日記
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2008年10月1日(水) 政策を見極める
10月に入り、衆院本会議が本格的に始まりました。今まさに局面している課題を提唱するリーダーと、将来の政権担当能力をアピールするリーダー、はたして国民は本当に何を政治に求めているのか真相明らかとは言えない中での開催。ならば現実味のある政策は何かを知るべく、ここ数日の国政から目が離せません。
2008年10月2日(木) 真を問う
各地で解散総選挙に備えた動きが報道されているようです。むしろ、解散そのものに時期早々との声もあり、選挙ムードは先送りとなることが濃厚に予想されます。ここにきて、国民の真を問うという言葉がよく聞かれますが、国民側からすれば、むしろ政治の真を問うとの思いではないかと。いまだ何も変わらない地方経済、国政が混沌としているうちに、県政・市政が行財政改革とは名ばかりの財政難克服に躍起していることだけが大きく目立ちます。
2008年10月3日(金) 金融危機
リーマン破綻が世界の金融危機を引き起こすとの報道にピンとこない国内の中小零細企業、特に地方では輸出に頼る中小零細企業は少ないようで、それがどう意味するものか実感しにくいのが本音。しかしながら、株価下落や円高がもたらす経済不安を感じる国民は多いのではないでしょうか。まさにグローバル、日頃は世界経済の動向など注視することもない地方企業にあっても、不景気感が強まれば世界と密接に関係していることを少なからず実感するものであって、これから先の日本経済が金融危機にどう向かい合っていくのか注視されます。
2008年10月4日(土) 燃料高止まるも
今春より急激に高騰した燃料、ここにきてどうやら一息といったところ。しかしながら、ここ数年で何十円も価格が高騰してきたことに関して言えば、様々な原材料の高騰や、それに伴う製品価格の高騰が著しかったことには変わりなく、依然として多くの経済分野において多大な影響が及ぼされていることは事実。これから先、原油価格よりも懸念されるのが株価、米国の金融危機が世界経済に及ぼす影響はいかほどか、今こそ国政の力量が問われることとなりそうです。
2008年10月5日(日) 政治に関心を
なぜかこれほどまでに、しかも毎日のように「政治」について関心を抱くことはここ数年なかったかと。そう感じるのは何かの期待感か、あるいは世界経済の踏ん張りどころか、とにかく安倍・福田両首相の頃に問題視されていた国内の話題とは一転し、グローバルな観点で「政治」に関心を寄せていることを実感。年金問題や医療問題など、国内には様々な問題あれど、今にあっては「政治と経済」に話題転換しているといったところであって、とにかく「景気対策」を優先とした世界各国の動向にこれから先は注視すべきと思う次第です。
2008年10月6日(月) 国民のスキル
国政における与野党のかけひき、すでに国民生活は蚊帳の外、そう感じる人は多いのではないでしょうか。特に政権交代、それほど大切なことなのか、新たな政党が政権を担当すれば全ての問題が解決できるのか、国政はそんなに単純なものなのか疑問に思う次第です。また、一度は交代してもいいのではなどなど、国民側も無責任な意見が多くなっているのも現状であって、新たな首相が就任して間もない今、国民のスキルが問われる時代になっているように感じます。
2008年10月7日(火) メタボ検診
今日から数日、弊社もメタボリック検診に参加。今春より始まったメタボ検診、メタボリックシンドロームや生活習慣病の予兆を知る上で大切な診断。血糖値やコレストロール値、または腹囲や血圧などなど、肥満・動脈硬化などの意識向上にもつながるものと期待されるもの。事業所としても義務化され、社内一丸となって健康促進に取り組むことの重要性を実感すると同時に、各人が食生活の改善などなど多様面において自己管理に精を出すことが望まれます。
2008年10月8日(水) ノーベル賞
「緑色蛍光たんぱく質」や「高エネルギー加速器」などなど、あまり聞き慣れない「生物科学・物理」の世界。「緑色蛍光たんぱく質」にあっては、すでに生きたガン細胞の観察を可能とするなど生命科学に大きく貢献されているとのこと。さて、今日は日本人が「ノーベル賞」を受賞、しかも3名の方々が受賞されたとの明るいニュースが報道されました。「生物科学・物理」の世界は、遠い向こうに様々な実用化が秘められており、その発見までのプロセスや実用化までのプロセスを見ても、未来には多くの夢が存在していることを実感するものです。
2008年10月9日(木) ものづくり
