迎。空港へのご搬送は弊社と致しまして初めてのこと。駐車場にて車内待機し、ご予定時間に特別室までストレッチャーにて移動、飛行機が到着し無事に搭乗されました。ご家族または病院関係者の方々にあっても、当日までの準備過程においては大変ご苦労ではなかったでしょうか。国際空港における海外への搬送業務、または海外からの搬送業務については有志の業者様からお話だけはお聞きしておりましたが、空港内での手続きや移動手段に綿密な打ち合わせが必要であることを勉強致しました。患者様やご家族にご満足いただけたかどうか、今日の貴重な経験を振り返り、更なる搬送業務の品質を高めなければなりません。
2006年10月3日(火) からくり
世の中には「からくり」いわゆる精密な細工や仕掛けがあらゆるところで存在しているものです。今日は本家本元の「からくり」、いわゆる巧妙な細工にご対面しました。明治時代の金庫です。弊社の錠前SOSに一本の電話あり、開かずの金庫を開錠して頂きたいとのことで、日常よくある問い合わせに対し何気なく出張、格式ある蔵の中にあった明治時代の金庫を目の前に呆然としてしまいました。高さ5尺の立派なお姿、更には見たこともない3つのダイヤル、何とも究極の挑戦状を突きつけられた思いが致しました。さてさて、業務開始から3時間が経過し、いよいよ開錠の瞬間にあっては依頼者のご家族と共に異様な緊張を感じましたね。その後のビックリはご想像にお任せするとしまして、約100年もの昔に考えられた精密な細工と仕掛けにあっては本当に脱帽するものでした。
2006年10月4日(水) 国体開催中
兵庫県で開催されている「のじぎく国体」、その高校野球決勝戦では「早実VS駒大苫小牧」が夏の甲子園を思い出させるような好試合(1−0で早大の勝利)を見せてくれましたね。国体は各県が総合点で競い合うスポーツ祭典であり、様々な競技で熱戦が行われますが、今回の高校野球のように因縁の一騎打ちとも言うべき試合などが行われるとより一層盛り上がりますね。私が陸上競技で出場させて頂いた21年前の「わかくさ国体(奈良県)」にあっても、高校野球が開催された野球場にあっては多くのファンで熱気ムンムンであったことを思い出します。そう、PL学園の桑田・清原君ですね。特に清原君、野球場前で直面したときに思わず「デカいね!」と声をかけてしまいましたね。今年は桑田君も巨人軍を去るらしく、清原君も体力限界の様子、同級年代の野球選手たちが限界を迎えようとしていることに寂しさを感じます。
2006年10月5日(木) 収穫大祭の季節
秋祭りにおける獅子舞の夜習い(練習)がスタートし、町内のちびっ子たちが毎晩のように集まっています。毎年、太鼓打ちは保育所の年長組さんが担当、今年も数名の年長組さんが一生懸命に練習に励んでいます。春日神社(善通寺市原田町)の大祭は10月21〜22日、白毛獅子と黒毛獅子の合わせて4つの獅子舞、さらには神輿やお神楽による盛大な秋祭りが開催されます。秋に開催される収穫の大祭は、全国各地で見られることと思いますが、当日までの準備課程において地域の人々が集うことに大きな意義ありなんですね。
2006年10月6日(金) つまらない質疑
国会は衆議院予算委員会開催中、野党各党を批判するわけではないのですが、発言に挑発が多いことを指摘しますね。と言うより、質問になっていない人もいらっしゃるようで、一国の大切な質疑の場にあって無駄な時間を費やしているようです。批判の一部にあっては、自分自身が変わって出来るものか・・?、といった内容も多く見受けられ、討論の焦点がずれていることに悲観してしまいそうです。いずれ、各大臣への質疑攻勢もあるのでしょうが、こうしたパフォーマンス国会の最中にあって、首相補佐官や特命チームによる水面化での日々の動向に期待をよせたいと思います。それにしましても、○○党さんはもっと勉強しなければならないですね。
2006年10月7日(土) ちょうさ・だんじり
