日記
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2007年1月1日(月) 謹賀新年
平成19年1月1日、新年明けましておめでとうございます。まさに、新春にふさわしい穏やかな天候に恵まれまた元旦、新たな誓いを胸に、午前零時に天満宮または春日神社に玉串を奉納させて頂きました。今年も初心を忘れることなく、地域に密着した責任ある業務を遂行して参りたいと思います。皆様方には、今年も何卒宜しく御願い申し上げます。
2007年1月2日(火) 今年の運勢
さて、私の2007年の運勢はと申しますと、六星占術の運命周期においては、昨年が「乱気(中殺界)」、そして本年は「再会」となります。いわゆる「ことを仕掛けて行動を起こす絶好期」です。私のような木星人(−)は、何事にもコツコツと目標を達成するまで努力し続ける性格を持つとのことで、振り返ってみれば我が人生にあっては一歩また一歩といったところでしょうか。いずれに致しましても、今年は4年に一度の絶好機とのことで、その上昇運にあやかりまして、少しばかり視界を広げてみようと思います。特に、生きがい・意欲・行動力・などが上昇するとの総合運、仕事運にあっても守りより攻めの運気、そして前例やガイドラインのない仕事を達する時期とのことで、来年の運命周期である「財成:実りの時期」に向けて様々な人々との交流を行っていこうと思います。
2007年1月3日(水) 事故多し
年明けの3日間で事故が多発しております。特に昨晩から今日の夕暮れまでに発生が集中し、私にあっても睡眠1時間の状態で日記を記している状態です。聞き合わせによれば、居眠り・脇見などが主たる原因であり、交通量の多いお正月にあっては対向車または後続車に注意が必要のようです。さて、これら交通事故の中において弊社においても他人事ではない事故が発生しております。あるレッカー会社さんのロードサービス中における衝突事故、後続から来た大型車が停止中のレッカー車に衝突です。弊社は、その大破した大型車の移動に出向いてまいりましたが、事故現場にあっては交通量が多く路肩が狭い道路、幸いオペレーターさんに大きな怪我はなかったとお聞きしております。本業界が最も重要視しております後方からの衝突防止、今年も業務における課題に真剣に取り組んでいかなければなりません。
2007年1月4日(木) 香川選抜大健闘
今日は長男がサッカーの試合で岡山県選抜と激突する山陽放送杯が開催されました。弊社前の丸亀陸上競技場には香川・岡山両県の応援サポーターが試合前から盛り上がっており、小学6年生(U−12)のサッカー大会は大変な熱戦となったようです。結果、香川・岡山両県が1−1の同点、両県のサポーターは選手の健闘ぶりに大満足した様子です。録画中継ではありますがテレビ放送もあり、子供たちには貴重な思い出となったことでしょうね(お疲れさま!)。さて、話し変わって今日からお役所業務が初出ですね。私にあっては、年末年始も24時間業務を行っておりましたので、あっという間のお正月休みに何だか実感がわきませんでした。明日から少しずつではありますが、日頃からお世話になっております関係機関の方々対し、年始のご挨拶へお邪魔しようと思います。
2007年1月5日(金) 年始の心得
さて、弊社も平常業務体制が始まり、早朝から年始のミーティングを行いました。私から社員さんに伝達した年始の心得にあっては、(1)交通事故防止(2)労働災害防止(3)エコ・ハート(4)こどもSOS、特に昨年から企業の社会的な責務として取り入れております「こどもSOS」にあっては、「こどもSOSプレート」と「こどもSOSステッカー」を貼付した事業所として、子供たちに声かけを行うことを推進することと致しました。朝の登校時や夕暮れの下校時において、「おはよう」「おかえり」などの声をかけることです。子供たちにあっては、SOS事業所について学校側から伝達されており、ステッカーを貼った車両からの声かけには笑顔で応じてくれるものです。悪質な事件が続く近年、挨拶できる子供たちをよみがえらせることが地域の役割です。
