日記

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2007年12月1日(土) 12月も平常心で

今年もやってまいりました12月、他の月と同じだけ日数があるというのに、例年のことながらアッという間に終わりそうな気のする月。あれほど厚かった日捲りカレンダーも今やめっきり薄くなり、来年の日捲りカレンダーの出番を待つかのような状況となってまいりました。それでも一日は変わらぬ24時間、年中無休の業務を行う弊社と致しましては、常に平常心で日々の業務を的確に行ってまいりたいと思います。

2007年12月2日(日) 事業税の再配分

深夜の報道で「法人事業税を都市部から地方に再配分」との政府案。法人事業税にあっては毎年5兆円以上、そのうち約25%が東京にある事業所の納税、この現象が地方との格差を生じているもの。暫定的ながら再配分の検討は地方にとって有り難いもの、将来の地方消費税拡充などなど今後も様々な税制議論がなされるであろう時代にあって、とにかく地方の活性化に向けた取り組みを早期に実現させて頂きたいものです。

2007年12月3日(月) 冬の挨拶言葉

今年の夏は「暑いですね〜」が挨拶言葉ではなかったかと。さて、この冬はと申しますと「高いですね〜」が日常生活における挨拶言葉となりそうです。燃料高騰の影響は日常生活から各産業まで幅広く影響を及ぼしているようです。聞くところ、特に製造業では大きな打撃となっているようで、ギリギリのコスト削減にも限界の様子。車への影響だけでなく、石油製品を取り扱う事業にも圧迫感を及ぼしている燃料高騰、あらゆる商品が近い将来に大幅な値上げとなるのは必至のようです。

2007年12月4日(火) 足踏み国政

足踏みする国政を横目に、全国の地方行政・民間企業が各地で様々な努力を重ねている記事をよく拝見するようになりました。様々なコスト削減、様々な環境対策、様々な官民共同開発などなど、特に地方の努力が少しずつ形となっているように思われます。しかしながら、防衛省の話題を中心に遠回りしている国政にあっては政策の記事も乏しいもので、何となく国民置いてけぼりのような気がする今日このごろです。

2007年12月5日(水) 年末年始ゼロ災

12月1日から1月31日までは「年末年始ゼロ災」が各地で行われます。香川県においても「年末年始の安全管理・基本をしっかり・心にゆとり」をスローガンに年末年始無災害運動が実施中。これから冬場にかけては、働く人々の健康面に注意が必要であり、今年もインフルエンザがすでに流行しているとのことで、体調管理に気を付けることが何より大切です。

2007年12月6日(木) プロ精神

あるテレビ局の歌謡祭、その舞台に立つ人、その客席に座る人、すべてがプロの歌手。プロがプロの目の前で熱唱、プロがプロの歌う姿に酔いしれる。歌うプロも聴き入るプロも、その輝きはプロ以上という言葉がふさわしい。これは何の職場でも見られる光景であり、歌に演歌やポップがあるのと同様、我々の職業にも専門職と専門職が互いに認め合うことで、より高い技術やサービスが存在するものです。プロの精神とは、プロ同士が互いの力量を認め合う気持ちから生まれてくる競争心なのでしょうね。

2007年12月7日(金) 後継者

サッカー日本代表のオシム監督後任となった岡田武史氏が正式に就任。「今あるものを生かして作り上げる」との言葉が印象的です。脳梗塞で突然倒れたオシム監督が構築しようとしていた「サッカーの日本化」を肯定し、その路線を継承重視することで、自分の責任と自分の方向性を定めた岡田氏、一つのコンセプトを最後まで貫こうと言う姿勢は、そのコンセプトに共感している表れであり、まさに後継者という言葉にふさわしい人物として日の丸をけん引してくれるものと楽しみに拝見して参りたいと思います。

2007年12月8日(土) 天皇杯

今年もやってきました「サッカー天皇杯」、午前11時頃から弊社前の国道にあっては久々の交通渋滞。「FC東京VSサガン鳥栖」の観戦客が弊社前の県立丸亀競技場に向かう中、事務所で事務処理を行っていた私自身も何だかワクワク気分。午後1時にキックオフ、競技場内が丸見えの事務所にて試合を拝見、サポーターの盛り上がりの中でプロ選手が好プレーを連発。FC東京の2点目は平山選手、身長2メートルの豪快なシュートがとても印象的でした。

2007年12月9日(日) もちつき

地域の子供たちによる「もちつき」が開催、早朝からご近所に杵と臼をお借りし、薪を集めて準備完了。残念ながら今年は私用あって準備と後片付け担当、片付け途中に美味しいお餅を頂戴し、今年もあとわずかといった年の瀬を実感した次第です。

