日記
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2007年8月1日(水) また値上げ
またもやガソリンが値上げとなるようで、ご近所のスタンドでは4〜5円の値上げを検討しているとか。これまでの値上げでスタンド側が実感しているお客様の変化としては「以前より洗車の回数を控える」「オイル交換を遅らせる」「タイヤ交換を遅らせる」などが目立っているとのこと。一般家計も事業所も含め、決められた車両維持費の中で様々なやりくりを行っていることが伺われます。しかしながら、オイル交換・タイヤ交換を遅らせるなどは故障トラブルの原因につながるものであり、決してメリットのある手段ではないと思われることから、今後のガソリン値上げが更なる影響を及ぼすことは必至のようです。
2007年8月2日(木) 橋崩落
米中西部ミネソタ州ミネアポリスで高速道路の橋が崩落、多数の死傷者がでた報道には驚きを感じます。わずか40年でこのようなトラス橋が崩壊した事実、今回は大がかりな補修工事の最中に起きた大惨事だけに、当初設計の段階における構造上の問題が指摘されることとなりそうです。私たちの身の回りで行われている土木工事も同じく、老朽化や基準の見直しにより行われる補修工事にあっては、既設構造物に少なからずのリスクを生じる施工となります。補強のアンカー1本、その削孔1ヶ所にあっても、人間で例えればメスを入れるようなもの。より慎重に検討された工法が求められます。
2007年8月3日(金) 消防団員さん
昨日の台風5号は九州から中国地方をあっという間に通り抜けました。幸い県内では大きな被害もなく、心配していた高潮の影響もなかったようです。そんな中、昨夜のレッカー業務中に見かけた地元消防団の方々、午前零時すぎの満潮時における高潮警戒のために各屯所にて大勢の団員さんたちが待機されておりました。私自身も団員を経験させて頂いたことがあり、皆様方のご苦労がよく分かります。近年では若年層の団員さんが少ない事情もあり、何十年というベテラン団員さんを中心に我々の安心・安全にご尽力頂いていることに敬意を表したと思います。
2007年8月4日(土) ネット勉強
長男は中1、夏休みの宿題はパソコンにて検索また検索。情報収集はパソコンから大量収集できるご時世、社会・理科などなど与えられたテーマに対する細かい説明まで検索することが可能なネット社会をあらためて実感する次第です。昔は「日本史」や「世界史」、または「大図鑑」などが勉強部屋に備えられてはいたものの、それが全ての取り巻く情報であり、分からないものは学校の図書館で収集、それでも学習内容によっては非常に乏しい情報源であったと振り返ります。このような環境に賛否あれど、ネット社会は確実に個人の情報源を拡張し、極めてなくてはならないものとなったようです。
2007年8月5日(日) 昆虫
夏休みに我が家の次男坊が担当しているのは「水やり」、朝夕の水やり当番さんは思ったより真面目に取り組んでいます。庭先の鉢植えには溢れんばかりの水、そんな当番さんも立ち止まってしまうのが昆虫の姿。ダンゴ虫・バッタなどなど鉢植えや樹木に沢山の昆虫が観られます。ちなみに我が家の玄関先に生息しているのは、ホームセンターで買ってきた「カブトムシ」。大人の視線では確認しがたい小さな昆虫に興味津々の次男坊は今日もまた水やりに専念しています。
2007年8月6日(月) 将来の保証
社保庁長官が辞任、小泉政権において初めて民間起用された長官であるが、年金問題や社保庁改革関連法案の成立などを背景に辞任されたもの。さて、今後における日本年金機構への衣替えは一体どのような道を歩み始めるのか注目ですが、公益法人などの接点問題を解決しない限り大きな前進とはいかないところ。また、安倍政権の失速が改革に影響することが最も懸念するところかと思います。年金も保険も将来のために加入する大切な保証、近年の保険業界の信頼回復と同様に透明性のある方向を模索して頂くことを期待したいと考えます。
2007年8月7日(火) 原爆に想う
62回目の「原爆の日」を迎えた昨日の広島、秋葉市長の「時代に遅れた少数の指導者たちが、力の支配を奉ずる世界観にしがみついている」と言った言葉が印象的でした。米国では原爆を正当化する活動が行われているようで、「原爆により日本を占領することなく、より多数の犠牲者を出すことが回避できた」に異論を感じます。これらの考え方には賛否あれど、戦後60年以上が経過した現在、戦争終結論を賛否することよりも核兵器そのものに「ノー」と誓い合わなければならない。我々が未来に向けて論ずるものは、原爆という事実が唯一残した「生きる希望」ではないかと思います。
