日記
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2007年6月1日(金) 動きだした救急需要対策
昨日報道の東京消防庁による「トリアージ」導入がスタート、すでにその他大都市においても実施検討の段階に入っているとのことで、東京消防庁の制度導入が今後における全国的な救急車出動の見直しに対する試金石となりそうです。さて、我がまち丸亀市においても、今月の広報誌に救急車の適正利用に対する具体的な呼びかけが掲載されました。「緊急性がない場合で、転院搬送(病院間の患者の移送)、入退院、通院などで交通手段がない時は、民間救急サービスや介護タクシーを24時間年中無休で案内しています」とのこと。その相談窓口に、弊社「香川民間救急サービス」も掲載されており、丸亀市消防本部認定第1号としての責務を全うして参りたいと思います。
2007年6月2日(土) 団扇(うちわ)
団扇(うちわ)製作機械の移動業務に出向いてまいりました。丸亀市内の団扇業者さんは、夏場に向けてこれから2ヶ月ほどが繁忙期、クーラーや扇風機あれど団扇は日本の夏に必要不可欠な風物詩であり、根強い人気が今も続いているようです。その製作に全国シェア90%を誇るのが丸亀市、平成9年には国の伝統的工芸品に指定されたそうです。江戸初期、金刀比羅参りの土産物として始まった団扇作り、京極藩が武士の内職として奨励して以来、丸亀の地場産業として今でも年間に8千万本の出荷があるとのことです。本日移動した機械で大量製作される団扇は現代風のものですが、職人さんが竹をもちいて手作りで製作する団扇がいまも人気ありとのことで、この伝統品がいつまでも愛されることを願いたいと思います。
2007年6月3日(日) 国民感情
夏の参院選挙に向け、各党が支持獲得に向けたアピールを行っている中、国民にとって何より関心深い「内閣」の支持率が気になります。構造改革に困惑する国民生活、支持団体である建設・郵政・農林・医師などの動向が今まで以上に国民生活に直結したものであることは言うまでもなく、痛みに耐えきれない国民の自立した意思が最も表現される選挙ではないかと思われます。社保庁・独立行政法人などなどの不祥事に加え、ガソリン高・税金問題という直接的な痛み、国民が今何を考え、誰に訴えようとしているのか、すでに分析困難となりつつある国民感情はさらにヒートアップしていることでしょう。
2007年6月4日(月) 分かりやすい表現
ある民間救急サービス事業所さんの案内リーフレット、利用者に分かりやすい救急車と民間救急車の違いについて記載しています。「緊急走行:救○・民×」「通院搬送:救×・民○」「転院搬送:救△・民○」「退院搬送:救×・民○」「遠方搬送:救△・民○」「希望病院:救△・民○」「予約:救×・民○」「待機:救×・民○」といった表現です。今まさに救急車の適正利用が議論される中、民間救急サービス事業所による啓発活動にあっても従来以上に取り組んでいかなければならないものであり、利用者側の視点に立った分かりやすい用途や基準の表現が必要であることを実感致しました。
2007年6月5日(火) 品質を越えた本質
コールセンターサービスを行うA社様が毎年開催されている経営者セミナー、ロードサービス業務を行う我々にとって大変貴重な勉強会です。A社様にあっては、事業所の社員向けCS研修も毎年各地にて開催頂いております。さて、先般行われました経営者セミナー、我々の品質向上に対する多くの課題または実践すべきテーマにおいて、長期的視点かつ未来志向として多くの要素を学ぶことができたかと思います。我々の業務にあっては、顧客サービスの向上に加え、例えば車両の事故処理などにあっては命がけとも言える作業を伴うケースも多く、身をもって最善を尽くしていることをお客様にご理解頂かなければなりません。したがって、言葉・表現・態度などの品質に加えて必要な要素が現場にあるとすれば、それは自らの業務に対する情熱とポリシー、いわゆる本質ではないかと常に実感しているところです。
2007年6月6日(水) 全ト協の要望