秋のお祭り報道が各地で発信されていますね。中でも、だんじり・太鼓台の勇壮な姿にあっては多数の観客を魅了しているようです。香川県においても、観音寺市豊浜町の20台以上もの太鼓台による「かきくらべ」が有名であり、数年前には台風被害による開催自粛があったものの、こども太鼓台や神輿も含む盛大な「さぬき豊浜ちょうさ祭」が今日から明日にかけて盛大に行われるとのことです。また、9〜11日まで開催される金刀比羅宮の大祭も開催が間近、さらには各地域で獅子舞の鐘が朝早くから鳴り響いているなどなど、お祭り好きの方々には本当にワクワク気分といったところでしょうか。そんな中、大阪では残念な出来事も発生しています。重さ4トンものだんじりが民家の塀に衝突し2名の方が亡くなったとのこと、伝統と由来あるお祭りにおいてもあらゆる危険が潜んでいることを知っておく必要があるようです。
2006年10月8日(日) 胸を借りる
サッカー天皇杯3回戦で栃木SCが東京ヴェルディに1−0で勝利。東京ヴェルディと言えば今こそJ2ながら数年前まではJ1のチーム、その強豪に対し半数が学校教員という栃木SCが1点を守り抜いたという結果には、地方のクラブチームにまた大きな夢を与えたことでしょう。まさに果敢にチャレンジした結果であり、胸を借りるとはこのことでしょうか。さて、同じくして今日は安倍首相が中国を訪問、相手方の主席から前向きに評価されたとのことで、近年冷え込んでいた日中関係に明るい兆しが見えたようです。両国としては譲らぬ立場は色々とあるものの、ここは一つお互いの胸を借りるといったところもあるのではないでしょうか。どちらが横綱かわかりませんが、両者が良い意味で今後も向き合うことができればと思います。
2006年10月9日(月) 本当に実施
臨界量に達すれば致死量の放射線を発する、世界で起こった過去の原子力による臨界事故での被爆以上に、とても危険な核実験が北朝鮮で実施されてしまいました。広島投下「リトルボーイ」のようなウラン型なのか、または長崎投下「ファットマン」のようなプルトニウム型なのかなどは依然不明ですが、核兵器保有疑惑国(北朝鮮・イラン・イスラエル)の中で外交には手段選ばずの、最も危険な国が最悪のカードを出したこととなります。南ア・リビア・スイス・スウェーデン・ブラジル・アルゼンチンなど核兵器放棄国を横目に、第三世界と言われるインド・パキスタンが実施して以来の核実験ですが、世界各国の今後における対応によっては、イランの動向も気になりかねませんね。現在、核兵器保有国と言えば米国・ロシア・イギリス・フランス・中国の5ヶ国、核の拡散防止の上でこれら各国がどのように判断するか、ロケットと核兵器が唯一の挑発兵器、その他の軍事力は見た目ほど恐怖ではないとは言え、隣国を脅かす手段を打った以上、世界各国は慎重の上にも大胆な制裁等を検討することは必至ですね。
2006年10月10日(火) 「ノー」
昨日の核実験を耳にした人々の中で、1950年まで時代をさかのぼる人もいるかと。ポツダム宣言(1945)にて降伏した大日本帝国がその場を去り、朝鮮戦争が勃発した1950年から半世紀以上が経過。北緯38度以北において、極めて深刻な貧困があることは世界が知っている、しかしながら、この半世紀以上もの間において世界が横目で見てきた国家中核にあっては十分理解されていないのが現状。あの朝鮮戦争においても南北の開戦理由が未だに一致しておらず、旧ソ連・中国・米国の応戦理由にあっても戦後生まれの私には理解しがたいものがあります。今回も同様、中国・ロシアの核実験前までの見解、近代社会だけを知る人々にとっては理解しがたい内容です。しかしながら今回だけは全世界が「ノー」と言わなければなりませんね。たとえ不完全兵器であっても放射能は錆びた刀とは訳が違うんですからね。
2006年10月11日(水) 丸亀城
秋も深まりつつ、次男坊にあっては秋の遠足に出かけたようで、小学校の低学年は「さぬきこどもの国(高松空港)」であったそうです。私にとっては約30年前の遠足の思い出、そう歩いて丸亀城によく出かけたものですね。高さ日本一の石垣に400年の歴史を刻む丸亀城、日本の100名城にも選ばれているんですね。内堀から天守閣に向けて重ねられた石垣、その60メートルもの石垣を素手で登った思い出、今なら先生に激怒されることでしょうが。丸亀市にとっては街の中心に位置する壮大なオブジェ、天守閣こそ小さいものの独自の様式美は故郷の自慢です。この丸亀市にあっても、きっと団塊世代の方々が戻ってくるはず、昔と変わらぬ勇壮なお城がお迎えすることでしょう。
