日記
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2007年9月1日(土) 防災意識
1923年9月1日、関東大震災は震度7の揺れにより多数の犠牲者を出したと記録されております。そして84年が経過した今日、「防災の日」に全国各地で防災訓練が行われたようです。しかしながら、防災訓練とはごくわずかな人々による国や県の催し物のようなものであり、国民の多くは今日が「防災の日」であることすら知らないものと思われます。行政指導のもとで意識改革するための施策が乏しいことを懸念致します。公助は限られたものと言いながら、自助の意識を向上する対策に目を向けない行政やマスコミ、知ってか知らずか刻々とその時が近づいているやもしれない今日に無念さが残る一日でした。
2007年9月2日(日) 世界陸上
世界陸上が閉幕、世界レベルのアスリートによる陸上の祭典は大いに盛り上がったようです。私自身は本日最終日の「男子やり投げ」に注目、フィールド競技で最も遠くまで投げる競技、そして競技経験者として楽しみにしていた瞬間です。結果、北欧選手が90m級の投てきで優勝、素晴らしい槍の回転とスピードに感動、そして丸亀競技場で合宿していた選手の活躍に一層の応援をさせて頂きました。
2007年9月3日(月) 落ち着き
新たな内閣で農相の引責辞任、次の国会はまたしても政治とカネで混沌となる予想。それに加えて社保庁の着服問題などなど、本当に国政に落ち着きが戻らない状況となっています。しかしながら、このような不祥事続きの中で厳しい監視意識が向上していることは事実、この上は時間がかかろうともクリーンな状態で政策論議に突入して頂けるものとの期待も高まります。国会運営は、落ち着きが取り戻されるまで少々時間がかかりそうです。
2007年9月4日(火) 無灯火に注意
9月に入って以降、本当に日が短くなってきたのを実感します。18時頃には薄暗く、車で移動中にあっては歩行者・自転車の存在が見えにくい、交差点の横断歩道前では左折する車両が急ブレーキを踏む光景をよく見かけるようになってまいりました。そして気が付くことは自転車の無灯火、特に学生さんなどは夏場にしっかり日焼けしており、薄暗い路肩では近づいてみなければ存在がはっきりせず、よほど慎重なドライビングが不可欠です。
2007年9月5日(水) ハイウェイモニター
今日から2年間、高速道路交通安全協議会のハイウェイモニターを委嘱頂きました。高速自動車道及び自動車専用道路における交通事故防止対策の業務推進について、幅広く意見するご意見番の役目です。交通安全施設等に関すること、交通規制及び交通の指導取締りに関すること、交通の秩序を乱す車両に関することなど、高速道路を利用する方々の安全運転につながるような意見を積極的に報告して参りたいと思います。
2007年9月6日(木) 歯を大切に
久しぶりに歯の検査を受けようと、ご近所の歯科医院に出向いてまいりました。虫歯もなく歯茎もしっかり、歯の根も一般的より深くと安心していたところ、歯垢(しこう)の除去に努めるようご指導頂きました。そして頂いたのが「歯間ブラシ」、歯ブラシが届きにくい歯と歯の間にブラーク(歯垢)ありとのことで、虫歯や歯周病予防のために歯間ブラシをすすめられた次第です。明日から歯磨きのやり方も含め、長く自分の歯が利用できるよう努めていきたいと思います。
2007年9月7日(金) 炎上する車両
車両が炎上するなどドライバーは予測しないもの。しかしながら、様々な原因で車両火災は発生します。エンジンルームからの火災、タイヤパンクによる引火などなど、予測できない事態を常に意識しておかなければなりません。先般も、落車した車両が突然発火し、逃げ遅れた方が亡くなったという報道を耳にしました。弊社も年間に数件出動する車両火災の現場、2日前にも高速道路でタイヤから引火したトラックが炎上、ドライバーに怪我はなかったものの積み荷が全焼する大惨事、運転中は何が起こるか分からないことを承知しておく必要があります。
2007年9月8日(土) 120%