一生懸命に「ものづくり」に励めば、必ずや報酬を得ることができる。そんな時代は過去のことなのか、特に工業や農業の労働に似合った報酬が得られない時代となったことは事実。そこにあるマネーゲームとは一体何なのか、人々が苦労した成果が報われない経済社会の構造に落胆してしまいそうです。古くは年貢の納めを思い起こすかのように、「ものづくり」を行う人々の労働が誰かの利権のために利用されているようにすら感じます。これから先、いくら「ものづくり」にイノベーションを重ねようとも、正しい報酬の流れを構築していかなければ労働は報われないと感じます。
2008年10月10日(金) 100年に一度の迷惑
100年に一度の金融危機、地方に住み、地方で頑張っている人々には大きな迷惑。そもそも、国民のおおよそ大多数は「内需」の労働者として汗を流してきたわけであり、グローバルな世界経済で富を得ようとした大企業の戦略が国内景気の減退を招こうとしており、ここ数年における外需重視の日本経済が新たな世界バブルに飲み込まれようとする姿に憤りを感じます。ある意味において大きな責任は政治にあり、これから国内の内需を大きく見直していくスピードが求められることとなりそうです。
2008年10月11日(土) ガソリン値下げも
ここにきて、原油価格は高騰から一転、店頭のガソリン価格は下がり始めようとしております。180円台まで高騰したガソリン価格は150円を切り、昨年の水準にまで戻る気配が見えてまいりました。それにしましても、今年の原油高騰は国内経済に大きな打撃を与え、多くの企業は極めて厳しい状況の中で踏ん張ってきたことでしょう。結局のところ、その大半は価格転換ができず、そこに米国発の金融危機とはまさに混沌とした国内経済において、ガソリン値下げも歓喜するに至らないようなものかもしれません。
2008年10月12日(日) 台風なくとも
各地には、稲刈りを行う人々の姿が多く見られ、いよいよ秋の収穫が真っ盛りとなっているようです。近くに位置するカントリーの前では、日暮れて薄暗い時間に多くの軽トラックが列をなしています。荷台に満載した収穫の米、今年も豊作であったことが伺われます。そもそも、今年は台風が一つも上陸しなかったこと、水不足も何とか克服できたこと、農家の人々にとっては有り難い気象であったことでしょう。さてさて、経済と言えば大きな嵐が吹き荒れようとしており、台風なき本年において大型ハリケーンが到来しないことを祈りたいと思います。
2008年10月13日(月) 足並み揃わない政治
いよいよ急速な円高となってまいりました。すでに、輸出企業の悲鳴が聞こえており、あのトヨタ自動車ですら深刻な事態を迎えようとしています。ご近所の金属リサイクル会社では、すでに鉄の価格が急落しており、世界の景気後退は身近なところで実感する事態となってまいりました。日本はグローバルな世界経済の上で成り立っている、そんな現実が手に取るように理解できるものです。このような時、急務な政策を持って内需転換を行っていかなければと思うものの、この国の国政に政権第一と考えている政治家が存在している以上、抜本的かつ思い切った経済対策は足並みが揃いそうにありません。
2008年10月14日(火) 愛国心
アメリカの国民は実に元気である、そんな思いを抱いてしまうのが大統領選挙での両候補者の映像。しかしながら、米国経済は日本以上に大きな危機に直面しており、それでも「未来の国づくり」に奮闘しようとしている国民の姿には驚くばかりです。あえて言うならば日本国民は実に消極的、ここ一番という時に政治への関心を抱きつつも結束しようとしない。むしろ、何事にも足を引っ張る、あるいは期待に胸膨らまそうとはしない習性があるようです。1億以上もの人々が暮らす日本、まして狭い国土の中にあって決断力の弱いところに「愛国心」の薄さを感じます。まさに、近年の投票率にその実態が現れているようです。
2008年10月15日(水) 夜習い
週末に開催される神社の秋祭りに向けて、連夜の「夜習い」が行われています。獅子舞の夜習いは子どもたちが楽しみにしており、また太鼓や鐘の音は昔から地域の人々に親しまれている音色。今年もまた、この音色と勇壮な獅子舞が、地域の方々に届けられます。
2008年10月16日(木) ため池の整備
香川県には多くの「ため池」が存在し、ここ近年にあっては池の環境整備が多く行われているようです。その整備にあっては池の外周に遊歩道やパーゴラなどの施設が新設され、築堤の道路を歩く人々の姿が多く見られるようになってまいりました。一昔前は、雑草や茂みで歩くことも困難であった「ため池」の外周、今は堤内の水辺に様々な水鳥の姿を拝見しながら散歩を行う人々が大勢見られ、讃岐にある独有の風景が完成したかの印象を抱きます。
2008年10月17日(金) 大祭を前に