2007年1月6日(土) 小寒
今日は小寒(しょうかん)、寒さがやや厳しくなり降雪をみると言われる節です。なるほど、午後から風が強くなり明日早朝には山間部を中心に雪が舞うとの予報ですね。ちなみに大寒は1月20日、さらに寒さ厳しくなりそうな予感です。ところで、「小寒の氷大寒に解く」という言葉がありますが、これは小寒よりも大寒のほうがかえって暖かく、物事が必ずしも順序通りにはいかないさまを意味するものだそうです。近年の異常気象において、この様なことわざすらも現実的な例えに聞こえることが皮肉です。
2007年1月7日(日) 七草粥
年末年始の繁忙期に不規則な食事であったことを振り返り、今日は七草粥を食べることとします。胃腸を整える「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」の入ったお粥、ビタミンが不足がちな私にとって何よりの健康食です。健康と言えば昨年の健康診断、結果は良好であり一安心といったところでしょうか。しかしながら、今年で40才を迎えようとしている私にあっては、あらゆる検査を行ってみようかと思います。
2007年1月8日(月) 成人として
心身が発達して一人前になったことを祝う成人式、全国各地で成人式が盛大に行われたようです。そんな中、夕張市では財政難のために新成人みずからの手作り成人式となったとのこと。主に地方行政がとり行う成人式、その華々しい船出すら開催が困難な地方行政、直面する新成人はどのような気持ちで成人を迎えたことでしょうか。ある成人式での新成人の宣言、「自分をしっかり持ち、未知なる道を歩んでいこう」との言葉。なるほど、誰かに祝ってもらうことよりも、成人みずからが互いに祝うことで力強い一歩をあゆみ始めようとしているのかもしれませんね。
2007年1月9日(火) 位置通知システム
携帯電話が普及する中で、小学生の携帯にあっては全国平均で7〜8%とのこと。小学生が携帯電話を持つことに様々な意見はあるものの、近年の犯罪に対する社会意識の高まりから考えれば、持つことそのものに価値があると思うのは私だけでしょうか。そこで今日の報道、警視庁や大阪府警など6警察本部で4月から携帯電話による位置情報の把握システムがスタートするそうです。昨年において全国の警察が受けた110番のうち、携帯電話からの通報にあっては60.6%を占めたとのこと。GPSの普及に伴い個人の位置検索が容易となった時代、110番通報者がみずから発信する位置通知をいち早く把握した出動に期待するところです。さて本題、ならばこそ小学生においても携帯電話の所持を理解できる社会になってもらいたいものです。
2007年1月10日(水) 警察官方々へ
夜のテレビで警察24時間特番を拝見致しました。そう言えば、今日は110番の日、事件・事故に出動される警察官方々には、時に命がけでの職務に対しご苦労さまです。安心・安全の確立という言葉は各界・各業界に浸透しておりますが、まず何より相応しい職務と言えば警察機関ではないでしょうか。世界中どんな国においても、警察機関の治安がなければ社会が成り立たちません。我々のレッカー出動においても、事故現場での警察官方々によります交通整理・誘導あってこそ安全に業務を行うことができるんですね。この時期、深夜にあっては寒さ厳しく、我々にあっては事故現場で待っていただける警察官方々の姿を想像しつつ、一刻も早いレッカー車の到着に務めているところです。くれぐれも、お体にご留意されて職務にがんばって頂きたいと思います。
2007年1月11日(木) 鏡開き
朝一番、お正月にお供えを行った餅・松竹梅の飾り付け・注連縄を下げさせて頂きました。今日は鏡開き、「鏡は円満を、開くは末広がり」です。古くは1月20日であった鏡開き、慶安4年に徳川家光が亡くなった20日を避け、11日となり今に至っているとのことです。さて、砕いたお餅にあっては今日から天日干し、各地方で料理は様々あるとは思いますが、私の自宅にあっては「ぜんざい」・「あられ菓子」などでいただきます。何とも甘党と言われそうですが、甘党だけに返す言葉がありません。
