日記
バックナンバー
2008年6月1日(日) 河川に思う
6月に入り、梅雨らしい天候となっております。現在のところ貯水に問題なしとの四国ではあるものの、この時期に一定量の雨量を期待したいところではないでしょうか。水の問題と言えば水質、ここ数年の河川や水路に流れる水を拝見するに以前より濁りもなく、またゴミの姿にあっても非常に少ないようです。ちょうどこの時期、水田に水を張るために様々な水門が閉ざされておりますが、水門に遮られたゴミの量は目に付くほどの量でなく、特に空き缶などの不燃・資源ゴミは本当に少なくなっているようです。ゴミの分別や環境対策が進む中、人々のモラルに大きな変化が現れている証拠なのでしょうか。
2008年6月2日(月) 燃料節約
原油高騰の影響か、蒸し暑い季節を迎えながらも走行するドライバーの姿に着目、窓ガラスを全開して走行する車両が目に付きます。燃費を考慮した現れか、エアコンを出来るだけ使用しないドライビングを心がけているような気がいたします。このように、見る者の意識も変化してきたガソリン事情、すでに異常と言われている原油高騰はいつまで続くことやら。さらに、スーパーの駐車場などではエンジン停止で車内にて買い物を待つ男性たちの姿も多く見かけられるなど、燃料節約の意識はより一層高まってきているようです。
2008年6月3日(火) 小型車両
振り返ればここ数ヶ月、世界的な原油の高騰を受け、日記にもその影響を記することが多くなっています。そこで今日も新聞記事に書かれていた自動車の販売台数に着目、その上位は軽乗用車との報道。確かに我々のロードサービスにあっても軽乗用車を対象とした業務が多くなっていることを実感します。また、普通車においても小型化された車種が多く、日によっては何度も同じ車種に対するロードサービスに出動することも珍しくなく、今後もますます小型化された車両が販売を伸ばしていくことと思われます。
2008年6月4日(水) 品質と革新
一歩先を行くこと、それが技術革新であり新たな開発へのチャレンジ。特に、ここ近年においては「モノ作り」の分野において様々なアイデアが見受けられます。それは車や家電に生活品と身近なもの、あるいは専門的な分野においてもより便利かつ素晴らしい付加価値として考案されているようです。このような付加価値にあっては決してモノだけでなく、言葉であったり表現であったりとサービス分野においても多くの革新が人々の生活を豊かにしているようです。そして、そこに共通するのが「品質」であって、質の高い付加価値を求めることこそが、いつの時代にも大切なキーワードなのだと実感する次第です。
2008年6月5日(木) 省エネ格差
中小企業に期待される環境対策、いわゆる地球温暖化対策が様々なところで試されているようです。誰しもその使命感は実感するところであって、それでは何をやればよいのか具体的な思案が浮かばないのが実態のようです。そもそも大きな貢献をしようと思えば大きな投資が必要となり、例えば車や冷暖房施設の新たな購入などにおいては実態の景況感に左右されることとなります。ここにデーターとして格差される大手企業と中小零細企業との省エネ対策、そしてその実態と取り組み方の違い、国を挙げて取り組むべき問題に景気回復の恩恵を享受されない地方の歯がゆさを感じるものです。
2008年6月6日(金) 油を売る
「油を売る」とは無駄話しなどで時間を費やすこと。その語源、古くは商人が油を計り売りする際に粘度が高く油を注ぐのに時間がかかった為、その間に世間話しを行い待ったとのことからだそうです。さて現在、原油高騰で「油を売る」商人はいかがなものかと言えば、市場の価格上昇を理由に一方的な手紙一枚で「ガソリン値上げ」とは「油を売る」間もない話しでしょうか。高い油を売り注ぐ中で、国民の悲鳴を聞き入れようとしているのかどうか、世界の「油売り商人」はマネーゲームに打ち勝つ勇気を持って頂きたいものです。
2008年6月7日(土) さぬきの安全
交通事故等の統計「数字でみる・さぬきの安全」が届きました。昨年度の県内における交通事故発生件数は12,243件、交通事故死亡者数は78名、ここ数年で多少の減少はあるものの決して少ない数値ではありません。また、香川県は人口が少ない県であるために、人口1万人当たりの交通事故発生件数でみれば毎年ワースト1位であることも注意深いデーターです。面積から算出される人口密度が全国11位の香川県、狭い地域に張りめぐらされた道路整備による交通の死角、私たちは身のまわりに存在する危険箇所を常に十分認識しておく必要があると思われます。
2008年6月8日(日) 防犯意識