さてさて今夜は秋の「大祭」に向けて準備に大忙しの夜を迎えます。明日は早朝3時からお祓いを受ける獅子頭、鳴り物、法被、着物などなどを揃え、年に一度の「大祭」を静かに迎えようとしております。数年前、私もまた獅子組の世話人を務めさせて頂きましたが、大勢の人々が一度に移動する獅子舞の運営は決して簡単なものではなく、全員がマナーとルールを遵守して一致団結しなければなりません。明日から二日間、無事安全にそして楽しい大祭となりますことを祈願したいと思います。
2008年10月18日(土) 獅子舞村づかい
いよいよ始まりました今年の大祭、午前3時に春日神社にてお祓いを行い、夜明け前の6時から獅子舞の「村づかい」がスタート。約100世帯にお祓いを行う獅子組のメンバーは心を一つに結束し、午後9時頃には本日予定された「村づかい」を終えることができました。すでに大半の若い衆の声は枯れ、雪駄で歩いた足元は真っ赤に腫れ上がるなど、獅子舞のご苦労が見受けられます。それでも明日の本殿では勇壮な獅子舞を披露すべく、若い衆の士気は高まるばかりです。
2008年10月19日(日) 大祭
秋晴れの日曜日、早朝から「おはよう」の元気な声が自治会場に響き渡ります。昨日に引き続き午前は獅子舞の村づかいが再開され、本年も無事安全に各家庭へ獅子舞を奉納することができました。そして午後、春日神社には実に勇壮な4組の毛獅子が集合、大勢の観客の前で由来ある獅子舞が本殿に奉納され、今年もまた地域が一つになって秋の収穫を祝うことができたかと思います。
2008年10月20日(月) また来年も
スポーツの世界では特に、シーズンを終えれば来期の準備に心は切り替えられるもの。こうした心意気は「祭り」にも存在し、昨日の大祭を終えた若い衆にあっては、すでに来年の大祭に向けて盛り上がりを見せています。秋は収穫の季節、それは年に一度しかなく、されど一年はあっという間に過ぎ去ってしまうもの。そのことを誰しもが十分に理解していることが何事の行事にあっても重要であり、「また来年も」といった合い言葉こそが人のつながりに極めて大切なものであることを実感致します。
2008年10月21日(火) 落ち葉
落ちては掃き、また落ちては掃きと「落ち葉」の舞い散る季節となってまいりました。国道沿線にある弊社前においても、枯れ葉が毎日のように舞い散っています。このような季節を迎え、早朝から落ち葉を掃き取る人々の姿が見られます。道路の植樹帯に植えられた樹木、年に1度くらいは道路管理者にて手入れが行われるものの、落ち葉にあっては多くが風に吹かれて散乱してしまい、沿線にある店舗や駐車場内に集積されるものであって、いずれ誰かが処理を行っている。不思議にも、迷惑を訴える人は少なく、こうした市民による清掃にあっては古き時代からモラル化されているようです。ただし、ポイ捨てゴミだけは許されないものであって、それすらも誰かが処理していることで美化が保たれていることに感慨深いものがあります。
2008年10月22日(水) 運行管理者講習
2年に一度の運行管理者講習会に参加、様々なトラック事業所の運行管理者が多数参加いたしました。ここ数年、自動車運転における適性検査が大きな成果を上げているとのことで、弊社も定期的に受診を行っているところ。さてさて、事業所は社員一人ひとりの健康面はもとより、人としての特徴を十分に把握する必要性があり、特に運転中におけるドライバーの習慣または癖にあっては安全運転に大きな影響を及ぼすことから、それらを見抜くことのできる適正診断の受診は欠かせないもの。安全運転に最も大切なことは、自分自身の特徴をみずから知っておくことであって、それを真剣に見つめ直すための機会を提供することこそが事業所の責務であると感じます。
2008年10月23日(木) 自動車業界
世界経済が混沌とする中、自動車業界もまた大変な時代を迎えているようです。あの日本を代表し、世界のブランドとなった自動車会社すらも、その販売不振と金融危機の影響は避けられず、米国自動車業界と同じような厳しい状況を迫られているとのこと。そもそも、自動車は人や物を運ぶために便利なものとして普及してきたものであり、そのニーズは単に運ぶから、より速くより快適に、そしてより高性能な乗り物を追求して今日に至っている。すなわち、人は不況感の中にあっては「運ぶ・動く」さえあれば辛抱でき、少し欲張りな乗り換えを控えることは我慢できるようなもの。ここ数年は、新しいモデルの新型車が量産されることは難しいようです。
2008年10月24日(金) 今考えること
政界が「政策」か「政局」かと言っているうちに、景況感どころか実態経済そのものが混沌としてまいりました。我々の世代が社会人の仲間入りをしたのは平成2年、それから18年が経過し、好景気を知らないままに混沌とした地方経済を見てまいりました。その間、何とか日本経済を支えていたのは輸出企業であって、その実態までが金融危機によって崩壊しようとしています。財政なくして地方経済の発展はないものの、今こそ地方零細中小企業の新たなビジョンを創造すべく準備を整える時代ではないかと考えます。