全ト協は、自民党本部で開催された自動車議員連盟総会において、「道路特定財源の一般財源化絶対反対」「自動車関係諸税の簡素化・軽減」「軽油引取税暫定税率の引き上げ」「高速道路通行料金の大幅な引き上げ」「運輸事業振興助成交付金制度の継続」を求めたようです。近年のトラック業界は、低運賃・燃料高などが経営を直撃している中にあっても、環境対策・交通安全対策など様々な取り組みを行うことで品質向上を目指していかなければなりません。物流が適切に流通されるためには、世界的に低水準となった運賃・労働費の改善を図るための行政への提唱を続けていくことが重要であり、全ト協の一致団結した更なる活動に期待したいと思います。
2007年6月7日(木) 熱心な観察者
レッカー作業中に同業者の野次馬、昨日深夜に転落事故車の引き上げ要請、現着後にレッカー事業者さん複数人がどこから耳されたのか現場一線に到着、現場規制を行う警察関係者も思わぬ方々の見物に困惑した様子。その事業所さんにあっては、作業開始時における警察からの関係者以外立ち入り禁止の通達後にあっても規制内から離れる様子なく、転落引き上げ作業を熱心に観察されておりました。腕を組んで観察されている様子を拝見し、その意図をお聞きすることはできませんでしたが、J○Fの作業服を着ていた事業所さんだけに、長時間の観察で自らの業務が入電されるなどの支障がなかったのか心配すら致しました。ある警察関係者の方が我々に対しお詫びをされたことの意味が何なのか不思議です。
2007年6月8日(金) 水不足が深刻
県内の水不足が深刻となっています。今日現在の貯水量、早明浦ダムが47.6%、満濃池が52.1%、丸亀市では早明浦ダムが30%となった時点で第3次貯水制限を実施し、減圧給水の強化を図る予定とのことで、高台等では断水の恐れもあると警告しています。丸亀市の現在貯水量(満濃池26%・香川用水40%・自己水源34%)を見てもわかるように、早明浦ダムから流れてくる香川用水(さぬきの大動脈)に大きく頼っていることから、四国山脈に雨が降らない日々が続けば最悪の事態になりかねないものと心配します。さて、今朝ほどロードサービスでお邪魔した自販機事業所さんの話しによれば、「ペットボトル水」の売り上げが例年をはるかに上回る勢いとのことで、雨のない毎日が続く中、人々は喉の潤いを過剰に求めているようです。
2007年6月9日(土) 人的な渇水事情
昨夜は、政経(市政・国政等)を12年間ほど学習させて頂いた懇談会の有志方々と、久しぶりの懇談を行うことができました。丸亀市政を皆で真剣に考えていた当時の思いでが蘇ります。その懇談の最中、夜空は急に光り始め、大粒の雨が降り出したことに喜びを実感した私、早朝まで降り続いた雨が少しでも恵みの雨となることを期待したいと思います。さて、今回の渇水にあっては様々な要素が絡み合うものであり、自然の影響だけでなく、人的な失策も含みあることに無念さを感じてなりません。香川県下は特に「水=農業用水」と言っても過言ではなく、その権利や導水にまつわる話しは昔も今も変わらないもの、今まさに将来の渇水対策に極めて必要なことは「曖昧でないルールづくり」ではないでしょうか。「内緒話し」ほど危険なものはないと思います。
2007年6月10日(日) 最悪の条件
渇水について記した翌日の新聞、我がまちの取水疑惑から始まった水利権の許可が認められたとの報道が大きく報じられました。さて、市民にはあまり知られていないことのようですが、水は頂くところによって価格が大きく違っているようです。我がまちが満濃池から頂く水はトン当り8円、香川用水から頂く水はトン当り50円以上などなど、例えば1000万トンの取水で考えれば数億円もの違いがあるとのことです。今年の渇水、様々な問題を抱えた中において本当に水が上流から流れてこないことなど、最悪の条件が重なり深刻な事態となりそうな予感が致します。
2007年6月11日(月) 警察官の立哨
交通事故が増加傾向にあるとのこと。丸亀市内では今年に入り9件の交通死亡事故が発生、9名の尊い命が失われるという異常事態となっているようです。このところ、早朝と夕暮れ時に主要交差点において警察官の立哨が行われており、信号が変わるたびに警察官の警笛が鳴り響きます。特に、国道交差点にあっては、信号機が連動されていることが多く、黄信号で強引に交差点進入しスピードを上げれば次の交差点を青で通過できると考えるドライバーが増加しているようで、警察官の立哨は効果的なものがあると考えられます。また、歩行者や自転車においても警察官の警笛で無理な横断を行うことなく通行している様子が伺われます。事故防止は地道な活動が何より不可欠であり、今後も警察機関によりますご苦労を宜しくお願い致したいと思います。