依然として全国で悲惨な事件が起こっている今日この頃、刑法犯検挙率にあっては多少の増加。しかしながら認知件数に対しての検挙率が昨年において30%程度とは「安心と安全」に心強さに乏しいものかと思われます。社会全体として不況感が払拭されない時代にあって、街頭犯罪(路上強盗・わいせつ・暴行・傷害・恐喝・ひったくり・侵入盗)における被害にあっては誰しも他人事ではなく、今一度の地域防犯意識の向上が求められているようです。
2008年6月9日(月) ロックの日
弊社も加盟しております日本ロックセキュリティ組合が「ロックの日」として定めております6月9日、住宅などのセキュリティを見直す活動が全国で開催されていることと思われます。さてさて、錠前サービス業務を手掛けさせていただいております弊社の実感、ここ数年で特に新築された住宅にあっては防犯錠の近代化、さらには防犯ガラス等の普及により、一層のセキュリティが高まっているように思われます。しかしながら、依然として古い住宅または賃貸アパート等にあっては錠前に対する防犯意識は乏しく、行政の管理する住宅などでも錠前の新設がなされていないのが現状のようで、「カギを紛失したらスペアキーを複製すればよし」との安易な日本人の考え方には今後も注意が必要のようです。
2008年6月10日(火) 心の傷
6月8日に起こった秋葉原での通り魔事件、その犯人が抱いていた心の中が少しずつ見えてきたようです。いわゆる事件におけるターゲットは「誰でもよかった」、自分自身の孤独感から無差別に起こした大惨事。これを社会現象と捉えるべきか、ネット社会に生きる若者の姿、現代社会に大きく生じている格差、様々な要因を社会全体が見つめ直さなければならないのかもしれません。このような大惨事を決して認めるわけにはいかないものの、ここ数年を振り返り、不安定な政治・経済が次世代を担う若者の「心の傷」をより一層深めているのではと心配するものです。
2008年6月11日(水) 愛国心を見る
4年に1度、欧州で行われるサッカー欧州選手権。サッカーファンならば絶対に見逃せない「ユーロ2008」が開催中。と言うことで、私もサッカーファンの一人として深夜の開催を録画または録画の毎日。そこで感じるサポーターの情熱、いわゆる国を挙げてのサッカー選手権に国民の熱意がまじまじと伝わってまいります。日本もまた、今まさに2010W杯のアジア予選で奮闘中ながら、その応援とは非常に異なるムードが欧州選手権に見ることができます。何が違うのか、おそらくそれは日本国民に薄れている愛国心そのものではないでしょうか。
2008年6月12日(木) 検診予約
いよいよメタボリック検診が開始され、弊社も遅ればせながら指定病院に診断予約。今日現在、すでに多くの企業が予約ラッシュの為、弊社にあっては10月の検診を待つこととなりました。ならば、あと4ヶ月の間にできることをやっていこうとの試みで、明日から少しずつ運動量を増やしていくことを決意。今のままでは到底叶わぬ夢となってしまいそうな体質にムチを打ち、この夏は自分のカラダとの戦いが始まります。
2008年6月13日(金) 武者震い
ここ数日、窓ガラス全開でクールビズな事務所へ珍しい鳥が飛び迷ってきたり、様々な路上でカラスや小さな動物たちが自動車にはねられたりと奇妙な現象を見かけます。今朝も事務所裏の駐車場から初めて聞いたネコの鳴き声、さらには自分自身も慌ただしく気持が落ち着かない一日。何気なく「大気イオン地震予測研究会」HPを見れば、各観測所のイオン濃度が異常に高くなっています。自然現象とは疑いたくないものの、このような日には何やら武者震いがしてならないものです。
2008年6月14日(土) 東北で震度6強
車内のラジオで耳にしたのが9時前、東北で8時43分頃に震度6強の地震が発生したとの情報あり。数少ない情報の中で、大きな地震ながら大惨事との報道ではなかったことより午前の事務仕事に専念。正午、少しずつ明らかとなってきた地震災害の映像を見て唖然となってしまいました。各地で大きな土砂崩れ、道路の陥没や橋梁の落下、逆断層の大型地震がもたらした山肌無惨な映像に事態の大きさを実感した次第です。国内の地震による土砂災害や道路寸断において、これほどの状況を目にしたことはなく、次々と報道されていくであろう被災地に住む方々の安否が心配です。
2008年6月15日(日) 岩手宮城内陸地震
昨日の早朝に発生した東北での大地震、「岩手宮城内陸地震」と名付けられたようですが、すでに6名の死亡が確認され、十数名が依然として行方不明とのこと。震源地に近い山々の姿に地震の大きさを実感するとともに、これからの余震で更なる地殻変動と地形変位が起こることは避けられない様子。M7.0の内陸直下型地震にあっては、過去50年で阪神大震災(1995)と鳥取県西部地震(2000)に続き3回目とのことで、50年に3回の内陸巨大地震がこの10数年に集中していることが懸念されます。