2007年12月10日(月) カレンダー

今年も弊社のカレンダーが完成、どでかい暦(こよみ)は365日が一目で分かる構成となっており、カレンダー上部には例年通り「安心・安全・まちづくり」と書かせて頂きました。特徴と言えば、タイヤの日・トラックの日・バスの日・バイクの日・救急の日・防災の日・おまわりさんの日などなど様々な記念日が記載されているところ。これから年末にかけて、今年お世話になった方々のところへお届け致します。

2007年12月11日(火) 独立行政法人

総務省が厚労省の所管する23独立行政法人の業務のうち約200項目の改廃案を発表。それにしましても、独法とは様々な分野に幅広く存在していることを改めて実感する次第。○○機構・○○研究所・○○センター・○○振興会などなど、結局のところ何を行い何が社会に役立っているのか分からないものばかりと拝見。むしろ、無駄遣いとしか言いようのない法人ばかりのように聞こえてなりません。

2007年12月12日(水) あれから20年

そう言えば来年は平成20年、あれこれ様々な出来事が20周年を迎えることとなります。昭和63年開通の瀬戸中央道(瀬戸大橋第2ルート)も四国と本州を結ぶ大役をスタートしてから20年が経過、学生時代に広島から香川へ高速道路で帰省することができるようになったあの頃を懐かしく感じます。しかしながら便利なルートも今では利用者が激減、依然として高額な通行料の要因を実感するものであり、四国の経済に大きく役立っているとはほど遠い状況。行政の努力も小規模な値下げしか実現できず、何故ゆえに離島を結ぶ大橋を実現させたのか、その本質を振り返るときがきたような気が致します。

2007年12月13日(木) オタク

昨日の日記に引き続き平成20年を前に思うこと、その一つが「オタク」という造語です。「オタク」という言葉は平成元年に流行したそうで、今も依然として「オタク」の話題が持ちきり。当初は自宅に引きこもりがちな人々を表現していた「オタク」、今ではゲーム・漫画などなど様々な趣味を行うスタイルとして現代における文化のように聞こえてきます。彼らはある意味において経済をけん引してきたといっても過言でなく、その分野における産業は著しいものがあり、これぞオタク流の内需拡大とでも申しましょうか。冷え込んだ日本経済の将来を展望するに、「オタク社会」の構造の中から一つのヒントが生まれてきそうです。

2007年12月14日(金) JHR理事会

今年最後のJHR(全日本高速道路レッカー事業協同組合)理事会が都内で開催、来年に飛躍する組合活動の新しい骨子が見え隠れしてまいりました。今まで「器(うつわ)」を構築してきた本組合、今後はさらなる「中身」を重要視し、それに伴ない「器(うつわ)」の大きさが広がることに期待感が膨らんでいます。47都道府県でご活躍されている有志各位の心意気が「全国標準」となる日は遠い話しではなく、日本のレッカー業界に革命をもたらす時が刻々と近づいてきているように感じます。

2007年12月15日(土) 駆け込み乗車

新幹線が岡山駅に到着し、四国に向けて発車する特急に連結する乗り換え時間は8分程度。さらに新幹線のホームと在来線のホームは離れており、駆け込む乗客の姿が目立ちます。ならば次の電車を待てばということでしょうが、40分〜1時間程度の待ち時間を考えれば、駆け込み乗車も理解できる心中です。ところが、いざ乗車券を購入したものの、乗り換え時間とホームの距離を十分知らずの高齢者にあっては過酷な駆け込みとなります。あの乗り換え時間、何とかならないものかと毎回感じる人は多いのではないでしょうか。

2007年12月16日(日) 世界最高峰

サッカー好きな私にとって、今夜のクラブW杯は感動の渦。3位決定戦ではアジア代表の浦和レッズが大健闘、日本のチームが初めて手にした入賞はサッカーファンにとって忘れられない瞬間であったかと。さて決勝、ミランVSボカの試合は世界レベルのぷれーが続出、日本人にない身体能力と技術の高さに魅了されるものでした。そして優勝したACミラン、前評判のプレッシャーの中でチャンピオンに輝いた世界最高峰の選手たち、きっと世界中の子供たちに「夢と感動」を与えてくれたことでしょう。