2007年6月12日(火) 道路管理者の増益
西日本高速道路の連結決算、純利益が120億円(当初予測69億円)と民営化後の快挙となったようです。報道によれば、暖冬による通行量の増加、雪氷対策費の大幅な減少が大きな要因であるとのことです。また、東日本高速道路も決算発表、98億円(当初予測46億円)の純利益は西日本高速と同様に暖冬が要因、さらにはサービスエリアの売り上げが好調であったことも利益の押し上げにつながったとされております。さてさて、道路管理者は大幅な増益なのに運送事業者は依然として大変な実状、物流が行き交う高速道路において、利用する側が窮地に至っていることが残念でなりません。
2007年6月13日(水) 我らも立哨
本市の死亡事故増加に伴う事故防止対策、警察官立哨のご苦労に感謝しつつ、今日は夕暮れから安全協会・安全運転管理者協議会の合同によります立哨が弊社前の交差点にて開催されました。黄色い帽子とチョッキ、のぼり・看板を手にした数十名の方々が交差点に整列、帰宅中のドライバーに少しでも事故防止の意識を向上して頂くために無言の立哨を約1時間ほど実施。遠方からスピードを上げて交差点に向かってくる車両にあっても、私どもの立哨に気づくことで黄信号を確認すれば即停止、日頃から心がけて頂きたい交通マナーです。交通事故を撲滅することは難しいものですが、一人でも多くのドライバーに交通ルール・交通マナーを遵守して頂きたいと思います。
2007年6月14日(木) 少量の雨も貴重な雨
平年より9日遅い梅雨入りが発表されたものの、水不足の解消につながるような雨量なく、ジメジメした湿度の高い日が続く見込みのようです。しかしながら、今日の雨は草木にとって貴重なものであったにちがいありません。我が社・我が家も丸亀エコ・ハート事業所としてプランタンに様々な花を植栽しております。極めて深刻な節水対策が続く中、花々にあっては、お米のとぎ汁を与えたり、お風呂の残り水を与えるなどの対応を心がけていただけに、例え少量の雨であっても植物に与える水として貴重なものであったと実感致しました。
2007年6月15日(金) 各政界の勉強
中讃学び塾の例会に参加、今日も市政・県政・国政などなど様々なテーマに盛りだくさんの意見交換が行われました。国議によります国政報告、県議によります県政報告、市議によります市政報告、そしてメンバー一同における道州制への意見交換、市民の皆様方にとって極めて重要な問題が多岐にわたり各機関で展開されていることを勉強できたかと思います。次回の開催が楽しみです。
2007年6月16日(土) 合カギ1本
弊社の錠前サービス、車・家・ロッカー・金庫などなどカギのトラブルに24時間体制で取り組んでおります。主として年中無休の出張サービスを展開させて頂いている中、店舗にお越し頂くお客様にも出来る限りのサービスを心がけています。お越し頂く「合カギ」ご依頼のお客様、最近の合カギにあっては一昔前より難しく、ホームセンター等にて製作困難であったお客様が、弊社に駆け込んで頂けることを嬉しく思います。各ホームセンターの方々にあっては、困難な場合に弊社をご紹介頂いているようです。「折れたカギ」「珍しいカギ」「最新型のカギ」など、お客様のご期待にお応えできるような合カギ1本、これからも100点満点頂けるよう務めてまいりたいと思います。
2007年6月17日(日) 三次貯水制限
早明浦ダムの貯水率31%、吉野川水系水利用連絡協議会は三次貯水制限を決定、これで早明浦ダムから香川用水への供給率が50%削減されることとなりました。さて、これに伴い丸亀市でも水道の減圧が強化、高台の地域では水道水が出にくい状態となっているようです。このままでは、月末にも早明浦ダムの貯水率が0%となることも覚悟、最悪の事態となりそうな予感が致します。
2007年6月18日(月) すばらしい球児