子供のサッカーに学ぶです。サッカーは攻撃陣と守備陣が激しくボールを奪い合うスポーツ。100%の守備でのぞむDFを前に、90%の攻撃では得点につながらない。常に自分が100%を出していると思っていても誤算、120%以上の集中力と戦術でのぞまなければ勝負にすらならないことを学ばされます。企業も同じく、前へ進むためには超越した集中力と真撃が必要です。
2007年9月9日(日) 救急の日
9月9日は救急の日、救急業務及び救急医療に対しての理解と認識を深め、救急医療関係者の意識高揚を図る目的で昭和57年に定められたもの。一般の人々もまた、この日において応急手当を知ることが推進されており、全国の至るところで応急手当の講習会などが開催されていることと思われます。人が目の前で倒れた、人が目の前で怪我をした、でも何も出来なかったという悔いだけは残したくないものです。
2007年9月10日(月) いい湯だな
秋の匂いが漂いだし、気温も少し低下した様子。お風呂はシャワーで済ますことが多かった毎日でしたが、今日はゆったりと入浴です。風呂温度も41度に設定、湯船で目を閉じて「いい湯だな」と思ったのは久しぶりのこと。疲れがとれるとはこのことか、などと独り言を言いつつコップ一杯の水が実にうまい。お酒を飲まない者としては、ビールでないのが少々寂しい風呂上がりです。
2007年9月11日(火) 9.11に思う
深夜のレッカー出動で空腹となり、あるラーメン店のテレビで見たあの衝撃的な映像、今でも忘れない9.11から6年が経過しました。米国では今でも9割もの国民が再度の悲劇を見るかもしれないと答えるほど、あの記憶は風化することなく恐怖となって強く心に残っているようです。このような中、日本国内ではインド洋での海自給油活動に賛否、継続の新法を批判する一人の党首は参院選の結果をもって強く批判している模様。米軍の活動を自衛隊が支援するのは集団的自衛権の行使であると語るも、戦後60年以上経過した今、何もしないで他国が末永く見守ってくれるといった考え方そのものを見直さなければならない時代ではないかと。
2007年9月12日(水) 民意
一国の首相が辞任、民意が得られなかったとされる参院選からストレスもピークとなったような模様。安倍首相に賛否あれど、政策の理念・改革の思想は間違っていなかったと記しておきたいと思います。霞ヶ関を含め、ここまで追いつめた大きな圧力とは何なのか、国民の一人として是非とも知りたいところです。そんな中、参院選での民意とは一体何なのか、世界の中で共存していることを理解していない民意が一国の首相を辞任に追いつめたと考えれば、何とも無念で残念なことです。
2007年9月13日(木) 退陣におもう
あるコラムニストが報道番組で安倍首相退陣の心理をこう例えていました。「試験の朝になって学校へ行くのをやめた子供のようなもの」、いわゆる辞め際の誤りという意味でしょうか。評論家は孤独な職人を追いつめ評価するのは得意のようですが、1億人の組織を追いつめることは下手なようです。今回はむしろ学校へ行くのをやめたのは指導者であり、国民という生徒が指導者を追いつめた結果と捉えるべきかもしれません。国際社会の中における一つの教室で生徒たる国民が授業をボイコットしたようなもの、優れた指導者を導く前に、生徒自身が規律正しく黒板を見つめるべき時にあるような気がします。
2007年9月14日(金) ルールとマナー
信号待ちで信号無視の車両を発見、走行中に急なわり込み車両を発見、追い越し禁止で数台も追い越す車両を発見。来週から秋の全国交通安全運動が実施されるも、本当に交通安全思想が普及または浸透されるかどうか心配です、今年のスローガンは「かがわの交通安全・守ろうルール 示そうマナー」、はたして交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実戦を習慣付けることができるかどうか、現状は厳しいものがありそうです。
2007年9月15日(土) 変な語呂合わせ
ある交通広報誌に面白いものを見つけました。「最低でもブタと燃料は毎日点検しましょう」です。「ブ」はブレーキ、「タ」はタイヤ、「と」は灯火、面白いが説明なければ意味不明。語呂合わせも楽しいものですが、交通安全・車両点検はもっと真剣に取り組まなければならないのではと思った次第です。
