日記

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2007年11月1日(木) ゼロからMVP

さて、11月がスタート。その初日に「努力はかなう」をプロ野球日本シリーズで見せて頂きました。そう、優勝したドラゴンズのMVPは中村紀洋選手。昨年度オリックスを自由契約となり移籍難航もドラゴンズのキャンプに丸刈りでテスト生として参加。背番号205で育成選手として再出発、年俸も2億円から400万円、野球ができる喜びを原動力に支配下選手枠へ昇格しチームは日本一、そしてチームに欠かせない選手となった彼はMVP(最高殊勲選手)、まさにゼロから頂点への道のりを見せて頂きました。

2007年11月2日(金) 駆け引き

政党の駆け引きが盛んになっている様子。駆け引きとは、自分が有利にはたらくことを意味するもの。いずれ互いのどちらかが妥協しなければならない結末も含まれており、その瞬間までは寄り添った形で物事が進められるもの。自民・民主の「大連立」など、国民にとっては寝耳に水といったところでしょうか。と言うより、どちらが一枚上かを競う会談でなく、現実味のある政策を早く打ち出して頂きたいと思います。

2007年11月3日(土) 貢献

国家や公共に功労のあった方々に秋の叙勲。いわゆる「貢献」された方々の受章、「貢献」とは長年のひたむきな努力を意味し、一つのことに長年にわたり尽くしていくということは大変なご苦労のことです。同時に、振り返って充実した人生であったと思うことかもしれません。叙勲など当然のことながら手の届かないものの、何かを一筋にやってきた充実感を将来味わえるような人生でありたいと思います。

2007年11月4日(日) 国をもてあそぶ

2日前に「駆け引き」と日記に記したばかりの政局、今日「民主党首の辞任」が大々的に報道、責任か無責任かなどなど今後の政局に波乱の様子。まずは有権者(参院選)の民意にどう説明するのか党内の出方が注目。「生活が一番」と提唱した党の顔が困惑を招きそうな状況の中、一枚岩でない党を暴露したままでは今後の国民生活にも支障をきたす恐れもあるかと。国民生活は政治家の権力で成るものでなく、政治家の政策で成りえるもの。この半年、政治家は国民のために何ができたか振り返ってほしい心境です。
さて、国をもてあそぶのは今回で終わりでしょうか。

2007年11月5日(月) 啓発街頭キャンペーン

あいにくの雨、それでも「交通安全」の啓発は雨にも負けずです。丸亀安全運転管理者協議会の「反射材着用啓発街頭キャンペーン」が夕暮れ5時すぎから開催され、私も黄色い帽子をかぶって約1時間ほど立哨に参加致しました。丸亀市では現在のところ県下死亡事故の21%を占める非常事態、夕暮れから夜間にかけての交通事故を防止することが強化されているもの。確かに立哨で気づくことは、黄信号から赤信号に変わるまでの無理な交差点進入が多いこと。我々の立哨を見てか、急ブレーキで停車する車両も目立つ夕暮れの交通状況に、改めて危機感を感じるものでした。

2007年11月6日(火) 総合防災訓練

「高松自動車道総合防災訓練」が高松道下り線の豊浜SAにて開催。この訓練は災害等が発生した場合に備え、警察・消防・レッカー・道路管理者・休憩施設が一体となって的確かつ迅速な情報提供・人命救助・消火活動・車両撤去を実施するもの。
今日の訓練は私自らもレッカー作業に参加、計画書に基づくスムーズな工程を行うことができたかと思います。
(訓練参加者)
・香川県警察本部交通部高速道路交通警察隊
・三観広域行政組合消防本部
・四国中央市消防本部
・丸亀司レッカー
・日本自動車連盟香川支部
・エリエールフーズ株式会社
・西日本高速道路サービスホールディングス
・西日本高速道路サービス四国交通管理隊
・西日本高速道路四国支社香川管理事務所

2007年11月7日(水) 長男13才

早朝、携帯電話にセットしていた勇敢なミュージックが鳴り響く。今日は長男13才の誕生日です。昨年の日記を振り返ってみれば身長160cm、先日計測してみれば168cm、1年間で8cmほど背丈も伸び一段とたくましくなりました。サッカー(DF)で鍛えガッチリしてきた体、まだまだ10cmほど背丈が高い私も、長男に寄り添われると何だか違和感を感じます。互いに良き相談相手となった今、息子から学ぶことも多くなり、親父としても負けていられないところです。通学前に「13才おめでとう」と声をかければ、照れくさそうにニッコリ微笑んだ彼、健康一番で人様に迷惑をかけない中学生活を送ってほしいと思います。