2007年1月12日(金) 細長いピラミッド
ここ数日、経済界から今年の景気予測・経営ビジョンなどが報告されておりますが、大手企業のオーナーさんは「緩やかに回復」「個人消費は上向く」と予測される方が多いようです。しかしながら、地方の中小企業オーナーさんにあっては「回復感など実感なし」という声が多いようです。依然として、景気の地域格差が大きくなっていることを実感するものです。そこで一言、経済・産業界は一枚岩であって頂きたいものですね。たとえ、大手上場企業の一部が景気回復を実感したとしても、地方の経済・産業に従来の元気が訪れるまでは、軽率なる言葉を慎んでほしいと思う中小企業さんは多いのではないでしょうか。細長いピラミッドは崩れやすいことにご注意です。
2007年1月13日(土) 警戒の薄れ
千島列島沖でM8.2、数時間の津波警報が発令されながらも昨年の千島列島沖地震において人的被害なしであったこともあり、避難者にあってはごくわずかであったとのこと。同じような場所で発生した地震に対し警戒感が薄れてしまったようで心配ですね。1993年の奥尻島による津波にあっては地震発生からわずか数分で30mの津波が発生し多数の死者行方不明者が出ましたが、逆に1960年のチリ地震では23時間後に津波が発生して139人の死者行方不明者が出ております。気象庁の発令と海岸変異のギャップに戸惑うものの、警報に従う習慣が薄れることは残念なことです。1896年の三陸地震、津波の波高は38.2mであったとか、今回の避難状況が全国的な津波に対する警戒感低下につながることを心配します。
2007年1月14日(日) とんど焼き
早朝からの祭事、今日は「とんど焼き」が春日神社にて行われました。お正月の注連縄を持って行事に参加、段ボールに注連縄をどっさりと持ち込んで祈願に訪れる方々と共に、今年一年の無病息災をお祈り致しました。平安時代における宮中の祭事が一般的な祭事となったとのこと、尊いものを燃やすという意味で「とほど焼き」と言われたことが言葉の起源だそうです。全国各地では「おんべ焼き」「さいと焼き」など様々な名称があるらしく、それぞれに地方独有の意味が含まれているんですね。肌寒いこともあり神事奉焼が始まると火の回りに参拝者が集まり、燃える炎をながめながら各人の様々な思いと祈願を寄せていたようです。
2007年1月15日(月) あと2日で12年目
あと2日で阪神淡路大震災から12年目を迎えようとしております。昨年にあっては、ライブドア騒動の報道が当日の一面となるなど、震災を振り返るムードに水を差された感じでしたが、今年は多くの国民にあの震災を思い出して頂きたいと思います。私の長男は震災の数ヶ月前に生まれ記憶にすらない世代、しかしながらネットなどで被災写真を見せると関心は高く、被災した人々の安否がどのようであったか熱心に見入っておりました。被災者の無念を一つでも多く知りうることで、防災の意識を高めることができるよう、メディアにおいても大々的な特集を図って頂きたいものです。
2007年1月16日(火) 心の傷
被災地兵庫県を中心に、明日を迎えての祈りが始まっているかと思われます。あの大震災が発生したのは午前5時46分、発生の前日は誰しも今日と同じく平穏な生活をおくっていたことでしょう。つまり、被災地の方々が想い振り返る日とは、発生前日のことかもしれません。家族全員で食べた夕食、子供たちと一緒に入った温かいお風呂、そして眠りに付く前の「おやすみ」の一言、発生直前夜の普段と何ら変わらない私生活が一転して悪夢となったことに対し、予測できない地震の恐ろしさが更によみがえってくることと思います。地震大国の日本において、その対策と防災意識を高めることだけではなく、心に大きな傷を残した多数の人々がいること忘れてはいけません。