2007年8月8日(水) JHR合同部会
JHR合同部会に参加、本年度は広報渉外部会の部会長を務めさせて頂いており、「JHR=優良レッカー事業所」をアピールするための広報誌発刊などなど、協同組合の魅力溢れるPR活動に取り組んでいく所存です。各支部の部会担当責任者の方々にあっては、貴重なご意見と様々なご提案を頂き、本当に有り難うございました。
2007年8月9日(木) 第3回JHR理事会
今日も半蔵門にて業界・組合員の社会的認知または繁栄に向けた熱い議論が行われました。昨日の合同部会に引き続き、全国9支部の理事者各位から上程された様々な議事にあっては、十分な慎重審議がなされたものと実感致します。10月の東京トラックショーにおけるJHRの出展テーマは「物流を支えるJHR」、道路の円滑維持のために24時間体制で業務にあたるレッカー事業者の心意気を関係機関にアピールできればと思います。
2007年8月10日(金) お盆ラッシュ始まる
各地でお盆ラッシュが始まっているようです。弊社のロードサービスにも長期休暇中の独有な連絡が入電されております。四国では本土の道路事情と異なり、平日に県外ナンバー車両の入電は少なく、長期休暇中においては多くの県外ナンバー入電となります。県外からお越し頂いた休暇中のドライバーさんがトラブルに見舞われた場合、できる限りのアフターサービスをご提供することが我々の使命。レンタカー・宿舎・公共交通機関への対応などなど、きめ細やかな対応を心がけていきたいと思います。
2007年8月11日(土) 早朝帰省ラッシュ
お盆休みに向けての帰省ラッシュ、その早朝は瀬戸大橋上でのトラック横転から始まりました。午前6時前頃に現地到着、作業開始と同時に大幅な通行車両を確認。ほとんどの車両が県外ナンバー、家族連れが目立つマイカーには微笑ましい顔と事故現場に驚く表情が入り交じった様子。現場を見たドライバーさんたちには、是非とも安全運転を心がけて頂きたいと感じました。
2007年8月12日(日) 猛暑
ラジオでは甲子園、街路樹ではセミ、停止していた車両に乗ればハンドルが触れないほどの状態、車内のエアコンは効きが悪い、まさに夏本番の猛暑です。1日に何本のペットボトル茶を飲んでいることか、業務が終わるたびに水分補給はかかせません。食事も喉を通らないほどの状況で、真夏の健康管理は大変です。
2007年8月13日(月) 夕立ち雨
このところ、夕立ち雨が降ることが多いですね。雲行きが悪いと思ったら必ず大粒の雨が降りしきります。街路樹の樹木にとっては有り難い雨、10分程度で雨上がり、大きな虹を今年は何度も見かけます。暑さ厳しい日々、雨降れば少しばかり気持ちが癒されます。
2007年8月14日(火) ノックダウン
今年に入って初のノックダウン。事故レッカー業務が続く中、山間部での大型車落車の現場にて暑さ負け。作業途中で10分程の休憩と水分補給を頂きました。国道標示板に路面の温度は45度と表示、気温も37度と高く、路面からの照り返しに干上がりそうでした。特に山間部の幅狭い農道にあっては風も通らず、大がかりな作業の中でスリングベルト1本も手元に重く感じる次第です。
2007年8月15日(水) 終戦日に思う
戦後60年以上が経過し、今日の終戦日を実感する世代層が少なくなっている今、私たち世代は何を継承していかなければならないのか深く考えます。戦争を映像でしか知らない世代にとっては何を引き継げばよいのか、後世に何を残していかなければならないのか、このまま歴史の一幕として語っていくだけなのか、そんな思いで今年も終戦という日を迎えました。神風を見た米国戦艦の米国人と死を覚悟した特効部隊の日本人、60年以上の時を経て握手を交わした映像をテレビで拝見、「死にたくなかった」と互いに同じ気持ちをうち明け泣いていた表情が印象的でした。
2007年8月16日(木) 環境性能
ガソリン高騰を背景に、ハイブリッドVSディーゼルの主役争い白熱との報道あり。ハイブリッドは燃費と環境に優れているものの価格が高い。一方でディーゼルは従来の燃費だけでなく、環境対策(排ガス改善)も向上しているとのことで、ここにきて大きく評価を上げている。環境性能を高める各ディーラーの戦略対決も興味があるものの、とにかく原油高騰に歯止めがかかることを期待したいものです。
2007年8月17日(金) 北欧4ヶ国合宿開始