2007年11月8日(木) 機内の移動

患者搬送業務における連日の航空利用、寝たきりの患者様を快適にご搬送させて頂くための交通手段です。これら航空利用は県内でも弊社の得意とさせて頂いております交通手段であり、航空会社・空港ビルの方々には大変お世話になっているところです。
さて、最近になって気の付くところでは、国内線でも機内軽量を目指した座席シートが採用されおり、私共としては嬉しい限り。と言うのも、座席シートが軽量かつ薄くなったことにより、機内通路が少し広くなったことで、寝たきりの患者様を機内移動させていただく際の利便性が高まったということです。しかしながら、移送の品質を高めるためには様々なハードルがあり、今後も関係機関の皆様方と綿密な打ち合わせを行っていけますよう努力を重ねていかなければなりません。

2007年11月9日(金) 119に思う

119番の日、今年も多くの尊い命が救急医療により救われたことと思います。AEDの普及・救急体制の整備にあってはメディアも大々的に報じており、今後は救急医療の地域格差をどのように解決していくかが焦点のようです。同時に、我々「民間救急サービス」の社会的認知も今後における必要不可欠なものととらえ、救急需要の適正化に向けた様々な問題を一つずつ克服していかなければなりません。119番通報における救急車の出動は「飛ぶように速い(アンビュランス)」でなくてはならない。緊急性を有しない患者搬送民間救急サービスは「快適かつ安全」でなければならない。お互いの連携は「ひとりでも多くの尊い命を救うこと」が最大の目標でなければならない。そんな思いでこれからも啓発活動を引き続き行っていく所存であります。

2007年11月10日(土) 鉄道の連携

寝たきりの患者様が新幹線にて転院、お迎えの岡山駅ではJR職員さんの丁寧なご誘導を頂きました。ご遠方への転院は車両移動・航空移動・鉄道移動の選択があり、そこには様々な方々のご支援が患者様の「快適・安全」を支えてくれます。新幹線での乗降は約1分、その短時間で寝たきりの患者様に乗降して頂くためには事前の打ち合わせと迅速な手法が不可欠です。JRでは専門の連絡先にて親切な対応があり、駅前での車両停止場所やストレッチャー誘導にご協力頂けます。何度となくご利用させて頂いているうちに、その連携も互いに品質向上といったところであり、これからも患者様にご安心してご利用頂けるよう努めて参りたいと思います。

2007年11月11日(日) 薄暗い路肩

日曜日の夕暮れ時、高速道路上での故障トラブルに見舞われたドライバー様にあっては極めて恐怖の時間帯となります。帰宅する車両の多い時間帯、薄暗い中で路肩停止は見えにくいなどなど、レッカー車を待つ時間がより長く感じるのではないでしょうか。今日も薄暗くなった17〜18時に2件の通報があり、いずれもカーブ中で見通しの悪い路肩停止。どちらのドライバー様もレッカー車到着後に真っ先に言った言葉は「とても怖かった」です。これは私共も実感するものであり、薄暗い夕暮れは、真夜中の暗闇とはまた異なった視界と恐怖感を感じるものです。

2007年11月12日(月) 政策評価

経団連の政策評価が発表。これは日本経団連の会員企業が政治献金を行う際の判断基準とのことで、自民(前年並み)・民主(急落)との発表。自民で合致度の高かったのは税財政改革・技術革新・エネルギー・環境・教育改革・道州制導入・通商経済協力・外交安全保障など。民主では全体的に合致度・取り組みともに低く、中でも雇用促進・外交安全保障にあっては極めて逆行していると判断されたことに注目です。これは政権担当能力そのものへの疑問視、または参院選での公約の甘さにあるものかと推測。経済界の政策に対する視点、合致度・取り組み・実績ともに十分な推進なき政党には極めて厳しいことが伺われます。

2007年11月13日(火) 医療の時間外徴収

埼玉医大が来春から夜間・休日の軽症救急患者に対し健康保険を適用しない一律8400円の時間外特別料金の徴収を検討していると報道。その狙いは軽症患者の受診抑制と重傷患者の治療充実にあるそうで、全国的にも珍しい措置とのこと。現在、救急患者の健康保険適用は窓口で原則三割の自己負担、加えて時間外特別料金の徴収は全国的に広まる可能性もあり。さて、軽症・重傷の判断基準、その都度に適切なトリアージを行うことが救急需要の社会一般的な形態となりそうな模様。夜間の治療室は私も業務でよく出入りしますが、確かに軽症者の受診中に重傷者が救急で運ばれるケースは多く、その対応に困惑している現場からの悲鳴が大きくなっているのでしょうか。

2007年11月14日(水) 屈辱から頂点へ

サッカーのアジア・チャンピオンズリーグで浦和レッズが日本勢初の制覇。そのチームとサポーターは「全ての力・全ての情熱・全ての誇り」を胸に「All Come Together」で勝利を手にしました。8年前にJ1からJ2に降格したチームが見事なアジア制覇、一度は屈辱を味わった者が頂点に立った姿、まさに今の日本に欠けている姿ではないでしょうか。それは真撃的であり、豪快かつ美しいものです。