三重県の招待試合にて、大阪桐蔭高の怪物たる中田選手に外野手4人というシフトがとられたそうです。本塁打の歴代高校記録84本にあと2本と迫る中田選手、通常の守備範囲では打ち取れないほどの大物のようです。さて、大物と言えば早大の斉藤投手、昨日の全日本大学野球で好投しチームの優勝に大貢献、不敗神和がまたも継続です。今年に入ってから高校野球界で様々な問題が報道されている中、彼ら大物選手をはじめ全国の球児が大人の世界に負けることなく、野球の素晴らしさをこれからも伝えていってほしいと思います。
2007年6月19日(火) ビリーズブートキャンプ
「脂肪を燃やせ。俺についてこい」と軍隊式訓練を取り入れた減量方法を教えるDVDが大ヒット中のようです。さて、そのDVD「ビリーズブートキャンプ」が我が家にもお目見え、息子たちのチャレンジにお付き合いしたところ、わずか数分でノックダウンしてしまいました。休むことなく色々な運動を繰り返す米国出身の格闘家ビリー・ブランクス氏(51)、彼が米軍の指導経験をもとに開発した話題のDVDは運動不足の私にとって厳しいものでした。明日は必ず筋肉痛となるにちがいありません。
2007年6月20日(水) 格差の現状
四国の将来的な経済の発展、そのテーマに様々な意見交換が行われている中、香川県においても少子高齢化・財政難などによる地域格差が見られ、将来に危機感を感じるものです。地域格差、例えば平均所得(東京460万:香川260万)・出生率(東京1.02%増:香川1.00%減)・公共事業依存率(東京2.0%:香川4.0%)などなど、東京と香川では大きな違いが見られます。また、全国を対象とした比較にあっても、人口(全国3.4%増:香川1.0%減)・地価(全国0.4%上:香川4.3%下)・年金依存(全国7.0%:香川14.0%)など、本当に大きな違いがあることを実感します。将来、基礎自治体30万人となることを予想すれば、更なる合併・新産業の創出・物流コスト削減など抜本的な施策が必要であるため、四国四県は真剣に道州制に向けた意識改革を行うことが急務のようです。
2007年6月21日(木) 夜間割引拡大
全ト協の「広報とらっく」に、国交省が道路特定財源を原資とした高速道路料金の引き下げに向け社会実験を始めたとの記事あり。東名・名神・東名阪道の三路線が夜間割引時間帯を拡大、本四で深夜割引が導入など、トラック運送業界の要望が実現したことを歓迎したいと思います。同省は、年内に効果を検証し本格実施のための制度作りを行うとともに平成20年の通常国会に所要の法案を提出する予定。一般財源化反対運動が一定の成果をあげたといえるトラック業界、まだまだ課題は多いものの、安全・安心の輸送に向けた様々な活動に今後も期待したいと思います。
2007年6月22日(金) 高速道路の落とし穴
高速道路の片側1車線、この対面道路に危険を感じるドライバーは多いのではないでしょうか。黄色の中央線に反射ポールのみ、中央分離帯もガードレールもない対面通行が恐ろしい事故をまねきます。今朝の高松東道路、大型車がセンターラインオーバー、対面してきた中型車のドライバーが亡くなりました。大型車にあっては、中型車と正面衝突後、反対側のガードワイヤーを飛び越えて路外に横転、現場は数時間の通行止めとなりました。今回の場合、センターライン上にあるガードレールに数十メートルほど接触し、ガードレールの途切れたところから対向車線に飛び出しており、このガードレールが途切れず設置されていれば衝突は回避されたであろう事故でした。
2007年6月23日(土) ポゼッション
長男のサッカー、只今開催中の「ウルトラリーグ」で善戦中。香川県内でも数少ないB級コーチ(監督)の指導を頂き、ポゼッション(パス&フォロー)を主体としたチームが日々の練習で成果を上げています。背丈の大きい中学3年生チームに対し、その肩ほどしかない背丈の中学1年生チームが負けず劣らずの試合を展開。フィジカルの弱いところをパス回しでカバー、サッカーが身体の大きさでは語れないスポーツであることを実感します。彼らが中学3年生になった時、どのような試合を展開するのか楽しみですね。
2007年6月24日(日) ゴキブリ発見
今年に入って初めてゴキブリを発見、事務所の壁際にて触覚を動かしながらのお目見えです。さて、弊社の1階にある車庫では乗用車のエンジンをかけて数十分程たったところでゴキブリ数匹が外へ転げ出るといった現象が発生しました。排ガスに酔ったゴキブリ、我慢も限界で飛び出してきたようです。自動車の排ガスは殺虫剤よりも効果的なのでようか、いかに排ガスが環境に悪いものかよく分かります。