太平洋プレートのいたずらが未知の活断層と言われる断層までに影響を及ぼしていると考えれば、近い将来に起こりうるであろうと予測されている巨大プレートの反動が刻々と迫っているのではと心配です。
2008年6月16日(月) 再生タイヤ
リサイクル再生の時代、BSが展開しています再生タイヤに注目。米バンダグの買収により、この夏から本格的に国内にて再生タイヤが製造されるとのこと。溝が浅くなったタイヤの接地面を除去、そこに新たな接地面を取り付ける技術そのものに画期的なものを感じます。資源量は実に68%の節約効果、価格も低下さらには製造過程における二酸化炭素も削減されるとは一石数鳥の効果と言えます。今後、様々な「モノ作り」に画期的な再生資源の取り組みが行われることを期待したいところです。
2008年6月17日(火) 長く利用する
今の世の中、家電・自動車・その他の生活品にあっては、出来るだけ長く利用しようという意識が高まっているようです。特に自動車、買って10年は当たり前のようなもので、故障さえなければ今の自家用車で十分と言う人々が増えているとのこと。新車の販売が伸び悩む中、ならば中古車販売は好調かと思いきや、買い換えないドライバーが増えていることに自動車業界は苦戦の様子。そう言えば我々のロードサービスでも実感するものの一つとして、スペアタイヤを数回使用したことありとのドライバーさんが多くなっているようです。
2008年6月18日(水) これで成立か
ねじれ国会もあと数日、今回の通常国会は国民にとってどのようなものであったのか。土俵の上で取り組む相撲のように、与野党が互いにまわしを真剣に取る姿は見えずの政局。塩をまいてはにらみ合うばかりの展開で終わろうとしている本国会を拝見し、今年もはや半年が過ぎようとしていることを悲観してしまいそうです。次の国会は8月の臨時国会とのことで、暑い夏を迎え汗を流して働いている国民の目には、日本の政治がどのように見えているか、また今後の展開が鮮明に推測できるものであります。
2008年6月19日(木) 常磐会
「お隣さん」と言う言葉が社会から薄れようとしている中、弊社の地域に存在する小さな商工会「常磐会」が第40回通常総会を開催。その大きな節目において今期の会長に選任されました私、諸先輩方々を前にとても身の引き締まる思いを実感しているところであります。さて、「常磐会」とは40年前に「お隣さん同士が助け合う」という意識のもとで設立されました地域の企業団体。「丸亀ハーフマラソン大会警備」や「こどもSOS」など地域に密着した活動を中心に、互いの苦労をねぎらうと共に会員企業の福利厚生等に力を合わせてまいりました。今の時代に本当に薄れようとしている「お隣さん」または「ご近所さん」の大切さを今一度お互いに見つめ直し、昔と変わらぬ温かい手をつないでいければと思います。
2008年6月20日(金) 防災意識
これから夏にかけては豪雨や台風の影響で水害や高潮が心配される季節です。振り返れば、平成16年の台風では県内も大きな被害が発生したことは記憶に新しいところ。そこで、各地域による自主防災の意識が高まっていることに注目。丸亀市内においても、防災意識の高いコミュニティにあっては「土嚢」を事前に準備したり、あるいは「炊き出し」の訓練なども行っている地域があると聞きます。「備えあれば」の意識により日頃から結束している地域にあっては、その訓練を通じて「助け合い」の意識も非常に高く、万が一の時にあっては互いに心強いものであると伺われます。しかしながら、地域によって意識の格差が大きいことは懸念されるものであって、行政指導のさらなる向上が求められると思われます。
2008年6月21日(土) 広域的な利用
市営のプールが今年も閉鎖されるとのことで、とても残念な思いが致します。財政難と施設の老朽化が主たる理由だそうで、一昔前に夏休みになれば親子でプールに出かけたことを懐かしく感じます。一方で、隣接する市にあっては毎年のように大勢の人々がプールを利用しており、考えてみれば少し足を運べば水遊びに触れることができるということ。ここに無くても隣りにあり、隣りになくてもここにある様々な施設は数多く、各市町に何でも揃っている時代とは違ってきた今日において、広域的に物事を利用する意識が高まっていることに関心を抱きます。将来、道州制の時代が到来しても、ある程度の施設は身近に利用できる環境であることを実感します。
2008年6月22日(日) カマタマーレ讃岐
本県にて「J昇格」を目指しているサッカーチーム「カマタマーレ讃岐」の四国リーグ第9節が丸亀競技場にて開催され、業務の合間に少し拝見させて頂きました。観客数は約1000人といったところでしょうか、昇格を夢見るサポーターの熱い応援が勝利を目指す選手たちを盛り立てます。本年は四国リーグ優勝とJFLへの昇格が目標とのことで、今日現在リーグ首位の結果は期待されるものであります。国内でもサッカーと言うスポーツはファン層も幅広く、大勢の国民が関心を抱いているものの一つであり、香川県から近い将来「J1」チームが誕生することを楽しみにしたいと思います。