2007年1月17日(水) 被災者の無念を共に背負う
「残された人生、心の傷が癒されることはない」、「8才で犠牲となった子供に20才の成人を迎えさせたかった」、悲劇から12年が経過した被災者の声です。私たちがこの言葉から学ばなければならないものとは、そして見いださなければならないものとは何なのでしょうか。ある報道で見た神戸の学校教育、体育館に集合した中学生が被災写真を見て泣いていました。震災は彼らが1才〜3才の頃に起こった出来事、復興した今の町並みと想像を絶する当時の光景とのギャップを感じつつ、同世代で犠牲となった子供たちをしのんでいる姿に心を打たれます。当時の記憶すらない彼らが背負う被災者の無念、その無念を私共も共に背負っていかなければなりません。
2007年1月18日(木) 直感
何か起こりそうな気配を感じる時ってありますね。昨晩から緊急の連絡に過敏となっておりましたところ、午前零時すぎから15時間の連続出動が発生、特に天候が悪いわけでもないのに事故が起こりそうな直感を感じることがあるんですね。何となく誰かから電話が入りそうな予感がしたとき即時の連絡が入ってくること、特定の人物のことを考えていると偶然に出会うこと、そんな経験って多いのではないでしょうか。人の直感について調べてみたいと思います。
2007年1月19日(金) キング・カズに負けないぞ
「キング・カズ」が動き出したようです。昨年、横浜FCをJ1に昇格させた現役最年長プロサッカー選手の三浦知良、15才でブラジルサッカーを学び、読売サッカークラブに入団、日本代表としても活躍したサッカー界屈指の伊達男です。私と同世代で1967年生まれの彼が、40才という年齢を感じさせない体力をもって次なるステージに向けたトレーニングを開始。野球界では40才を迎える清原・桑田が現役を続行しているのと同様、三浦選手も「目標は日本代表」と言う信念でチャレンジ精神をむき出しにしているんですね。私も彼らと同じく4月で40才を迎えますが、レッカーサービス・ロードサービス・キーロックサービス・民間救急サービスの24時間体制にさらなる夢と希望をもって取り組む所存であり、これからが我々世代の新たなステージです。
2007年1月20日(土) 大寒
「小寒の氷、大寒に解く」、やはり順序通りにはいかずでしたね。大寒の今日、東日本では冷え込んだようでしたが、瀬戸内地方は晴天で暖かい一日となりました。大寒から15日たてば寒があけると言われておりますが、はたして2月3日の節分までに寒波が来るのでしょうか。ところで、暖冬となれば全国的にスキー場は雪不足で困惑しているのではないかと思われます。20年前の学生時代、薄暗い早朝からリフトが可動していない雪山を歩いて登ってはスキーに熱中していた頃を懐かしく思います。さて、そんな学生時代のエピソード、雪道で渋滞に遭い、十数台前の脱輪車両を目撃、近くに置いていたパワーショベルとワイヤーをお借りして脱輪車両を引き上げたことを思い出しました。あの頃から今の業務に向いていたのかもしれませんね。
2007年1月21日(日) 疲れを見せず
若い頃とちがって「疲れ」を感じることがありますね。しかも、大がかりな事故レッカーに出向いた時には、その3日後あたりからジンワリと体の疲れを感じるものです。しかしながら、これも若い頃から気を付けていることですが、たとえ疲れが出ても「疲れた」などの口癖や、ため息などを社内・家庭内で表現しないように心がけています。毎日の業務や生活の中において、疲れているのは自分だけではなく、会社にあっては社員の皆さん、家庭にあっては子供たちも含め家族一同が何某かの疲れを生じているはず。また、相手方が絶好調の時に疲れた表情を見せてしまうと、誰しも体感しない疲れというものを感じとり、精神的な疲労を生じることとなります。「疲れた」という言葉は、周囲のリズムまで狂わせてしまうほど影響力の強い言葉なんですね。