2006年10月12日(木) フィーバー北海道
キーワードは「脱均衡ある郷土の発展」、さらには「上書き権」、いわゆる地方公共団体が自主的・主体的な裁量によって政策を実施できるよう国の政令や省令を修正できる強力な条例制定権をもつ仕組みを確立すべく、全国に先行して道州制特区を目指す北海道。その日本最北端の地において、日本ハムがプロ野球パ・リーグの覇者となりましたね。実に25年ぶり、一昔前は最下位争いをしていた球団が札幌移転3年目にして快挙を成し遂げました。高校野球における駒大苫小牧の活躍や今回の日本ハムの大健闘、まさにフィーバー北海道ですね。広大なイメージをもつ北海道が、一つに結束された巨大な街になったような気が致します。昔は「オーイ北海道〜」でしたが、今では逆に北海道から他の地方に向けて、「オーイ皆の衆〜君たちもがんばれよ〜」と言われている気がします。
2006年10月13日(金) 空飛ぶ物体
昨日はニューヨークでメジャーりーガーの乗った小型飛行機がビルに衝突、一時は米国全土が騒然となったようです。近くにはここ数日の核問題を協議中の国連のビルもあり、トラブル発生時の飛行コースによっては歴史に刻まれる事故となったかもしれません(少し表現がオーバーですが)。空飛ぶ遊覧と言えば、日本国内でも遊覧用の飛行は珍しくなく、首都圏などではヘリコプターによる夜間飛行も多いとのこと。私も学生時代に姫路セントラルパークにてヘリコプターに乗ったことがありますが、ベテラン操縦士さんの操縦とは言え、機械的なトラブルが発生しないかと不安を感じたことを思い出します。そう言えば小型飛行機も同様、米国にてラスベガスからグランドキャニオンまで飛行した時の操縦士さんは米軍のOB、搭乗した瞬間に「数週間前に同僚が落下したよ」と言われ、本当に生きた心地がしませんでしたね。とにかく、空飛ぶ物体は個人的に苦手です。
2006年10月14日(土) 人道的には
自国と国際社会の間で何が起こっているのか十分に知らない貧困層が存在している北朝鮮。金融制裁や輸出入の禁止が行われようとしている中、貧困といわれている地域の国民がこの冬場にさらなる食料や暖房等の危機に直面するのではと心配です。当然のことながらテレビ報道でしか見たことのない彼らの生活、それにしても国内での貧困格差は明らか。中東の戦火による悲劇と同様、食料不足による餓死も深刻な問題です。人道的な問題を回避するのは困難な状況、しかしながら長期化しない打開策に期待を寄せたいところです。
2006年10月15日(日) 安堵な日曜日
何を行うか分からない国が「追加圧力あれば宣戦布告」と警告している。警告した人物の住む場所から、たった数百キロしか離れていない日本、その国民生活はいたって平然としたもの。極度な緊張を感じる言葉とは一体何なでしょうか、「発射準備完了!」でしょうか、それとも「発射!」と言う言葉を聞いて初めて動揺するのでしょうか。ここに来て、日米同盟にあまりにも安堵する日本国に危機すら感じますね。米国が日本領土に確固たる垣根を設けていると錯覚しているのではないでしょうか。日本の危機管理とは、同盟国から「傘をさせ!」と言われて初めて迅速かつ的確に機能するほど確立されたものなのでしょうか。近年、大地震を目前にしながら進まない防災意識と同様、「常備」する心構えを国民に周知徹底することが一番に欠けていると思います。安心安全は常に心していることから始まります。
2006年10月16日(月) 携帯社会
某上場企業の社長(親友)がタイから国際電話で連絡を下さいました。海外からの電話など非常に珍しいことですが、意外にも通話状況は良好で国内通話と何だ変わりないものなんですね。通話料金もさほど高くないとのことで、お言葉に甘んじて長電話をしてしまいました。互いに携帯電話での国際通話、必要不可欠なご商売や企業人にあってはポピュラーなものなんでしょうが、私などご縁の薄い者としては、いまだに画期的なことです。携帯電話と言えば、最近の犯罪にも活躍しているようで、電車内での痴漢行為や逃走車両のナンバーなどなど、目撃者の撮影が御用に結びつく報道をよく耳にしますね。画期的なことが当たり前となっている社会に脱帽です。
