日記
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2008年12月1日(月) 防犯意識
12月に入り、こうした不況感の中でこそ「安全安心」の推進活動に努力する必要があると思われます。あの振り込め詐欺や車上狙い、または空き巣等の身近な犯罪を防止するのは自らの意識高揚にあり、犯罪のない地域社会を実現するためにも社会全体で防犯に対する意識改革を向上させることが大事。弊社においても、ご家庭の錠前交換のご依頼が多くなっていることを実感致しており、地域の治安は我が家からといった意識づくりが広まることを願います。
2008年12月2日(火) 挨拶・対話
ある広報誌に、「高齢者には気配り目配り愛の手を」「青少年には勇気と笑顔で愛の一声」「育てよう伝えよう防犯の心」を念頭に活動を行っている防犯協会の記事が掲載されていました。そこには、「安全で安心してゆったり暮らせる街」「挨拶と対話ができる街」「子供たちを犯罪から守り事件事故のない街」を目指していると書かれています。地域の連携には「挨拶・対話」が重要であることを実感するとともに、住民同士の関わりや、地域住民のつながりが希薄化することのない地域社会を構築していくことが大切であると実感します。
2008年12月3日(水) 支援自販機
秋田県において、「支援自販機」という自動販売機がお目見えしたとのこと。コカ・コーラボトリングの無償貸与を受け設置された販売機にあっては、防犯団体がその売上金2割を防犯活動資金として受けとれる内容。また、地域によっては防犯支援だけでなく交通支援を行うための販売機も設置されているなど、こうした取り組みが全国各地で行われることに期待を寄せる次第です。
2008年12月4日(木) 前向きな未来
時代はまさに、直面する目先の不況を克服することを第一とした脱却施策に向かっており、ここ数ヶ月の短期的な経済支援が年末の大きな話題となりそうです。こうした時代にこそ今を見つめ直し、企業であれば中長期的な計画、個人であれば将来の生活スタイルを真剣に考えることが大切であると感じます。企業も個人も様々な可能性を秘めており、それを可能ととらえるか、または不可能ととらえるかによって将来は大きく変化していくものであり、不況の時こそ次に訪れるであろう好景気に希望を持って前向きな未来を見据えていかなければならないと思います。
2008年12月5日(金) 冒険家
既存の企業にとって、新たな起業家は冒険家のようであるととらえる経営者が多いと聞きます。しかしながら、考えてみれば企業の始まりはすべて創業であって、どの企業も始まりは冒険のようなものであったはず。今まさに、新たな時代を前にした全ての企業人(経営者)が冒険家の志を持って取り組む時代に突入したような感じが致します。世界のトップ自動車業界においても過去に見ぬ不況を実感している中、時代が求めているものが今ある付加価値でないとすれば、新たな付加価値を目指してチャレンジしていくためにも、あらゆる業界人が新しい冒険家(ベンチャー)になる必要がありそうです。
2008年12月6日(土) 精一杯の努力
金融危機による世界経済の減退、いよいよ国内の実体経済にも大きな打撃が報じられています。こうした中、ある報道番組の取材に応えた80代の男性経営者にあっては、戦後の生活を考えれば決して大したことではないとのこと。確かに、戦後生まれの我々にとっては実感なき時代の話しではあるものの、映像や写真で見るあの悲惨な光景から考えれば、今の大変さなど大きな苦労ではないのかもしれません。ただし、多かれ少なかれ、新たな時代を切り開いていく努力は全身全霊を持って取り組む必要があり、いつの時代にも精一杯の努力が大切であることを感じさせられます。
2008年12月7日(日) 心の技術革新
どんなに小さなものでも、どんなに大きなものでも、それを作るためにはスペシャリストな人材が不可欠であって、日本経済もまた多くのスペシャリストによって支えられてきたといっても過言ではありません。弊社の事業にあっては主としてサービスをご提供するものであり、サービスにおいてもスペシャリストの存在は欠かせないもの。それは顧客対応から始まり、レッカーロードサービスにあっては車両移動やトラブル復旧の技術、患者等搬送においては医療継続中の患者様に対する的確な対応などなど、すべては「心」のこもったサービスをご提供することにあり、今まさに「心の技術革新」こそが求められるニーズにお応えするために必要な要素であると実感しています。