2008年10月25日(土) 規制緩和とは
グローバルな経済発展とは一体何なのか、この十数年間は他国経済に頼ってばかりの日本経済において、結果的には自立したマクロが存在していなかったことは明らかであって、その結果が二重行政を温存してきたように感じます。特に、地方経済においては国と地方自治体の二重構造だけでなく、様々な独立法人などが間接的に企業に密着し、その多くは必要性を欠き、また企業の独創性を混乱させてきたように思います。1997年以降、規制緩和の中で自由競争に明け暮れてきた地方企業とは名ばかりであって、二重行政に大きな規制をしいられていたことを見つめ直していかなければなりません。
2008年10月26日(日) 責任の追求
一国の首相が早くも孤立しているかのように報道されている中、置き去りにされたかのような国民と一国の首相が親しい仲にあるような気が致します。つまりは政局不安、本来は国民の代表として国の行財政を確固として担ってほしい政局そのものが足を地に付けず、リーダーすらも引きずり落とそうとするかのように勝手気ままに言動を繰り返しているばかり。首相の言葉は重いと言いう各政党の意見、それは立派な意見ながら気ままな意見としか聞こえない無責任さにあっては呆れるばかりであって、一国を結集しようとの思いが見えないことに各政党の微力さを感じるばかりです。
2008年10月27日(月) 何の真を問う
この半年間、国政は選挙で国民に真を問うといったことばかりを口にしているようで、今まさに国政に立つ政治家は全て国民から選ばれたことを見つめ直してほしいものであります。過去のマニフェストにあっては、各政党ならびに政治家の公約として実に立派なものが多く、その政策実行力にこそ国民は期待していたことかと。ところが多くの政策は様々に一転し、今何を国民に問うのかが理解しがたいものであります。実に変革する社会経済の情勢において、政策の軌道修正はやむを得ないものの、何もかもが一転するようなものばかりでは「真」そのものが見失われてしまいます。
2008年10月28日(火) JHR理事会
昨日、都内においてJHR理事会が開催され、各支部からの要望や組合事業の新たな展開が慎重審議されました。本組合の連帯と連携にあっては、レッカー・ロードサービスという国内事業であって、世界的な金融危機において大きな影響こそないものの、自動車業界またはトラック輸送業界の激動する時代をしっかりと見つめていかなければなりません。いわば、原油高騰や運賃転換に苦しむ産業の下支えを考えることが本業界の使命であって、道路の円滑維持・物流の円滑維持における迅速な車両救援が、実態経済に大きな貢献をもたらすことを組合員一同が認識し、これから更なる車両トラブルの救援にネットワークを構築していかなければなりません。
2008年10月29日(水) カレンダー制作
今年もあと2ヶ月、来年に向けた意気込みを少しばかり実感するのがカレンダー、JHR広報渉外部会でも来年のカレンダー制作が始まりました。その構成にあっては海外におけるレッカー車の写真が登場するものであって、部会としても各組合事業所に喜ばれるようなものを作成しなければなりません。暦とは人を未来へと導くものであり、皆様方の事業所が大きく邁進していくことを念じ、素晴らしいカレンダーがお手元に届くことをお約束したいと思います。
2008年10月30日(木) 職場の安全管理
これから年末にかけて、特に夕暮れ暗し時間帯、または寒さ厳しい折における職場の安全管理が大事な時期を迎えます。「目配り」「気配り」とは安全確認の言葉、一人ひとりが周囲をよく確認し、自分が安全に職務を実施しているかどうかを自覚するとともに、第三者に対する安全対策もまた重要となります。冬場を迎え寒くなるにつれ、体の動きも鈍くなる中、気持ちの面において常に緊張感を高めることが大切です。
2008年10月31日(金) 防犯の意識
ここ数年における刑法犯の認知件数は減少していると言われておりますが、これだけ景況感が悪化している現状において、空き巣や車上狙いには十分に注意しなければなりません。あるラジオ番組において、車上狙いの被害はドライバーにも自己責任があると言っていたことを思い出しますが、考えてみれば車内に貴重品やバック等が見えなければ犯人も狙ってこないことは明らかであって、狙われる前に狙われるようなことを避けることが大切のようです。家のカギなど施錠したことがないと自慢そうに言う人も多いようですが、身の危険も含め、防犯は安心した街づくりの基本であって、悪質な事件や被害は決して他人事でないということを肝に銘じておかなければなりません。