2006年10月17日(火) 安全運転の継続
香川県安全運転管理連絡協議会から、優良安全運転管理者表彰のご案内が届きました。今年で第40回目を迎える香川県交通安全県民大会が11月に開催、その席において頂けるという弊社にとっては名誉なものです。安全運転管理者にあっては、事業所が所有する事業用車両の交通安全を推進する立場であり、弊社にご勤務頂いております社員一同様のご協力の賜物であると感謝致しております。各種事業を営む上で車両というものは欠かせない移動手段、毎日のように事業所各位が利用しているもの。弊社の場合、特殊レッカー車などにあっては、高速道路上の路側における業務、または事故を起こした車両を引き上げに行く業務であることから、必然として危険箇所に出向くもの。こうした悪条件の路上を年中無休で走行する車両が安全運転を継続すること、その意義は何の事業所にもまさるものであると確信致しております。これからも社員一同、安全運転に心がけていく所存です。
2006年10月18日(水) 修学旅行
長男が明日から修学旅行へ行くそうです。行き先は京阪神、20数年前と変わっている所と言えば、ユニバーサルくらいでしょうか。私の数年ちがいの先輩にあっては、小学校の修学旅行が高知県であったとのこと。現在、香川県の小学生は京阪神、中学生は九州、高校生になると北海道や東京または長野にスキーなどもあるとお聞きします。そこで、四国4県に修学旅行で訪れる学校はどれくらいあるのでしょうか気になりますね。瀬戸大橋開通から20年近く経過しようとしておりますが、道後温泉・桂浜やはりまや橋・鳴門の渦潮・こんぴらさんを見学してくれた学生さんはいかほどか、非常に興味深い謎の数値です。
2006年10月19日(木) レッカーの品質管理
JHR(全日本高速道路レッカー事業協同組合)の理事会に出席し、各事業活動における慎重審議を行いました。本年度は技術向上を目的とした「Tow Operator認定試験」の開催を強化しており、すでに組合員にあっては数百名のオペレーターが試験に合格されています。小型車から大型車までのレッカー・ロードサービス業務における顧客サービス・安全管理・現場管理または車両や吊り具等に関する知識を向上させるための講習と試験。日本のレッカー史上では初のJHR受講マニュアルに基づく本試験にあっては、90%以上の正解回答率をもって合格とされ、その試験内容においても容易ではありません。今後は一般に公開していくこととし、広く業界の品質向上につながるものと期待されるとともに、今まで以上に技術面あるいは事業所の品質管理に格差が生じることと予想されますね。
2006年10月20日(金) 大祭をまえに
古く先人から引き継がれた地域のお祭りを目前にし、獅子舞の準備が着々と進んでいます。同じ町内に住む若人たち、意外にも一同に集合することは年に数回程度のこと。更には、互いの協力と役割分担の大切さを唯一実感するひとときは、何と言ってもお祭りですね。獅子舞もチームプレーが大切、演舞をより一層楽しむためには道具の出し入れや移動をスムーズ行うことにあり、お祭り前には気持ちを一つにする必要があります。幼い頃から気心を理解し合うことのできる仲間たちが、明日から2日間の大祭を大いに盛り上げることでしょう。
2006年10月21日(土) お祭り大好き子供たち
子供たちは本当にお祭りが大好きです。午前2時に集合予定の獅子舞による村使いにおいて、少し眠そうではありましたが多数の子供たちが集って来ました。神社でのお祓いを受け、午後10時近くまでの約20時間、手渡された太鼓のぶちを大事に握りしめ、若人とともに獅子舞を繰り広げました。明日は大祭本番、今夜はゆっくり眠って下さいね。
2006年10月22日(日) 大祭当日
いよいよ大祭の当日、今も昔も変わらない境内でのお祭りムードにあっては、午後すぎから夕暮れにかけてがクライマックス。秋の収穫を祝う大祭、全国各地でよく見かける光景ではあるものの、各地域にはその地域なりの独特なムードがありますね。また獅子舞や神輿にあっても各地域のプライドがあり、互いに継承された伝統を大切にしていることが伺われます。ところで、今年のお祭りに各地域が徹底していたこと、それは飲酒運転を絶対にしないということです。お祭りには御神酒が付きものですが、お祭りだけは話が別と言う訳にはまいりません。たとえ御神酒であろうとも、飲んだら乗るなを徹底した大祭、何事の事故もなく無事に終了することが出来ました。