2008年12月8日(月) 世界のブランド
日本の工業や農業は今まさに、この不況感の中においても「世界のブランド」を目指している。これは、減退する国内の実体経済においても依然として「元気である企業」から学び取ることができます。そこにある意識こそが「認められた技術・商品」を目指すことにあり、まさに新たなイノベーションを持った取り組みです。さて、我々の業界もまた「JHR」という素晴らしい全国組織があり、この組織で実施されている技術研修会にあってはまさにレッカーサービスにおけるイノベーション。全国各地で活躍されている組合員の知恵を共有し、新たなレッカーサービスのあり方を追求しているところであります。我々もまた、「世界に誇る日本のレッカー技術」を確立すべく、組合員一同が次世代に継承できる「世界のブランド」を革新していかなければなりません。
2008年12月9日(火) 継続は力なり
繰り返される日本企業の悲鳴、そこには困難な時代にこそ必要な「元気」が見受けられません。先般、地域の商工団体(常磐会)で開催させて頂きました忘年会においては、ご近所同士が力を合わせて来年も「元気」にいきましょうとの約束を交わしたところです。本会にあっては今年で40周年を迎え、いわゆる昭和のオイルショックなど厳しい時代を乗り越えてきた団体の一つでもあり、すべては会員一同が「継続」する知恵と勇気を持って取り組んできた結果であると思う次第であり、まさに「継続は力なり」との言葉通り、この関係をいつまでも続けていくために各社が共に頑張っていくことが大切であると実感致しております。
2008年12月10日(水) 新たな経済社会
雇用問題が大きく報じられている時、この問題に取り組もうとする国政の動向も注視するものの、これから先にあっては「企業」と「労働者」の両者が共に努力をしていかなければならないものと深く痛感致します。「企業」は魅力ある会社づくりに専念し、「労働者」は魅力ある人材として活躍し、共に「魅力」ある未来を築いていかなければなりません。しかしながら今の課題は「仕事量」にあり、綺麗事をいっている場合ではないのが実情かと。されども、このような時こそ職務に対する研究・開発・自己努力は怠ってはならず、時代はすでに新たな経済社会の構築に向かっていることを感じ取ることが大事であると思います。
2008年12月11日(木) 政治不信
「速やかに」「即効性を持って」「より効果的に」とは国政でよく使われる言葉。しかしながら、どうやら近年において国民の感じるスピードとかけ離れたような国政の動向にあっては政治不信は高まるばかりの様子。「決断」を案とし、「案」が決定し、「決定」が実行されるまでの長い道のりと、急激にせまる不況の波との相違するスピードがあまりにも大きいことが問題であって、ここにきて第二次補正予算または定額給付金などの国会審議が年越しとなりそうな事態に対し、またしても国政の力量が問われそうな感じです。
2008年12月12日(金) 交通安全県民運動
すでに10日から実施されております「年末年始の交通安全県民運動」、今年は飲酒運転の根絶、交差点及びその付近での交通事故防止、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底などが重点課題とされ、この期間における運動の基本にあっては「高齢者の交通事故防止」となっているようです。事業所としても、市民ひとり一人と同じく、年末にかけては気持ちだけが慌ただしくなり、ひとつ一つの運転動作が軽率となりがちなところを見直しつつ、交通事故防止の徹底を図っていかなければなりません。
2008年12月13日(土) 高齢者の交通事故防止