いよいよ弊社前の丸亀競技場に北欧4ヶ国のアスリートが合宿開始です。大阪世界陸上に向けてのトレーニング、個人的に注目は男子やり投げの選手です。やりの規格が変わって以降、過去に90m以上投げた選手は世界に11名、その内の2名が丸亀で合宿を行っていることに感動してしまいます。また、ロシアの女子棒高跳び世界記録保持者も合流しているとのことで、ここ連日の練習光景が楽しみです。
2007年8月18日(土) 超人的
世界トップレベルのアスリートは軽めの練習も見学者を魅了します。日中に子供たちを連れて少し見学、長い足に鍛え抜かれた筋肉、アップする姿も実に軽快な様子。靴底にバネでも入っているのではと疑うほどの跳躍に見学客はどよめいていました。それでも彼らにとっては軽めのウォーミングアップ、超人的な選手を目の前で見た子供たちが夏休みのレポートや日記にどのような書き込みを行うのか楽しみです。
2007年8月19日(日) 次男坊の誕生日
次男坊の誕生日、今年で9才おめでとう!小学校も3年生となり、学校行事やサッカーなどなどで、下級生に対する世話も少しはできるようになっているようです。さて、何年たっても我が子が産まれた日のことは鮮明な記憶として思い出され、こうして誕生日を迎えるたびに大きくなっていく姿に頼もしさを感じます。24時間年中無休の業務を行っていると、子供たちと向き合う時間が不規則となりがちですが、これからもお互いに何でも話し合える関係でありたいと思います。
2007年8月20日(月) ざるうどん
残暑厳しい中で疲れとともに食事がすすまない日々、そんな時こそ有り難いのが「ざるうどん」です。冷たい付け出し汁にネギとショウガ、冷たい麺のシンプルな食感が喉ごしよく、真夏の食を助けてくれます。ちなみに、水分は確実に2リットル以上飲むよう心がけているものの、発汗に追いついているかどうか疑問です。
2007年8月21日(火) 信頼関係
甲子園も明日が決勝戦、野球もまた互いの信頼関係が極めて大切なスポーツだと実感します。監督と選手、投手と捕手、各ポジションの野手、たった一つのボールがチーム全員の信頼関係を結んでいく、とてもすばらしい試合光景に魅了されます。ある試合後の選手インタビュー、「○○君が支えてくれたから野球を続けていくことができた」、何とも胸をうつ言葉です。勝っても負けても全員野球、みんなで結果を分かち合うことができるスポーツにあらためて感銘します。
2007年8月22日(水) 感動を実感
今夏の甲子園に新たな優勝校が決定、全国4000を越える高校の頂点に立った佐賀北高野球部の善戦は実に見事であり、公立高校では十数年ぶりの優勝とのことです。生放送では拝見できなかったものの、8回に満塁本塁打を含む逆転劇とは、まさに決勝戦に相応しい試合内容。真剣勝負には予想もしない結果が待ち受けている、そんな願いを証明するかのような高校球児の熱戦に全国の野球ファンが感動したことでしょう。先般の24時間テレビにおける「欽ちゃんのマラソン完走」も同様、人々に感動を与える結果には、それまで積み重ねた努力あり、本当の感動を実感する者は当事者自身なのでしょうね。
2007年8月23日(木) すごしやすい日
全国的に「今日は少し暑さが違いますね!」って感じでしょうか。久しぶりに気温が下がった今日、秋近しかと思ってしまうほどすごしやすい一日でした。しかしながら、この気温も今日に限っての様子、明日は厳しい暑さとなるそうです。気象庁の予報は9月中旬まで残暑厳しいとのことで、体調管理には十分な注意が必要です。
2007年8月24日(金) 一休み
この夏初めて一休みさせて頂きました。そこで今日は長男のサッカー観戦、県内強豪チームとの対戦にビデオ片手で記録係り、思い出は沢山残してやりたいとの一心で撮影に専念。それでも、熱戦のあまりに映像そっちのけで見入ってしまった場面もあり、収録が楽しみどころか非常に不安となりました。平日ながら、試合開始前にはどこからともなく選手の父親がゾロリと顔をそろえていたのが印象的でした。さてさて、夕暮れ時に帰って間もなくレッカー車で出動、いつ何時も業務が気になるだけに、やはり仕事をしている時の方が落ち着くことを実感した次第でした。
2007年8月25日(土) お泊まり会
昨年に引き続き、町内の子供会による「お泊まり会」を開催、夏休み最後の週末において規律正しい生活を取り戻すのがねらい。19時集合で花火・映画鑑賞、21時から歯磨きを行い21時30分に消灯です。町内自治会館に担当保護者とともに一夜をすごした子供たち、明日は早起きできるかな?