2007年11月15日(木) 安管講習

安全運転管理者講習を受講、安管事業所として年に一度の大切な意識向上の場です。企業における交通安全対策は全国的にその徹底が求められるもの。近年ではタクシーなどに設置されたドライブレコーダーの記録から様々な事故形態が映像として映し出されるようになり、その事故場面が安全運転教育に大きな効果を発揮。また、飲酒撲滅運動も全国的に強化、さらには安協・安管などの団体による交通キャンペーンも多くの事業所の参加により実施中。また、新たな発想として「ハンドルキーパー」の推進は飲酒運転撲滅に大きな成果が期待されているようです。

2007年11月16日(金) その命

心配なニュース、サッカー日本代表のオシム監督が急性脳梗塞で倒れたとのこと。サッカーの「日本化」、日本が世界を怖れさせるために必要な独自の道を切り開こうとしている矢先、その指揮官たる監督の病状は極めて深刻な状況。オシム監督の日本サッカーにおける改革と未来図にあっては、サッカーというスポーツだけでなく、それを観戦・応援する様々な人々の人生の改革と未来図でもあり、多くの国民に勇気を与えてくれている。国民に様々な「日本化意識」を与えてくれたその命、本当に取りとめてほしい気持ちで一杯です。

2007年11月17日(土) 火の元注意

今日も強風・乾燥注意報が発令される中、「火の元注意」の広報車が目に付く季節となってまいりました。自動車で走行中にも、強風で枯れ葉舞い散る光景がその季節感を漂わせます。そのような中、路肩に目立つのは枯れ葉だけでなく、ポイ捨てられたタバコの数々にあっては「火の元注意」にさらなる警戒を感じるものです。前方で信号待ちの車両、窓から差し出した手元のタバコがポトリと落ちる、平然としたドライバーの気持ちが理解できません。

2007年11月18日(日) 充実した気持ち

アテネ五輪の金メダリスト、その後は故障に見舞われながらも、やはり目指していたのは五輪。東京国際マラソン、その野口選手の進化した快走(大会新記録)に魅了された一日となりました。身長150cm、体重41kgとは小柄な体格にして、独特ある跳びはねるような走りは実に大きく感じるもの。インタビューでは「気持ちが充実している」と一言、それは過酷な練習の中で感じ取っている「自信」の現れではないでしょうか。何事も勝負するためには「気持ち=自信」が大切であることを学び取ることができます。

2007年11月19日(月) 頑張れ魁皇

夕方、商談をご依頼頂きましたお客様のご自宅、「この一番を一緒にみよう」と誘われ応接間にお邪魔。テレビに映し出された姿は、大相撲九州場所で時天空に立ち向かおうとする魁皇。その結果は押し出しで魁皇の負け、しかしながら今場所が最後の勇姿となるかもしれないとのことで、大相撲ファンにとっては、その取組み一つを目に焼き付けたいとのこと。今日で5勝4敗、ならば明日も結果に注目とばかりに、私も大相撲に目が離せない気持ちとなってまいりました。

2007年11月20日(火) 寒い冬となるのでは

東北・北陸地方では積雪とのことで、知人・友人・有志事業所の皆様方には大変なご苦労かと存じます。さて、気象庁の今冬における長期予測を横目に、民間気象関係者や学識経験者の方々にあっては、12月〜1月に雪の多い日が続くと予想されているようです。これは今年の北極振動がマイナス、日本列島は西高東低で冬型の天候が続くためとされています。専門的なことは分からないものの、寒い冬が続けば暖房設備の利用が多くなり、灯油高となっているところに大変な事態です。

2007年11月21日(水) 窮状の物流業界

原油高がますます運送業界を圧迫している様子。連日の高値更新から軽油価格は上昇、規制緩和後の競争激化による運賃下落、安全や環境対策への負担増大など、特に中小零細事業者にあっては極めて困難な経営をしいられているものです。物流は経済の下支えと言っても過言でなく、縁の下の力持ちが力尽きるほどの混乱は避けなければならないもの。物品需要と供給の狭間に立って物を運ぶ業界が窮状を訴えるような事態、このような状況を一刻も早く打開して頂きたいものです。

2007年11月22日(木) 頑張るトラック業界

CO2の削減目標を定めたトラック運送業界の環境自主行動計画。エコドライブの推進や輸送効率化、低公害車の普及推進、車両の燃費改善、渋滞緩和、大型車速度抑制などなど、様々な取り組みで数値目標達成に向けて頑張っている全ト協。温室効果ガス排出量において、トラックの基準年比は4.2%減、自家用自動車を中心とした旅客にあっては37.5%増、いかにトラック業界が頑張っているかが伺われます。こうした努力が社会に認められ、トラック事業者の明日につながることを願うものです。