さて、年末の交通安全に対する心構えとしては、まず高齢者への心配りと動作の確認があげられます。特に、高齢者においては若年者と比較して運動能力が極端に低いこともあり、道路を横断する高齢者の姿、高齢者のドライビングにおける特性を十分認識しておくことが必要であり、それに加えて思いやりを持った交通社会になっていかなければなりません。高齢者はゆっくりと道路を横断する、高齢者は急ブレーキを踏むなどなど、必要以上に気配りをしていくことが年末に向けての交通安全対策ではないかと思います。
2008年12月14日(日) 飲酒の根絶
この時代にまさかと思うほど、飲酒運転が減少していないように思います。ある居酒屋の路上には多くの乗用車が列をなし、このような光景は様々なところで見かけるものの、深夜に業務に出かけ路上で出会う代行サービスの車両は少なく、帰り道に居酒屋付近を走行すれば多くのドライバーが自ら乗務して帰宅する姿が目立ちます。その姿の全てがハンドルキーパーであってほしいと願うものの、今年も飲酒運転事故が多く発生したことを見ても、依然として一杯くらいは大丈夫と思っている人が多いのではと懸念するものです。
2008年12月15日(月) 思いやりマーク
「思いやりマーク」とは「聴覚障害者マーク」「身体障害者マーク」「高齢運転者マーク」「初心運転者マーク」のこと。いわゆる「チョウチョ」「クローバー」「もみじ」「わかば」のマークです。これらのマークを車体に貼付している車両にあっては、道路を利用するドライバー全員がサポートしていかなければなりません。しかしながら、単に思いやりとばかりに道を譲ったがために、その道路に飛び出したマーク貼付車が衝突事故に見舞われたというケースもあり、これからの時代にあっては、ドライバーひとり一人がドライビングの技術を今以上に向上させていかなければならないものと思います、
2008年12月16日(火) 事故死亡率
改正道路交通法が平成19年9月に施行されて1年が経過、「酒酔い100万」「酒気帯び50万」などなど厳しい罰則が科せられることはドライバーならば承知の上。ところが、罰金や免許取り消しを承知していても、実際に事故に見舞われた時に自分自身がどうなるかということも知っておく必要があると思われます。調査結果によれば、飲酒運転の死亡事故率は飲酒なしの9.4倍、また酒酔い運転の死亡事故率は飲酒なしの34.4倍とも言われており、飲酒運転による交通事故は死亡事故につながる危険性が非常に高いということ。すでに時代は「なるべく」でなく「絶対に」運転してはいけないものであって、いまだ全国で数百人の人が飲酒事故で亡くなっている現状をもっと大きく報じる必要があると思います。
2008年12月17日(水) 運転記録証明書
都道府県の自動車安全運転センターが発行する「運転記録証明書」、その効果性を生かす取り組みを行っている事業所が多いことを知りました。これは運行管理にとって、社員・職員の交通違反や交通事故の実態把握または対策の樹立を図ることができ、日頃における安全運転の意識啓発と指導に役立つものであり、まさに「職場ぐるみの安全運転」を一層効果的にすすめるために活用できるもの。すでに取り組んでいる事業所にあっては交通違反や交通事故の大幅減少に大きな成果があったとのことで、これを参照し今後に生かせるものとして検討していきたいと考えます。
2008年12月18日(木) シートベルトの効果性
今は当然と言える交通マナー「シートベルト」、その着用率は警察庁の調べによると95%、高速道路上においては98.5%であったとのこと。シートベルトの非着用による致死率は着用の46倍、助手席同乗者については10倍、後部座席同乗者については4倍と、その着用義務の必要性はこの数字を見ても明らか。さて、このような着用率の向上にあっても、特に運転席や助手席にあってはシートに座る姿勢そのものに正しい姿勢を保てていないドライバーが多いことを懸念します。若いドライバーほどシートを後方に倒したり、のけ反るような運転を行っている姿はよく見かけ、せっかくの安全ベルトに効果性が失われるような姿勢は非常に危険です。
2008年12月19日(金) 評価