2008年6月23日(月) 節水
ご家庭でできる節水について書かれていた記事。例えば朝の歯磨きはコップを使って行うこと、洗車はバケツを利用して行うこと、風呂の残り湯は洗濯・洗車・植木散水などに利用することなどなど。水不足の経験豊富な我が県においても、渇水という言葉を耳にするまでは意外にも節水意識は薄いと推測。家計の水道料を考慮した節水意識だけでなく、日常の生活習慣として節水意識を高めていかなければと思います。
2008年6月24日(火) タバコ購入方法
コンビニのタバコが売り上げを伸ばし、タスポによる規制で自販機の売り上げが減少しているそうです。そう言えば、私もタスポを作ったものの、ほとんど販売機で購入することなくコンビニに立ち寄るほうが多いでしょうか。自販機の前でタスポを財布から出すよりも、何故かコンビニの店舗に足を運ぶほうが手軽な購入方法と思ってしまうところが不思議です。
2008年6月25日(水) 値上げ続き
ガソリン価格の値上げに続き、食品や生活品もジワリと値を上げているようです。そして車のお値段、まずは大型車両が原料価格の高騰を受けて来月より値上げされる予定とのこと。物流業界は、原油高の高騰に加え、車両購入価格の高騰にも頭が痛い時代となってきたようです。ならば出来るだけ長期の使用を考えなければならないものの、特に長距離を走行する物流トラックにあっては、簡単にそうもいかないのが現状のようです。
2008年6月26日(木) 野球中継
仕事から帰れば、ご家庭のお茶の間に「野球中継」といった時代は終わってしまったのでしょうか。いわゆるプロ野球離れ、新聞のテレビ欄に「巨人VS」という番組は少なくなり、何だか寂しい限りです。特に巨人ファンでなくとも、対戦するチームを見ようとテレビにしがみついていた人々が減少したのでしょうか。我が家でも、子供たちは「お笑い番組」に熱中の様子で、野球の話題を会話することもなく、むしろスポーツと言えばサッカー。そう言えば、スポーツニュースも野球よりサッカーが主体となっているようで、一昔前の野球ブームが懐かしく感じる次第です。
2008年6月27日(金) オリーブ
香川県の県章にも表現されております県花・県木「オリーブ」は平和のシンボル。その「オリーブ」植栽が今年で100周年を迎えるとのこと。明治時代、アメリカ・カリフォルニアからオリーブを導入し試験栽培を試みた場所は三重県・鹿児島県、そして香川県(小豆島)。その結果、小豆島のみが栽培に成功し今日に至っていることを100周年を機に初めて知りました。いわゆる日本のオリーブ発祥の地とは小豆島、その要衝な瀬戸内海の地が我が県にあることを誇りに感じるとともに、これからも「オリーブ」という栽培植物が様々な分野で利用されることを楽しみにしたいと思います。
2008年6月28日(土) 税収何処へ
道路特定財源を一般財源化とは大枠で漠然とした言葉、これから始まる税収の使途について様々な議論に注目。国民の目線に立った税収の使途とは一体どのようなものなのでしょうか。何の分野に税収を投入すべきか、国民が今もっとも必要としているものは何かを見極めることは簡単なことではないと推測。さて、我々国民が最も知りたい観点とは使途よりも、むしろ使途金の流れであって、莫大なお金が幾度となくどこかへ消えていってしまう現状の透明性を期待したいと思います。
2008年6月29日(日) 新しい国のかたち
最近になって「新しい国のかたち」という言葉をよく耳にするようになりました。いわゆる現在、つまり日々の生活が「古い国のかたち」であると聞こえるようなその言葉に違和感を感じます。「新しい国のかたち」とは一体何年先のことを示すのか、いまだに国・県政・市政の役割が混沌としている今日にあって、将来の国・道州・基礎自治体が「新しい国のかたち」であるならば、一刻も早く「権限」あるいは「税」「財政」の移譲に向けた議論を行ってほしいと思うばかりです。
2008年6月30日(月) 昭和のにおい
新しい月を迎える前日は、「さあ、来月も頑張るぞ」といった気持になるものです。さてさて、ここ数ヶ月にあっては翌月に対する頑張る意欲に付け加え、「さあ、来月は一体なにが値上がりするのか」といった感じでしょうか。そこで7月を前に、またもやガソリンの値上げが聞こえてまいりました。そしてさらなる原油高の影響が様々な物価を押し上げているといった状況。直面する国民生活、現実を受け入れるたびに様々な節約を行っていく中において、この夏を乗り切る上で頼りになる「扇風機」や「うちわ」、気が付けばランニング一枚の我が姿、そこに忘れかけていた昭和のにおいを思い出そうとしているのは私だけでしょうか。