2007年9月16日(日) 踏切注意
このところ、踏切事故が多発していると報道されています。そう言えば、踏切で一旦停止を正確に行っている車両は少なく、警報器が鳴っていなければ徐行で進入しているドライバーが多いようです。踏切事故の多くは遮断踏切内での立ち往生、非常ボタンや発煙筒などの対処で回避できたかもしれない事故が多く見られます。まずは一旦停止、そして左右確認、万が一の対処も日頃からの認識向上が大切です。
2007年9月17日(月) どうする温暖化
地球温暖化についてのテレビ番組を拝見、80年後には日本の気温が3度上昇、北極は10度近くも上昇するとの予測。その対策として二酸化炭素を地球の奥深くに沈める技術が実用化されていることも初めて知った次第。さて、近い将来と騒いでいる温暖化による様々な自然現象、毎日の生活で危機感を感じている人は少ない様子。国内世論が格差・年金・郵政などなどと騒いでいる今日も、刻々と温暖化が進んでいることを真剣に捉えるべきではないかと実感するものです。
2007年9月18日(火) 連携した蘇生措置
長崎県のソフトボール大会、胸に打球を受けた小学生が命を救われたという報道。応援していた保護者の中に救命士と看護士が居合わせ約9分間の蘇生措置、救急車が到着してAEDにより心肺が蘇生しドクターヘリにて搬送。人工呼吸と心臓マッサージは大人の男性でも2〜3分が限界、看護士さんと交代で行った蘇生措置が尊い命を救ったとのこと。いつどこで起こるか分からない心肺停止、できるだけ大勢の人々が蘇生措置を学ぶことが大切です。
2007年9月19日(水) 改正道交法
改正道交法が今日からスタート。飲酒運転・ひき逃げの罰則が強化されるとともに、従来の「ほう助犯」よりも厳罰化された車両提供者・酒類提供者・同乗者に対する罰則が強化されるもの。ここ数年の飲酒問題、今も昔も変わらない「飲んだら乗るな」の交通標語を遵守することが容易ではないことが伺われます。
2007年9月20日(木) 危機管理に手薄
日頃の動向で危機管理をみる。早朝の交差点事故、大型車が信号柱や電柱数本に衝突し交通支障。所轄警察署から緊急レッカー要請、迅速な出動も現地で長時間の待機。倒れた電柱に垂れた電線を目の前に、NTT・電力関係者の車両が現着したのは事故発生から実に3時間後のこと。折れた電柱に生きた高圧線、信号機不能で交通マヒに陥った交差点、もし万が一の大地震が発生した場合、複数の支障箇所に対応できるのか心配なところ。
2007年9月21日(金) 守ろうルール
「かがわの交通安全 守ろうルール 示そうマナー」のスローガンを掲げ、今日から10日間は秋の全国交通安全運動が実施されます。
(運動の基本)
・高齢者の交通事故防止
(推進重点)
・飲酒運転の根絶
・夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止
・後部座席を含むシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
・黄色信号での停止の励行
ひとり一人の意識向上が何より大切なものばかりです。
2007年9月22日(土) 県政と市政
県の財政難を報道でよく耳にするこの頃、公共事業の圧縮・職員改革などなど様々な見直しが図られようとしています。このような中、県政と市政が同じようなテーマや目的で予算を消化しようとしている分野が多くみられることに疑問を感じます。また、どちらの責務かわかりにくいグレーな分野で両者の職員が同時に現場で顔を見合わせることも無駄遣いと言えるでしょうか。我々自身も県民・市民の両名詞を持つ必要性があるのでしょうか、そんな気がする今日このごろです。
2007年9月23日(日) 前進する船へ
自民党の新総裁が決定、何も変わらないよと思ってみている人も含め、こうした節目にこそ国民自身が何かを変えようと意識することが大切かと思います。それは国政に頼ることでなく、身の回りにある小さな問題や小さな課題に対する意識向上、いわゆる地域の振興はそこに住む人そのものが活性化しなければ始まらないという理念。新しい舵取りを見守るだけでは前進せず、ひとり一人が自分自身に油を差し燃料を満タンにする、そして客室に座り込むのでなく機関室に飛び込むくらいの情熱が必要。