2007年6月25日(月) 自動車の区分変更
今月に入って運転免許証の更新をした方の免許証に「中型」と明記されていました。そう言えば、6月2日から自動車の区分に「中型自動車」が新設されたばかりです。これに伴い、大型自動車に対する交通規制の補助標識にあっては従来の「大型・特大」から「大型等」に変更、大型自動車・大型特殊自動車・特定中型車が大型等という名称になったそうです。ちなみに、中型自動車が車両総重量5トン以上11トン未満、特定中型自動車が8トン以上11トン未満ということになります。これらの変更により、大型自動車のドライバーにあっては、従来以上のプロドライバー意識をもって安全運転に取り組んでいってほしい、私自身も新たな気持ちでハンドルを握っていこうと思います。
2007年6月26日(火) 東京救急協会
救急需要における救急車の適切利用が課題となっている中、東京救急協会さんの事務局を訪問させて頂きました。東京都内で患者等搬送サービス事業者72社の登録をもつ東京民間救急コールセンターの運営、その他に普通救命講習・上級救命講習・応急手当普及員講習などを開催されております。「いざという時のために」・「あなたの大切な人を」・「愛する人のために」様々な活動を展開している協会事務局長さんと有意義な意見交換ができたかと思います。東京消防庁と東京救急協会、我が国の救急需要における様々な難題に、これからも積極的に取り組まれていくことを期待したいと思います。
2007年6月27日(水) 組織力とは
全国の9支部から新たな理事が招集されたJHR理事会、本年度第2回理事会が開催されました。新理事長を中心に、支部活動を主体としたJHRの事業活動がスタートします。JHR組合員=優良レッカー事業者と言われるような業務を実施するためには、JHR組合員が「同じ目標」に向かって「同じ認識」をもつことが重要です。その橋かけを行うのが我々理事者であり、組織力とは「形」でなく「内容」であることを自覚した組合運営に努力してまいりたいと思います。
2007年6月28日(木) 焦点が笑点に
社会保険庁改革関連法案・年金時効撤廃特例法案などを巡り、与野党の熾烈な攻防が続いているようです。夏の参院選を前に熱心な議論がなされることは大歓迎ですが、内閣不信任案などなど野党の戦略には異論を感じます。さて、与党は社保庁を解体しようとしている中、一方で野党は労組に操られているかのごとく年金問題を与党に押しつけての責任追及。社保庁問題は職員をはじめすべての議員責任が問われるものであり、野党のパフォーマンスもほどほどにして頂きたいものです。また、重ねて所得税・住民税・定率減税に対し国民を困惑するかのような各メディアの報道、将来の地方分権への死活とも言える状況です。参院選の焦点が次世代を担う若者たちにとっての笑点とならないようにご注意です。
2007年6月29日(金) 節水意識
子供たちの宿題、自宅の水道メーターを読むプリントです。メーターの読み方を学び数日間のメーターを記録、自宅の水道が漏水していないか、または家庭での節水努力がメーターにどのように表れるかなどの調査です。水不足が続いている中、水の大切さを実感する貴重な体験です。何気なく使用している水道水、渇水対策の呼びかけが始まってからの県内における節水努力は数字としてその成果が表れているとのことで、これを機会に家庭内の節水意識が日々の習慣となればよいと思います。
2007年6月30日(土) 参院選を前に
梅雨らしい雨もなく6月が終わろうとしております。早明浦ダムの貯水率も日々低下しており、本当に深刻な状況となってまいりました。深刻と言えば、安倍内閣の支持率低下、今夜は市内に安倍首相が参院選候補者の応援に訪れるとのことですが、混沌とした国会が終了し参院選へ突入する中、支持率低下の要因は何なのか考えてみなければなりませんね。外交・安保・社会保障に地方分権、そのほか憲法改正など、国民が求め関心を抱くものとは一体何なのか、支持率低下は求心力の低下でもあり、各政策に対する評価が求められるものです。与党は従来の公約の進捗率と修正すべき課題に取り組む姿勢を示してほしい、野党は現実味のない公約ばかりを並べることなく国政を真剣に考えてほしいと願うものです。