2006年10月23日(月) また新たな真撃
明日から携帯電話の番号継続制が始まりますね。という日記を記しようとしていた最中に、何気なく付けていたテレビから価格破壊かと思わざるを得ない発表が飛び込んできました。ソフトバンクの契約者同士に限っての通話・メール代金の無料化です。サービス開始前日の午後に大胆な戦略を発表するオーナー、携帯業界トップの会社に激震を与える内容を平然とメディアに報告している姿には、価格競争に強い決意を持って挑んでいく姿勢が伺われましたね。すでに通信事業分野の値下げ戦略を行っているソフトバンクが、携帯電話にあっても価格競争を重要視するのは何故かという解釈よりも、世界を相手取る経営陣の市場獲得に向けた真撃の真相とは一体何なのかといったことに注目すべきであるような気が致します。
2006年10月24日(火) 動き出した安倍政権
安倍首相が地方分権改革推進法案の早期成立を目指すと表明。そこで、国から地方への税源移譲において地方における税収の格差をどのように解決していくかが今後において注目されます。そこで一番大切なこと、各地方の行政体制が本議論と同時にやる気を持って整備されるかどうか、事務的なコスト削減や職員削減に向けた強い改革心が必要ですね。さらなる市町村合併への意欲や住民サービス等の広域化などなど、とても地方行政だけでは解決できないものばかりと推測されます。法案を分権一括法案として3年以内に提出するとの表明、まさに道州制に向けた意欲のあらわれであると評価。一方で、国が地方に関与することが縮減されることを県民一同がしっかりと認識し、地方行政改革をできるだけ早期に立案することを急務としなければ取り返しのつかないこととなりますね。
2006年10月25日(水) 市町の考え方
昨日の地方分権改革推進法案の早期成立に向けた表明、その骨子を拝見するに災害救助法や国民保護法と同様、数年後には間違いなく成立されることでしょう。そのような中において、今朝の朝刊には県内17市町首長アンケートが掲載されており、うち9市町にあっては今後に更なる合併が必要と考えており、一方で数名の首長さんが必要なしと述べたそうです。自分が首長で居座るうちは大丈夫と言ったところでしょうか、あまりにも軽々しい表現は将来の市民サービスに降りかかってくることを市民は承知しておく必要がありそうです。いまだに未合併の市と町、合併が効率性を求めた手段となっては地域の個性や活力が失われると考えているようで、よほど財政面または住民の活力に自信があるのでしょうね。ただし、広域行政で行っているものも多々あり、今後も消防・警察などなどが更に広域化することと推測、変わりゆく周囲周辺をもう一度ゆっくりと見渡してほしいと思います。
2006年10月26日(木) 児童福祉法にまた一歩
東京都東大和市の青木鈴花ちゃんの認可保育所への入園が承諾。喉頭軟化症による痰の吸引が必要な鈴花ちゃん、吸引は医療行為に該当するために入園は不可能とされていた東大和市の主張を東京地裁が退けました。判決にあっては、障害者の保育を一律に認めないのではなく、程度や内容に応じ可能な場合は受け入れるべきとのこと。彼女の場合は自分自身で吸引を行うことが可能、保育所に専門職員を置くことで十分に保育できると判断。近年において、気道内または気管内の痰を吸引する行為、または気管切開における気管カニューレ装着患者に対する痰の吸引など、これら医療行為が一定の条件を満たす家族等にも認められる傾向となっています。鈴花ちゃんが楽しい保育教育を受けられることとなった今回の判決は、ある意味において画期的なことだと思います。
2006年10月27日(金) 功労者
本年度の文化勲章受賞者は小説家・音楽評論家・溶接工学者・日本画家の4名、文化功労者は映画俳優・劇作家・建築家・舞台美術者・小説家などなど15名。これら受賞者の方々にあっては、各界にて長年に渡り貢献またはご活躍され、一つの価値観を貫いてこられた方々ばかりです。ご年令にして60代後半から80代のこれら受賞者にあっては、受賞の喜びにとともに「さらなる意欲」を述べられていましたね。数十年もの長き道のりを振り返りつつ、さらなる思想や技術を目指しまた重んじる前向きな姿勢に感銘します。人生の中で出会った芸術・文化・職場に対し、常にチャレンジすることを忘れずに全うすることの素晴らしさを教えられました。