2007年1月22日(月) 安管講習
年に一度の安全運転管理者講習を受講、2年に一度の運送事業における運行管理者講習と同様、事業所の安全運転という重要な課題に直面する講習会です。香川県は依然として人口比率での死亡事故件数・死亡事故増加率が全国ワースト1位という不名誉な数字を記録し続けている現状であり、各事業所での安全運転管理を見直すことが急務となっております。最近、特に問題視されていることと言えば、飲酒事故によるひき逃げですね。また、物損事故にあっても飲酒状態で当て逃げするドライバーが多くなっていると聞きます。弊社においても、事故レッカーの入電にあっては事故検証を受けていないドライバーからの要請には出動をお断り致しており、近年においてこれら要請入電が増加していることも懸念されるところです。
2007年1月23日(火) 思春期
長男も今春から中学生、先だっては小学校側を経由して親から子へ、そして子から親へのメッセージを送る企画がありました。親から子に対してはテーマがあり、思春期を迎えるにあたってのメッセージ、私としては遠回しな内容に否定的であったため、思春期とは何か、なぜ反抗してしまうこととなるか、コンプレックス(劣等感)とは何かを私自信の経験談を含めてメッセージと致しました。どうしてこうなるか、その原因をどうしても事前に伝えておきたかったことが主な理由です。学校側の文例にあっては、これから思春期に直面する子供に対する遠回しな「ほめ言葉」が多かったのですが、ほめ立てることによる甘えや逆行した反抗を招く前に、ほめられる行動とは何か、叱られる行動とは何か、思春期をみずからコントロールする手段とは何かなどを毎日の生活の中で途切れることのない会話として伝えていきたいと思います。
2007年1月24日(水) インフルエンザ
国内でインフルエンザになる人は、毎年1000万人だそうです。今年は暖冬の影響でしょうか、インフルエンザの流行情報も耳にしておりませんが。そんな中、宮崎県では鳥インフルエンザの疑いありとのことで大変そうです。毎年、インフルエンザの流行を耳にしては子供たちと一緒に注射を受けにいくのですが、周囲の人からもインフルエンザになったという話しも聞かず、今年は痛い注射のお世話にならずかもしれませんね。しかしながら油断は禁物、正しい手洗い・うがいを心がけていかなければなりません。
2007年1月25日(木) 好きな色
赤=積極的で強い意欲持つ、青=穏やかな生活を求める、黄=好奇心が旺盛、紫=感受性が強い、緑=礼儀正しい、茶=責任感がある、灰=万事そつなくこなす、黒=個性を演出する、これらは自分の好む色から考えられる性格だそうです。それは、年齢とともに変わり、時には生活環境の変化からも変わっていくとのこと。若い頃は早く一人前になりたいと思う願望を持ち、世間をよく知る大人に近づきたいことから「黒」を好む人が多いそうですが、振り返ってみれば私も社会人になって早々は「黒」を好んでいたように思います。30才前後では「黄・緑」、40才を目前にした現在にあっては「青」を好むといったところでしょうか。
2007年1月26日(金) ハンディ
春の選抜高校野球に出場する32校が決定。残念ながら、香川県からの出場校はなく、何とも寂しい限りです。ところで、その名の如し21世紀に入ってから取り入れられた「21世紀枠」、地方大会ベスト8を条件に地域性や話題性などからプラス2校の出場が認められるもので、今年も専用グラウンドのない学校などが選ばれたようです。ハンディのある中で努力することを評価されることは時代とともに重要視されており、自分自身の限られた環境の中において、多くの劣等感を克服していくことが極めて大切であることを実感致します。我々のような地方企業にあっても多くのハンディを背負っておりますが、高校球児と同じように、その環境の中で工夫をした努力を重ねていくことを忘れないようにしていかなければなりません。
2007年1月27日(土) 安易な利用と安易な報道