安全意識の向上にマネジメントとして紹介されているのが「PDCAサイクル」、「PLAN:計画」「DO:実施」「CHECK:評価」「ACT:改善」の安全サイクルのこと。社内に安全風土を構築するためには、特に「CHECK:評価」が大事と言うことで、評価にあっては安全対策だけでなく、顧客サービスに対しても重要なものと考えられます。最近、損保特約ロードサービスを行うアシスタント会社により、ドライバーアンケートなどが積極的に取り入れられています。現場における作業員のマナー、作業における丁寧さ、または言葉遣いなどなど、これら評価にあっては事業所の教育における貴重なチェック機能であると有り難く思う次第です。
2008年12月20日(土) 助け合い
社会保障とは国民の暮らしを支える最も重要な社会基盤、いわゆる国家の基本的な責任の一つと言えます。医療・年金・介護などなど、少子化または高齢化時代にこそ十分な社会保障制度と経済財政との整合性が大事。しかしながら、そこには「助け合い」という極めて大切なものがあることを認識している人は少ないようで、個人が自助・自立できない恐れのある場合には、特に行政が中心となって「助け合い」の精神を行っていくことが重要であると思います。これから年末にかけて、全国至る所で失業者が途方に暮れる日々が続くと考えられている今、この冬場に「助け合い」の精神がどれだけ実行実施されるかが問題となりそうです。
2008年12月21日(日) 医療・介護・福祉
今年は医療・介護・福祉サービスのニーズに応えるべき改革が大きく報じられた年であったかと思います。特に、緊急患者の受け入れ拒否など救急医療問題は深刻となっており、さらに今後において75歳以上高齢者の増大、家族介護力の低下、地域サポートの低下などによる医療・介護サービスの需要は増大されると予測され、これら需要に応えるサービス確保のための将来的な財源確保こそが重要な課題となること不可避。消費税アップなどの施策を将来的な改革手段に位置付けている国政にあっても、国民の理解をしっかりと得ることで、早く実施できるような議論に入ってほしいと願います。
2008年12月22日(月) 国益
非正規雇用の失業問題が年末になって大きく報じられています。すでに大企業にあっては数千人と言われる雇用が失われており、来春における新卒社員の就職先にあっても見通しの悪い現状であるとか。時代はこうした若年労働者における問題だけでなく、いよいよ迫る「団塊世代」の高齢化問題も含め、税を生み出す労働と、税が必要な医療福祉のバランスそのものに大きな懸念を抱くところにあり、一国は国内だけでなく外需も含めた国益の強化に重点を置いていかなければならないと感じます。
2008年12月23日(火) 矜持
「矜持(きょうじ)」とは自分の能力を優れたものとして誇る気持ちのこと。すなわちプライドのことであり、国政においても「矜持」という言葉がよく使われています。あの政党は矜持があるまたはないだとか、今の激闘する与野党にとって互いに攻勢する言葉としては正しいか否か。また、あの定額給付金問題にあっても、高額所得者が受給するに人間の矜持なる問題であるとも言われています。人は生きることの素晴らしさに対して自らのプライドを持つことが重要であり、国民生活そのものに直結した国政の議論において、「矜持」と言う言葉を何事にも利用することそのものにプライドのなさを感じます。
2008年12月24日(水) サンタ苦労する
「サンタ苦労する」などダジャレも現実味の話しとなったような今年のクリスマス。その商戦に意気込む百貨店やスーパーから聞こえてくる声は実に深刻そのもの。また、家庭における年に一度のプレゼントにあっても、今年は振る舞うほどの勢いではなさそうです。あの定額給付金はこの時期にこそ効果的であったであろう、そう思う国民も多いのではないでしょうか。給付される金額がどうこうではなく、使うために日頃訪れることの少ない百貨店や地元商店街に出向いていく気持ちを押し上げることこそが経済効果であって、国政を担う政治家や官僚にとってはあまりにも実感なきものかもしれません。
2008年12月25日(木) 瀬戸大橋の未来
いよいよ20世紀最大規模と言われた夢の大橋が本来の機能を果たすべく利用価値を見出すチャンスが訪れようとしています。瀬戸大橋通行料最大1500円に地元の声は1000円を要求し、年明けの国会で通過することとなれば休日等の通行料は大幅な値下げが実現されることとなります。特に四国にとっては観光振興が一躍するかもしれない要素を含む政策であって、新たな企業誘致の話題なども近い将来において浮上するかもしれません。早島(岡山県)から坂出(香川県)までたった40キロ程度の距離が今まで近くて遠かった道のりにおいて、その利便性をあらためて感じとれる時代は目前に迫ろうとしております。