2006年10月28日(土) 市町の保護計画策定中
国民保護法の制定がら数ヶ月が経過、地元丸亀においても丸亀市国民保護計画が策定中とのこと。各市町が今年度中に策定する予定で進んでおり、ホームページ等にて市民のパブリックコメントを募集するなど、素案に対する市民の意見を募っています。香川県においては、すでに計画が策定されており、武力攻撃等における国からの警報、県知事による避難措置の実施までは方法及び通知について決定した様子。さて、今後の市町における具体的な措置が市民に浸透するかどうかが課題。武力攻撃事態などはあってはならないもの、しかしながら万が一を想定した日頃の対策はあって当然のもの、その当然あるべき計画に避難・医療・消火・救急などが実際に効果的な機能を果たすことができるのかどうか、市民ひとり一人の認識を高めることができるかどうか地方行政の力量を拝見したいと思います。
2006年10月29日(日) 教育危機
教育基本法の改正、教育再生を目指す政府に逆風(履修不足問題)が吹き荒れる中、近年のいじめ自殺問題にどう取り組むのか注目されます。何百校もの履修不足が明らかとなり、学校や教職員に対する不信感がさらに高まることが懸念され、本年度末までに各地の教育現場にて何が起こっても不思議でない事態となっていることは否定できない状況。中には教育者側の受験に対する思い入れに同情する声も聞こえますが、今回の補習時間が受験前の学生たちに重くのしかかることは必至、受験の結果によっては純粋な学生たちの精神面に大きな打撃を与えかねないものと思われます。何分、受験戦争に直面する学生たちにあっては、社会奉仕・勤労の喜びなどを学ぶ機会は少ないと拝見、真に必要な道徳教育を十分に習得していない学生にあっては、自主・自立・責任の手法を誤りかねません。教育現場は非常に緊迫するのではと心配です。
2006年10月30日(月) 教育現場も一休み
衆院教基質疑が開催、いじめ自殺や必修科目未履修問題に論戦している様子。教育委員会制度の在り方も焦点に浮上するなど、教育現場における不信感が高まる発言が相次いでいます。問題が大きなテーブルで論議されることは否定しませんが、その動向に注視する学生や教員が今日現在の学校生活において大切なものを見失わないか心配です。特に、いじめにあっては心理的・物理的・暴力的な観点から起こるものであり、社会全体が教育というものに混乱した場合、子供の気質・家庭環境または散発的・慢性的ないじめが新たに発生することを懸念しますね。このような時こそ、学校は取り巻く地域に協力を求め、一日くらいは学業から子供たちを開放し、町の清掃など社会奉仕の機会を与えてあげるのも大切ではないかと思います。校内では自分が役に立っている存在かどうか分からない学生たちも、竹箒(あけぼうき)一本で町並みに貢献できた喜びを実感すると思うのですが、教員の皆様方には環境の変化も大事なことと認識して頂きたいものです。この辺りで、教育現場も一休みしてはいかがでしょうか。
2006年10月31日(火) がんばれ損保業界
損保会社の不払いによるオーナーの謝罪を今日もテレビで拝見。損害保険・医療保険商品など顧客にとっては大切な保障契約、今後の損保各社の信頼回復に向けた対策に期待したいと思います。特に、第三分野と言われる医療・傷害・介護保険にあっては、高齢化社会にマッチした付加価値の高い商品の開発にこれからも取り組んで頂きたいと思います。さて、近年は損保・生保の特約サービスが飛躍的に取り入れられるようになり、契約者にとっては万が一のトラブルに対してもサービス内容には敏感となっているようですね。一方で、契約時に特約の説明を十分に受けていない契約者も多く、せっかくのサービスを利用せずに損をしたという声も多く耳にします。今後の信頼回復にあっては商品に付帯するサービスのきめ細やかなご説明も顧客に十分周知することが大切であるかと思われます。