2007年11月23日(金) 痛ましい事件

坂出で祖母と二人の幼い子供が行方不明になってる事件、有力な情報に乏しいまま数日が経過。身近なところで起こった事件だけに、その捜査状況が気になるところです。残された血痕、現場の様子を報道で聞くに痛ましく、今後の捜索活動に早期解決を祈るばかりです。近年、子供たちが巻き込まれる事件は全国的に多発、地域住民の連帯意識がますます重要視されるものと実感するものです。こどもSOSにあっても事業所を中心に幅広く展開されているものの、さらなる意識の向上が求められます。

2007年11月24日(土) 五つ星

ミシュランによる日本での「三つ星レストラン」が決定し、その賛否が話題となっています。さて、三つ星に選ばれた中華料理の一店、私もお邪魔したことがあり、その選定にあっては納得できるもの。されど、全国には美味しい料理店が無数に存在、特定の店だけが輝くような評価には異論を感じる方も多いのではないでしょうか。料理店とは「美味しい」だけではなく、「愛される」といった表現が大切、長年の功績で地域に愛され続ける様々な料理人さんたちに「五つ星」を捧げたいと思います。

2007年11月25日(日) 健康管理

昨日の朝は温かいコーヒー、今朝は冷たいコーヒー、寒くなったと思えば翌日はポカポカ陽気、この季節は健康管理に十分注意したいところです。そんな中で、毎日続けているのが朝と夜に一杯の水。これから寒くなってくると、朝に冷水は一気に飲みほせないものの、こうした習慣などなど様々な健康管理に対する習慣は大切にしていきたいものです。

2007年11月26日(月) 世界の中で

野球五輪アジア予選が明日から開幕、来年のサッカーW杯アジア3次予選も組み合わせ決定。野球の「日の丸」にサッカーの「日の丸」、そして「北京五輪に挑む日の丸」、これから来年にかけて各スポーツで「日の丸」を背負った選手たちの戦いが目白押しとなります。さて、我々自身はいかがなものでしょうか。世界の舞台に日の丸を背負って出場するわけでないものの、愛国心をもって日々の生活をしていると胸を張っては言えないかと。世界の中で生きていること、そんな気持ちを高めるために何が必要か、何が足りないのか、小さなことでも「世界の中で」行動していることを認識しなければと思うこの頃です。

2007年11月27日(火) 人のフンドシで

政府が京都議定書の目標達成に向け、二酸化炭素などの温室効果ガスを排出できる権利をハンガリー政府から購入するとの方針。他国の削減を自国の不足分として補う手段、何とも理解しがたい環境ビジネスとでも申しましょうか。達成できなければ次の目標を定め、次の目標に向けて頑張るといった理念がないことを残念に感じます。環境問題は深刻ながら、このような手段は近代ビジネスと同じく「人のフンドシで」といった表現が相応しいものかと。

2007年11月28日(水) イルミネーション

深夜のレッカー出動、日頃は街灯も無き暗闇の街外れにおいて、この季節になれば様々な家庭や店舗に光り輝くイルミネーションの数々。毎年のようにイルミネーションを点灯している場所にあっては、それまた一つの道しるべとなっています。外庭の樹木に飾られたもの、建物全てを形取ったもの、小さな子供たちの住む家であることを示すかのような楽しそうなものなどなど、道行くドライバーの目を癒してくれるイルミネーションは冬の訪れを実感させるものです。

2007年11月29日(木) 耐震対策と景観

近隣の小学校、私の母校でもあるその学舎の外観に違和感。夏場から行われていた耐震対策工事において、足場やネットで覆われていた建物が姿を現しました。柱間に打ち込まれたV字の形をした補強コンクリート柱、美装を施してはいるものの、窓ガラスを覆うかのような状況にとても違和感を感じます。近年、耐震不足の建物にV型・X型の補強コンクリートや補強鋼材が施工されているものの、景観にあっては施設利用者に違和感を感じさせるものが多く、対策上やむを得ないものとは承知の上ながら、何とも味気ないものです。

2007年11月30日(金) 明日から値上げラッシュ

さて11月も最終日、明日から様々な値上げが行われるとのこと。原油高騰の影響を受け、ガソリン値上げにタクシー運賃の値上げ、食料品や生活必需品にあっても次々と値上げされることとなりそうです。今日はガソリン値上げを前に、各ガソリンスタンドに長蛇の行列を拝見、ところによっては交通渋滞も招くほどの繁盛ぶり。それも今日一日限りの現象、明日からは原油高騰事情が生活を直撃することとなりそうです。

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