2007年12月17日(月) 車両火災

高速道路上で大型貨物車が火災炎上、出動要請を受けて現場に到着、トラックは全焼し積荷の古紙が道路上に半分ほど落下、荷台に残った古紙も同様に鎮火する気配なし。くすぶる古紙に消防隊員が消火しながらの散乱物撤去作業が開始。気がつけばレッカー到着してから約5時間、ようやく姿を現したトラック全景はまさに「アメ」のような状態。火災の高熱により車体が斜めに曲がりくねった車体、火災の激しさと恐ろしさを痛感させられます。様々な車両火災に出動した我々にあっても、過去にない車体変形に驚かされる思いでありました。

2007年12月18日(火) 宝の持ち腐れ

高速道路上の事故車・故障車、その影響による交通渋滞(車線規制・通行止め)とは高速道路を利用する者にとって計り知れないもの。全国の高速道路上による交通渋滞が物流経済に与える損失は年間十数兆円という試算もあり。このような中、1997年以降の高速道路上にあっては、事故車・故障者の強制撤去(強制排除)という言葉は存在せず、当事者の意志に基づき車両移動が行われていることを指摘します。高速道路上の事故車・故障者を移動する専任業者も今や協定業者、過去の指定業者たる権限もなく、交通渋滞を目の前に当事者の要請なければ出動完備も宝の持ち腐れ。おおよそ大多数の高速道路を利用するドライバーの権利保護はどこへいってしまったのでしょうか。

2007年12月19日(水) 現場の重大さ

昨日に引き続き高速道路上についてのお話し。重大事故における各関係機関の連携は素晴らしいものあり。先般の火災事故にあっては道路管理者・消防・警察は当然のことながら、道路維持における様々な人々が現場で連携していることを実感するものでした。実に数時間もの通行止めに遭遇された後続車両にあっては、一体何をしているのか疑問視する声もあるかと拝見。しかしながら、現場には驚くほどの散乱物、驚くほどの火災車両の姿あり。その対応を的確に協議し、すべての方法論を導くために各関係機関は共に連携。さて、これら努力を背景に報道関係者に思うこと、何あって全国で通行止めや交通規制が実施されているかということ、その事の重大さをもっと報じて頂きたいものです。

2007年12月20日(木) 強制撤去に議論

高速道路は「GW・お盆・年末年始」を繁忙期と称し、特に交通量の多い連休日にあっては関係機関の業務強化がなされます。今日は松山自動車道における繁忙期対策会議に参加、道路管理者・巡回隊・道路維持・レッカーなどなど様々な分野における事業者の打合せが行われました。特に、SA・PAにおける放置車両や本線上事故・故障車の移動にあっては近年の考え方から脱皮しつつあり、従来のような強制撤去を示唆した方向性が進みつつあると実感。道路管理者もすでに強制撤去の方針に議論が高まっているとのこと。冷え込む物流経済を救済するために、高速道路の円滑化に対する議論が活発化されていることを歓迎したいと思います。

2007年12月21日(金) 和む会話

患者搬送業務の一場面、今日も寝たきりの患者様をご送迎、ご高齢の患者様にあっては車内移動中に様々な会話をさせて頂きました。患者様の観察に従事する我々のサービスにあっては、できる限り患者様にリラックスして頂ける快適な環境をご提供しなければなりません。特に「和む会話」は患者様のご不安を解消していただくと同時に、安心・安全の移動に心から信頼を抱いていただけるものと考えております。ご体調やご気分についてはもとより、微笑ましく話しかけて頂く内容に対し、笑顔で丁寧にお応えできるよう、これからも努力してまいります。

2007年12月22日(土) 公共の老朽

国の来年度予算編成が慌ただしくなっている中、地域を歩いて散歩してみるに、長年の公共事業削減による地方への影響は大変な事態となっていることを実感。至る所で道路の傷み、至る用水路でコンクリートに亀裂、様々なところで修繕されない公共施設の老朽が目立ちます。大型公共事業の削減と同時に、地方の維持修繕までも野放し状態とは悲しい事情。新しいチャレンジャーへの支援ばかりが目立つ近年の予算編成、そろそろ基盤整備(維持修繕)に目を向けることが重要となっているようです。

2007年12月23日(日) クリスマスイブ

今日はクリスマスイブ、特に首都圏の街中などでは色彩あるイルミネーションなどでクリスマスムードが漂っている様子。そんな中、我々の住む地方ではいかがなものでしょうか。不景気とばかり、町あげてのイベントも特に目立ったものなく、それだけに家庭でのささやかなクリスマスほどホットなものなしと実感している人々も多いのではないでしょうか。以前、家族が入院中にクリスマスイブを迎えたことを思い出します。院内のクリスマスツリーがあれほど美しく感じたことはなく、クリスマスとは様々な人々の心の中で感じとるものであると、今もそう実感しているものです。