2008年12月26日(金) もうすぐ新年
この時期になれば、従来ならば企業も個人もまた、来年に向けた新たな取り組み、または様々な抱負を考えていることではないでしょうか。しかしながら、目の前にあるのは空前の不況であって、これから益々と不景気になっていくような気持ちを抱いている人々は多く、社会全体が近年においては経験したことのないような新年を迎えようとしていると言っても過言ではないかと。どうやら全ては今までの行き詰まり、誰しも行き詰まったときこそ今まで以上の努力を行っていかなければならず、ひとり一人が勇気を持って新年を迎える準備をしなければなりません。
2008年12月27日(土) 流されない
世の中には、こうした不況感の中でこそ元気を出している人々がいることを様々な報道で学びます。その人たちに共通する特徴とは、決して周囲に「流されない」という気持ちを持っているってことでしょうか。また、流される前に自らが新たな流れを創造していくことも重要であり、いつまでも渦潮の中に立っていては巻き込まれてばかりとなってしまう。そこから少し離れたところで何かを感じ、そして何かを考えていくことこそが今回の不況から脱出するための方法であると思われます。
2008年12月28日(日) 土壌改良
ある農業の本に素晴らしい言葉(キーワード)を見つけました。そこに書かれていたものは、次の春に美味しい野菜を作るため「春が来るまで土壌改良をしよう」という言葉です。なるほど、企業もまた新たな商品やサービスを上手に育てるためにあっては、その商品やサービスをご提供するための教育に改良を重ねていかなければならないことに気付きます。社会経済もまた、今まで通りの基礎基盤では良質なモノ作りはできず、新たに基礎基盤を掘り起こし、次なる肥やしを丁寧にまき、汗を流して土壌改良を行っていかなければならないと感じます。
2008年12月29日(月) 荒波を前に
働く今の世代は不況の中にあり、されど次世代を担う子供たちは今日も笑顔がたえません。あと数日後、お正月になればお年玉を頂き、そのお年玉で欲しかったものを買うことができる。我々もまた、幼い頃には大人の社会に触れることなく、まさに純粋な気持ちで喜びや嬉しさを実感していたものです。あの頃もまた、オイルショックなどで日本経済は大きな打撃を受けていたに違いなく、それでも先人たちは乗り越える気持ちを忘れることなく、様々な波乱の時代を生き抜いてきたことでしょう。今まさに、我々自身が大人の社会で荒波を前に立ち向かう気持ちが大切です。
2008年12月30日(火) 百年に一度こそ
子供の防犯対策として普及し続けている「防犯ブザー」、子供たちが直面する危険を周囲に知らせ「身の安全」を守るためのもの。家屋に防火対策として設置されている「消化器」、火災発生の時に初期消火として「身の安全」を守るためのもの。車両に衝撃対策として装備されている「エアバック」、車両衝突の際にドライバーの「身の安全」を守るためのもの。このように、いざというときに「身の安全」を守るための道具や装備は様々なところで事前設置されているものの、国の政策にあっては国民の「身の安全」に対するスピーディな対応が事前に準備されていないことを残念に感じる年であったかと思います。例え百年に一度の危機であろうとも、ならば百年もの準備期間があると言うことであって、まさに直面した金融危機による今回の世界不況から中長期的な雇用や経済対策が真剣に議論されることを願いたいと思います。
2008年12月31日(水) 年越しにあたり
社会経済が混沌としている中、暦だけは新たな年を明日に迎えようとしております。誰しもが、夢と希望の持てる時代の訪れを信じて迎えた2008年も今日一日。迎える2009年、また同じ気持ちで年を越そうとも、その始まりは世界にとって非常に厳しい新年となりそうです。今年の煩悩を払うべく撞かれる107の鐘、そして年明けて一つの鐘が撞かれる時、その108つ目の鐘の音が夢と希望をのせて響き渡ることを念じたいと思います。