2007年8月26日(日) お泊まり会(その2)
昨夜から「お泊まり会」に参加した子供たち、6時の起床で朝の歯磨き、6時30分にはラジオ体操、7時からはクリーン作戦です。クリーン作戦では町内の路地をゴミ拾いすること30分、特に県道沿いの歩道では沢山のゴミを収集することができ、同時にドライバーのマナーが悪いことを実感した次第です。さて、今回は玄関先の靴並べ、トイレのお漏らし清掃などなど、みんな仲良く規律正しい行動を行えたと思います。
2007年8月27日(月) 凍ったモラル
安倍政権の新内閣が発表されました。と同時にメディアは歓迎する気配が見られない、一体この国のモラルはどうなっているのかと疑いたくなる一人です。国民に再チャレンジを提唱し大きな改革をすすめようとしている一国の首相、その首相が参院選で敗北した結果を引きずったまま、自らの再チャレンジを歓迎されない実状に寂しさすら感じます。この国のモラルは凍っている、だから誰が舵取りをしても舵が動かない、そんな思いがする今日このごろです。
2007年8月28日(火) 愛国心
今年は政治に対する国民感情が大きく表れた年、良しも悪しも関心あるうちが華です。とにかく愛国心だけは、国民も支持する党派を超えて持ち続けて頂きたいと思います。さて、新内閣が船出となり、これから新しい体制での外交政策・内需政策が始まることになります。ここ数ヶ月における政策の足止めを見つめ直し、その場しのぎの政治でなく将来に向けた価値ある政治を拝見したいと思います。同時に、国民ひとり一人も自らを見つめ直す良い年であったと思えるように頑張っていかなければならないと実感します。
2007年8月29日(水) 神秘的
昨夜の夜空に神秘的な現象を拝見、「皆既月食」は6年7ヶ月ぶりとのこと。幸いに雲も少なく、その天体ショーに大勢の人々が魅了されたことと思います。東の空、薄雲の合間で淡く赤銅色に光る月、食い入るように夜空を見上げることなど少ないだけに、夏の終わりに貴重な観測ができたことを嬉しく感じました。
2007年8月30日(木) 救えなかった命
妊婦の急患がまたしても受け入れ拒否で流産、昨年8月に同じく奈良県で分娩中に意識不明で約20もの病院に転院を断られて亡くなったという事態が発生して1年、改善されない医療実態に怒りをおぼえるものです。さらに、搬送中に救急車が交通事故を起こすなど重なる不運、「命を救う24時間体制」に不安を抱く報道に無念を感じます。さて、救急車の運転手「機関員」は法律上の一般自動車種類において普通・中型免許で乗車可能なもの。我々の民間救急車は普通二種免許が必要であり、普通と二種では受講内容も異なり、是非とも救急車を運転するドライバーにあっても有償行為でなくとも二種免許を取得して頂きたいと思います。人を運ぶことに変わりないドライビング、全国で多発する救急車の交通事故を減少させるためにも考慮されるべき課題です。
2007年8月31日(金) 8月の終わりに
8月も最終日、振り返れば厳しかった夏の日差しがあまりにも印象的な1ヶ月でした。熱中症で倒れたという人の数も例年を大きく上回ったとのことで、過酷な猛暑に日本列島が悲鳴を上げた今夏ではなかったでしょうか。特に、地震に見舞われた新潟県、そして台風が大きな爪痕を残した九州の方々には、あらためてお見舞いを申し上げたいと存じます。