2007年9月24日(月) オリーブマーク
香川県内の道路に「オリーブマーク」という舗装面に書かれた緑色の文字ラインを見かけます。「オリーブ」「合図」と書かれたマークを認識しているドライバーは少ないかもしれませんが、オリーブマークでウインカーをあげようという意味です。交差点での追突事故を防止するため、適正なタイミングで左折・右折のウインカーを出す習慣を身につけるためのものでありながら、あまり浸透していないようで残念です。進路変更は3秒前にウインカー、左折右折は手前30mでウインカー、認識してウインカーを出している人は果たして何パーセントなのでしょうか。
2007年9月25日(火) 恥をかく前に
第91代首相が決定、福田新内閣が発足。財政再建・景気対策・年金問題・医療福祉・少子化対策・教育問題・憲法改正・外交問題・格差是正などなど、山積みの宿題をどのように取り図っていくのか注目です。すでに国会運営がどうこう言っている場合ではなく、世界に対して恥をかくところまできたような気が致します。政治責任とは名ばかりの言葉、党派のちっぽけな責任の擦り会いにすぎず、グローバルな発想すら乏しくなってきた国政運営を抜本的に見直すときではないかと思います。
2007年9月26日(水) 郊外の賑わい
県内も至ることろで郊外大型店舗が進出しています。これら大規模集客施設の出店は道路整備の拡張を感じるものであり、面積当りの舗設率の高い香川県に人口と反比例するほどの店舗増加とはある意味で納得できるかもしれません。そこで問題とされるのは街中の賑わい創出や居住人口の推移、歯止めのかからない中心市街地の空洞化。ロードサービスでも感じること、郊外での自動車トラブルが増加する一方で中心市街地に向けての出動が減少していることは現状を実感するに値する現象です。
2007年9月27日(木) 心臓マッサージ
心肺停止に陥った場合、救急車の到着またはAEDが届くまでに1分間100回の心臓マッサージが重要。人工呼吸よりも連続した心臓マッサージに効果があるとの記事をみて納得。血液中に残存された酸素は数分間保たれることから、いかにポンプを手動で動かすかが重要であるかが報告されたかたちです。崩壊する脳機能をいかに助けるか、正しい知識と手法で複数の人々が尊い命を救うための啓発活動に期待したいところです。
2007年9月28日(金) ジャーナリスト
私も一杯の珈琲で世界を語ったことのあるAPF通信社の山路社長、彼の涙をテレビで見た瞬間、映像ジャーナリストの過酷な世界をあらためて実感した次第です。「邦人カメラマン・ミャンマーで死亡」とは彼の契約記者カメラマンである長井さんのこと、しかも流れ弾は政府治安部隊の無差別発砲、危険な取材を承知とは言え憤りを感じるものです。山路社長自身もまたアフガニスタンなどの戦場に身を投じた一人、ジャーナリストは真実を求めカメラを持つ、紛争地域に経験豊富と言えども覚悟した仕事といっても過言でないかと。世界に真実を伝えようと職を全うされた長井氏に対し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
2007年9月29日(土) 肌寒い秋を感じる
季節の変わり目を肌で感じた日、朝から肌寒く気温が上がらない一日。小雨の影響もあったのか、夕暮れ時になれば半袖一枚に違和感をおぼえました。そう言えば9月も明日で最終日、日が暮れるのも早くなり、ところによっては獅子舞練習の鐘の音が響き渡る秋真っ直中なんですね。
2007年9月30日(日) 昨日の文化祭
昨日は長男の通う中学で文化祭が開催。遠距離レッカー業務から帰隊し、なりふり構わず作業着すがたで拝見。校庭では大勢の人集り、牛乳パックで作られた巨大な似顔絵に驚かされ、体育館でのパフォーマンスに微笑ましさを感じてまいりました。チラッと見えた息子の姿、仲の良い友人とパフォーマンスに見入っている楽しそうな様子。帰り際にトイレに入って鏡を見れば、顔に真っ黒なグリースが付いていた自分自身、まさにオヤジの風格を感じました。