救急車の悪質な要請が報道されていましたね。深夜の泥酔者による要請・タクシー代わりの要請など、安易に119番をプッシュする人々が増加しているとのこと。史上最高の救急車出場件数現場の稼働率が限界となっている状況下において、これら特に悪質な利用者の増加は社会的な問題。しかしながら、これら悪質利用だけが救急車の出場増加をまねいているという報道は表現が不足しすぎており、高齢化社会における緊急性を要しない転院・入院・退院等による利用者の増加を補足する必要があるかと思われます。緊急性を要しない救急車の出場、いわゆる下り搬送に救急車が利用されていることを見直さなければ数年後に大変な事態を生じることとなります。
2007年1月28日(日) 社会保障
日本は社会保障が充実しているか、そんな記事を読んでみました。社会保障支出の高いヨーロッパ諸国、社会保障給付費にあっては対GDP比で示す数値として25〜35%であるのに対し、日本は17%程度とのこと。さらに、これに追い打ちをかけたのが、昨年10月から改定された高齢者の窓口負担増ですね。また、特養ホームの入所待ちのお年寄りは現在35万人、医療型療養病床にあっては現在25万床が2012年度で15万床、介護型療養病床は現在13万床が2012年度で廃止などなどの問題を抱えているとのこと。その上、深刻な医師・看護師の不足問題など、いったい日本の社会保障はどうなるのか非常に心配であるという声が高まっているようです。そう言えば、国民健康保険の滞納世帯が全世帯の19%近い数字となっていることも懸念されますね。
2007年1月29日(月) 連携
まさに連携プレー、今日も患者搬送におけるバトンリレーが無事に完了。岡山県内のHPから新幹線を利用し、神奈川県のHPに患者様をご搬送。香川民救と神奈川民救さんとの連携が予定通りに遂行、全民救をご利用頂きました患者様から「ありがとう」のお言葉を頂戴致しました。数百キロ離れた民間救急サービス事業者の手と手が結ばれた瞬間、お互いにお疲れさまの一言でしめくくることができました。レッカー移動においてはJHRの有志による心強い連携があり、患者搬送においても全民救の信頼できる連携がある、志を同じくする有志の皆様方に支えられながら一つの目的を達成した瞬間は、言葉では表現できない感謝の気持ちで一杯になりますね。これからも宜しくお願い致します。
2007年1月30日(火) FURD
国土交通省は、2011年9月以降に製造される車両総重量3.5トン超のトラックに、前部潜り込み防止装置の取り付けを義務付けることを決定。すでにボルボ社など欧州車にあっては2003年頃から取り付けられていますが、トラックの前方に乗用車が衝突した時にフロント部分がトラック下部に潜り込むことを防ぐフロント・アンダーラン・プロテクション・デバイス(FUPD)のこと。国内では、1992年からリアバンパーの取り付けが義務化されており、後方から乗用車が衝突した場合の防止対策は一定の効果をあげているようですが、今回の正面衝突における防止強化も期待されるものですね。弊社も、過去に複数の潜り込み事故に出動致しましたが、潜り込み後に乗用車が炎上しドライバーが自力で脱出できないまま焼死したケースもあり、今後の効果性に注目です。
2007年1月31日(水) バナー広告
明日から丸亀市役所のホームページにてバナー広告(香川民救)を掲載。早速、今日から試験的に掲載して頂いており、今後は市民の皆様方に多数ご覧頂きますとともに、民間救急サービス(医療系患者搬送)の利便性を十分ご認識頂ければ幸いに存じます。さて、数日後におきましては全民救(全国民間救急サービス事業者連合会)のMAST指導者講習が福岡にて開催、私も四国で初めてのMASTインストラクターとなるに相応しい知識を習得すべく参加致します。全民救の7K(管理・観察・介助・介護・感染防御・救急・救命)を再認識すると同時に、「より安全・より安心・より快適・より清潔な移動空間」をご提供できるよう努力して参りたいと思います。