2007年12月24日(月) 肉ぶっかけ

クリスマスでも「うどん」、昼食にご近所の「うどん屋」さんは満員御礼。最近のお気に入りは「肉ぶっかけ(温め)」でしょうか。肉をかけるとは「牛丼」をイメージするも、讃岐で「肉うどん」はポピュラーな食べ物。寒い冬場を迎え、「温かいうどん」に肉汁とボリュームのある肉が大盛りでのっている姿は食をそそります。そう言えば、大晦日も我が家では例年通り「そば+うどん」ですね。

2007年12月25日(火) 県政広報誌

香川県広聴広報課により発行されております「THEかがわ」という県政広報誌の1月号が届きました。2008年は瀬戸内海メモリアルイヤーということで、小豆島オリーブ栽培100年、ハマチ養殖80周年、瀬戸大橋開通20周年を迎えての知事を交えた座談会が大々的に掲載。「にぎやかで活力ある香川」を語る座談会、県民はどのように感じているのでしょうか。記念イベントで盛り上がろうとする県政に対し、多くの県民は冷ややかな視線ではないかと推測。節目にあたり様々な催し物が行われる中、例えば瀬戸大橋が実際のところ十分に経済効果を出しているか、オリーブ・ハマチが多くの県民に豊かさを与えているかと言えば疑問です。県政と県民の温度差を感じるに相応しい広報ではなかったかと思います。

2007年12月26日(水) 広報まるがめ

昨日に引き続き、今日は丸亀市の発行する「広報まるがめ」のお話し。県政広報誌と比べれば明らかに市民に密着した記事が掲載。高齢者医療制度・所得税や住民税の仕組み・男女共同参画・暮らしのレポート、そして頑張っている人々の姿などなど、市政の取り組みを中心に分かりやすい内容となっています。さらに期待するとすれば、特に頑張っている職員さんの話題などが掲載されていれば良いかと・・・。

2007年12月27日(木) 師走も平常心

あっという間の2007年、残り僅かとなってまいりました。私自身、本年やり残したことはないかと考えるよりも、明日もまた頑張ろうという日々が続いています。なぜならば、弊社は年中無休24時間営業の業務を行っているからです。年末年始にピンとこない業務ゆえに、師走の焦りもなく実に平常心、毎日が充実していることを喜びたいと思います。
それにしましても、一昔前のように家庭で餅つきを行ったり、正月の準備を行ったりなどなど様々な年の瀬気分が少なくなったことを寂しく思う次第でしょうか。

2007年12月28日(金) 御用納め

今日は御用納め、現在進行中の建設現場の見回り・レッカー緊急車両等の自主点検などなど、年末年始を目前に一つの節目を迎えます。それにしましても、あっという間の2007年、振り返れば自分自身も充実した日々であったかと思います。明日からは交通繁忙期、年末年始の楽しいドライビングにおいて予期せぬトラブルに見舞われたドライバーの皆様方に、安心安全のロードサービスをご提供してまいります。

2007年12月29日(土) 暮れの防犯

年の瀬を迎え、家屋のセキュリティに敏感な方々からの連絡が増加中。出かける前の施錠に対し、高い防犯性をご希望のお客様に高規格の錠前交換。特に長期休暇でお出かけの際には安心安全が一番、シリンダー交換前と交換後のお客様にあっては、その表情にも変化があり、作業完了のサインを頂く時には非常に和やかな会話を頂戴することとなります。どうかご安心下さい、そして良いお正月をお迎え下さいませ。

2007年12月30日(日) 大掃除

いつ緊急電話が鳴り響くかわからない中、時間との勝負は年末の大掃除。早朝からスタートしました事務所・自宅の大掃除にあっては、近年の清掃具の良さもあり、あっという間に無事完了。それにしましても、最近の清掃具は便利なものばかり、ところ狭しのホコリも簡単に拭き取れ、窓ガラスにあっては手の届かないところまで綺麗に一拭き。拭き取った窓ガラス越しには小雪が舞い降る光景、本当にお正月近しといったムードです。

2007年12月31日(月) 大晦日

いよいよ2007年も最終日、日中から深夜にかけては交通量も慌ただしくなるであろうとの予測。その早朝にあって交差点における重大事故が発生、大晦日は人々の気持ちも日頃より慌ただしくなり、出動中にあっても小さな路地からの飛び出し車両が目立ちます。
今年も残り僅か、ドライバーの皆様方にあっては交通ルールを遵守し、安全運転に心がけて頂きたいと存じます。
2008年が皆様方にとって良き年となりますよう、心よりご祈念申し上げます。

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